はたらきたい。 の商品レビュー
■仕事に/人生に悩んだときに読む本 ぐっときた。 本当に大切なこと、大切なひとは? まずがチャレンジして、ここが違うなって思ったら軌道修正して、ってのを繰り返していったら、どんどん大切なことが分かってくる気がする。 ・(板尾)会社におるってことは、ある程度、保証されてるわけで...
■仕事に/人生に悩んだときに読む本 ぐっときた。 本当に大切なこと、大切なひとは? まずがチャレンジして、ここが違うなって思ったら軌道修正して、ってのを繰り返していったら、どんどん大切なことが分かってくる気がする。 ・(板尾)会社におるってことは、ある程度、保証されてるわけで、それが逆に不安になるんじゃないのかな。今自分のおるところに将来が見えずに、辞めたときのために資格取ったりしている感じって、すごく不安ですよ、おそらく。 (浜野)消去法でいったらいいのかな、と思います。「これは違うんじゃないか」っつったら辞める。(天久)辞めてニコニコしてれば、何か仕事が来るんじゃないかな。(瀧)「辞めちゃった、どうしよう」となってる奴より、「辞めちゃったんだ~でね、でね」って言ってる奴の方が、何かあったら声掛けようという気になるもんね。 ・(天久)じつは僕も、新卒だったら就職したほうがいいと思いますよ、本当に。今の時点での社会の中で就職口を得ることによって、自分のポジションがわかるわけです。これまでの、学歴や性格からはじき出された、社会での結果が見えるんです。それが不満だったら辞めて、そこから始めればいいし。 ・仕事って、たぶん、自分の居場所を好きになることから始まるんだと思うんです。自分のいるところを好きになる才能に恵まれた人は、やっぱり、うまくいくんじゃないんでしょうか。逆に言えば、この場所を愛せないヤツは、よそを愛することなんかできないことが気がするんです。「自分の立ち位置を愛せなくなってどうするの?」と。(重松清) ・「どんなものがつくりたいですか」って言われると答えられないんだけど、嫌いなものは、はっきりしてます。これだけはやりたくない、これだけは嫌いだ、というのをはずしていくと、残ったものが自分の好きなものだっていうことですね。(葛西薫) ・「節目をデザインする」・・・(金井壽宏)人生の中の「節目」だけはきちんと自分でデザインして、そのあいだあいだは、偶然に任せればいい。いきおいに乗って、十分な努力もしてね。だから、第一志望の会社じゃなかったとしても、まずは「入ってみる」という選択をしてみたらいいんじゃないか、と思うんです。で、入って頑張ってみたら、思いもよらないチャンスもあるだろうし、単純に「おもしろい」かもしれない。頑張る姿はいつも美しいし、その姿が古くさくなることはありませんよね。(糸井)逆に、よっぽど今のままでは違和感があるな、と思ったら・・・。(金井)そのときには、次の「節目」が来ているんですよ。(糸井)そこでまた、デザインすると。(金井)そうです。つまり、迷ったり、悩んでいるよりも、まずは「きちんと歩く」、つまり頑張ってみることのほうが、全然大事だと思うんです。せっかく、ある企業から内定をもらったのに、その企業が自分に合ってるのかな、なんて迷うよりも、とりあえずは入社して頑張ったらいい。で、一年くらい頑張ってみた、でも、やっぱりだめだと思ったら、その人の場合は、最初のキャリアの節目が、けっこう早めに来たんだということ。 ・「何にも縛られずに自由でいたい」とみんな思います。それはとても大事だし、それでいいのですが「いったんはどこかに収まってみる」というのがなければ「それを壊してひとつ大きくなる」ことはできないのですよ!「額縁」は何度でも変えていいんです!(フランソワーズ) ・今から考えたってわかりゃしないよ。結果は結果だ。結果にこだわるから何もできなくなる。それがいちばん愚劣なことだ。(岡本太郎) ・「自分にとって、本当に大切なことってなんだとう。自分にとって、本当に大切な人って誰だろう。このふたつを本気で思っているだけで、いい人生を送れるような気がする。(糸井重里)
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就職論ですが、就職して一年経った今の自分にしっくりきてます。 仕事を含め、これからの生き方を改めて考えたくなりました。 就職や働くことをネガティブに捉えがちな人に、読んでもらいたい一冊。
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大学3回生の1月~3月に読むと、素直に入ってきます。 1つ1つの言葉が、将来の自分を描かせ、1枚1枚のページが、今の自分を受け入れられるようにしてくれます。 就職活動で悩んだ時に、もう一度読みたい本ですね。
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ヒントになる話が満載でした。インタビュー形式で読みやすいし。キーワードは「今まで大切にしてきたもの」
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「はたらくことってなんだろう」 という普遍的な問いから始まったという本書。 いわゆる“就職活動”に疑問を投げかけ “はたらくこと”を考える。 “新卒の面接をやる場合、 「君がさ、これまで大切にしてきたことって何?」 という、ものすごく概念的な質問で十分なんですよ。” この言...
「はたらくことってなんだろう」 という普遍的な問いから始まったという本書。 いわゆる“就職活動”に疑問を投げかけ “はたらくこと”を考える。 “新卒の面接をやる場合、 「君がさ、これまで大切にしてきたことって何?」 という、ものすごく概念的な質問で十分なんですよ。” この言葉はとても印象的だったし 実際、そうだよなと強く共感した。 就職活動のノウハウ本では決してないが ノウハウ本読むくらいならこの本を 100回繰り返して読むべきだと そう僕は思う。 何のために働くか? 今一度自分に問い掛けたい。
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働くということを正直に、真摯にそれに向き合ってある程度の答えを出してくれる。就職活動をしている人や、これからする人にはいいのかもしれない。ただ、全般的に表現の能力が乏しいが中身の優秀な人、基本的にいいやつ、あてに書かれている。なんだかんだそういう人は、どこかに紆余曲折はあれたどり...
働くということを正直に、真摯にそれに向き合ってある程度の答えを出してくれる。就職活動をしている人や、これからする人にはいいのかもしれない。ただ、全般的に表現の能力が乏しいが中身の優秀な人、基本的にいいやつ、あてに書かれている。なんだかんだそういう人は、どこかに紆余曲折はあれたどりつくもの。求人の絶対数が少なく、必ず誰かが間違いなくこぼれ落ちるこの就職戦線にあってはこのような理論も空しいもの。この中では、しりあがり寿の章が秀逸だった。真っ正直に経験と思ったことを話すその姿勢と内面の面白さ。あとのものは、あまり…。自分の大切にしているものはなにかって、それを今の段階で明確にできる人間はいーなーって思っちゃうほうの人間である自分はダメな派なんだろーなー。あと、永ちゃんとの対談もよかった。
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これは、就活や人生のハウツー本じゃない。 糸井重一も巻頭で述べている。 この本を開くのは、ちょっぴりどきどきする。 自分の心のやわらかいところを真正面から針でさされるようなあの、感じ。 「あなたが正しいと思っていることは、本当にそうなの?」 そう、私に問いかけてくる気...
これは、就活や人生のハウツー本じゃない。 糸井重一も巻頭で述べている。 この本を開くのは、ちょっぴりどきどきする。 自分の心のやわらかいところを真正面から針でさされるようなあの、感じ。 「あなたが正しいと思っていることは、本当にそうなの?」 そう、私に問いかけてくる気がするからだ。 それにも拘わらず、 「こんな私でも大丈夫だって、そう安心させてくれるような、何かピンとくるフレーズと出会えるんじゃないか」 そんな期待を抱きながらこの本を開いてしまうのだ。 そして、 「充実した人生」とか「こうする人間は人から慕われる」とか、そーいうのをいじいじと考えていた自分を鼻で笑える。 そして、 時間が答えを授けてくれることもある。 それに、笑い飛ばせるような人生が、私は好きだ。 と思わせてくれる。 よい出会いだったと思える本の一つ。 --------- 実は、ずっと前から読みたかった。 HPでは読んでたけど、書籍でも読んでみたかった。 結局、新装版で読んだけど、登録はこっちのままで。
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就活とかいう枠を超えて、久しぶりに"人生を豊かにしてくれそうな本"に出会った気がする。もし自分がいわゆる"就活のマニュアル本"を持ってたら、今すぐ破り捨てる。
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糸井重里といろんな人がはたらくこと、について対話を重ねた本。「わかってるんだけど、わかってるんだけど、うーん」という気分にならないこともないけれど、言ってる人の立場と経験が重みがある。まぁその分、その立場になったからこそ言えるのであれ、私にはそんな風には今はできないよ、という思い...
糸井重里といろんな人がはたらくこと、について対話を重ねた本。「わかってるんだけど、わかってるんだけど、うーん」という気分にならないこともないけれど、言ってる人の立場と経験が重みがある。まぁその分、その立場になったからこそ言えるのであれ、私にはそんな風には今はできないよ、という思いもあったりしますが… 本にもあるように、就職前に読んでおくのがタイミングとしてはベストかな。
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