はたらきたい。 の商品レビュー
何で働くのかなーとか、どんな働き方があるのかなーというヒントに。うん、はたらきたくなった。ちなみに一番面白かったのはみうらじゅんのコーナー。
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詳しい地図よりも、遠くの灯。 この年齢になって、そうだなぁと思うようになってきました。 より確実そうな、即効性のありそうなものは、一見役立ちそうに見える。役立つこともある。 けれども、長い時間をかけて心の底をあたためて、勇気付けてくれるのは、遠いけれども変わることのない、確かな...
詳しい地図よりも、遠くの灯。 この年齢になって、そうだなぁと思うようになってきました。 より確実そうな、即効性のありそうなものは、一見役立ちそうに見える。役立つこともある。 けれども、長い時間をかけて心の底をあたためて、勇気付けてくれるのは、遠いけれども変わることのない、確かな光。 はたらくこと。 私たちが生まれてくるずっと前から人々ははたらいていて、この先ずっと未来も人々ははたらいていく。 長く長く続く営み。 はたらくことは、生きること。 だからこそ、その根っこを支えるもの、 「あなたが大切にしていること」を認識して、心に抱き続けることが大切になるのだろうと思いました。
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はたらくことに疑問や不安があったが、春の雪解けのように、チロチロと不安や疑問が溶けていったように感じた。 また、一年後にでも。
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はたらくことについて、仕事について、糸井さんといろんな人の対談が詰まった一冊。出てくる人は、人材のプロ、漫画家、ミュージシャンなどなど。 この本を読んだからといって、いきなり面接に受かるようになるとか就職が決まるとかそんなことはないと思う。だけど、何となく心に引っかかっていたもの...
はたらくことについて、仕事について、糸井さんといろんな人の対談が詰まった一冊。出てくる人は、人材のプロ、漫画家、ミュージシャンなどなど。 この本を読んだからといって、いきなり面接に受かるようになるとか就職が決まるとかそんなことはないと思う。だけど、何となく心に引っかかっていたもの ー巷にあふれる就活に関するノウハウ本への抵抗感と、そうはいってもみんなやってるなら…と手にとってしまう自分自身との矛盾とかー そういうものがすっと流れていく、そういうことはあるかもしれない。
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45 だから会社員だったとしても「擬似フリー」の意識でいられたら、ずっと頭のなかがくるくる回ってくんだと思うんです。 糸井 64 きっと、今の時代の人たちって、自分のルールや法律がひとつで済んでる人はいないと思うんですね。自分のなかにふたつのルールを抱えて、何とかバランスを取っ...
45 だから会社員だったとしても「擬似フリー」の意識でいられたら、ずっと頭のなかがくるくる回ってくんだと思うんです。 糸井 64 きっと、今の時代の人たちって、自分のルールや法律がひとつで済んでる人はいないと思うんですね。自分のなかにふたつのルールを抱えて、何とかバランスを取っていかなきゃなんない。 糸井 75 つまり、迷ったり、悩んでいるよりも、まずは「きちんと歩く」、つまり頑張ってやることのほうが、全然大事だと思うんです。せっかく、ある企業から内定をもらったのに、その企業が自分に合ってるのかな、なんて迷うよりも、とりあえずは入社して頑張ったらいい。で、一年くらい頑張ってみた、でも、やっぱりダメだと思ったらその人の場合は、最初のキャリアの節目が、けっこうはやめに来たんだということ。そこでもういっぺん、考えたらいいんです。 金井 75 「何にも縛られずに自由にいたい」とみんな思います。それはとても大事だし、それでいいのですが「いったんはどこかに収まってみる」というのがなければ「それを壊してひとつおおきくなふ」ことができないのですよ!「額縁」は何度でも変えていいんです! フランソワーズ
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「じぶんにとって、本当に大事なことってなんだろう。 自分にとって、 本当に大切な人って誰だろう。 このふたつを、本気で思っているだけで、いい人生が送れるような気がする。」糸井重里 「考えてみれば、僕は就職することを恐れていた子供だった。 学校だけでもこんなに怒られるん...
「じぶんにとって、本当に大事なことってなんだろう。 自分にとって、 本当に大切な人って誰だろう。 このふたつを、本気で思っているだけで、いい人生が送れるような気がする。」糸井重里 「考えてみれば、僕は就職することを恐れていた子供だった。 学校だけでもこんなに怒られるんだから、 給料をもらって、仕事をする会社なんかはいったら、 どれだけ失敗して、どれだけつらい思いをするか・・・。 真剣にそう思って、布団の中で泣いたこともあったくらいだ しかし、そんな心配性の小学生も大きくなって、 すべったり転んだりしながら何十年も、 結構楽しく働いてこられた。 あの不安はなんだったんだろう。」 子ども時代、糸井さんのプロデュースしたRPG「MOTHER2」の世界観にどっぷり浸って、自分もいつかそんな冒険をするんだ!と思ってきていた。 でも、現実はそうはならない。 いつのまにか、ぼくもMOTHERの世界から離れて、やれ受験だ、勉強だ、塾だ、学校だ、とそういうつまらない日常から離れたくても離れられず、人間の世界の温度の低さに失望しながら、それでもそこから抜け出すことばかりを考えていた。 それは、同時に「自分の生きづらさ」の正体を突き止める作業でもあったのだけれども・・・。 だけど、とうの糸井さんは、「MOTHER」を作り出せるようなそんな素敵な素敵なものを自分のなかに持っているんだ!!!!! そして、そんな「おもしろいこと」をいつも作り続けて僕らにエールを送っている。 いままでの人生で、学校で、もう十分に「生きづらさ」「大変なこと」は味わいつくした。 「社会に出るとこんなもんじゃない。もっとつらいことばっかりだよ」「社会に出るといいことなんてひとつもない。」「学生は理想論ばかりで青い」「現実をみろ」と社会人がもっともらしいことを言ってくる。 ぶっちゃけ、そんな辛いのが「人生」「生きること」だったら、生きる意味なんてあるの? 一生懸命「さしあたり」生きるために生き続け、最後に待っているのは結局「死」でしかない。 それが人生ってものだ。 そんなのだったら、静かに自分の人生を終わらせてしまいたいなんてふと思ったりもした。 「どうせ死ぬんじゃん」 自分のいつも頭にあることってそういう「人生って何?」とか「人間の欲望って何?」とか、そういう大きくて、でもくだらないこと。 社会の歯車・・・いや、とっ変え可能な部品になって、結局その人の人生って何だったの?何か大きなことをやろうと思いつつ、何もできずに終わってしまうのが人生。 でも、もし、日本を変えるとか、革命を起こすとか大きなことが出来たとしても、どうせ死んでしまうわけじゃん。 その事実の前では、就活のテクニックだとか自己分析だとか、アピールだとか、そんな綺麗ごと、糞以外の何物にも思えなかった。 そんなこんなで、就活をする気になれず、一年考えることにした。 本当に大切なことは何だろう、と。 でも、本当は、「働くこと」ってとってもやりがいのあることなんじゃないかしら。幸せをつくることなんじゃないかしら。 この本をよんでそう思えてきた。 だって、現実にそういう大人もいるわけじゃん。 みうらじゅん氏のいきなり面接で、「好きなのは仏陀の十大弟子のアーナンダです。」には笑った。 「2500年の仏教の歴史に対して、20代やそこらのガキが考えることなんて鼻糞みたいなもん」 そうだよね! 就職より、もっと大きなものがある。 就職のための就活だけじゃなくて、もっと、もっと大きいものに触れた気がした。 自分にとって一番大切にしていること。 それは「MAN FOR OTHERS」と「笑顔」です。世のため人のため自分を使いたい。 その人生の「ミッション」さえ遂行できれば、あとは何をやろうが関係ないと思っています。 糸井さん本当に憧れてます
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2013.2.4 読了 良かった。対談形式だからスラスラ読み進む。働くこと全般について述べられており、著名人のこういう真面目な話って貴重ですね。矢沢栄吉さん、真面目で格好いい!メモしておこうと思って書き始めたら手が痛くなってしまった。大切にしていること、私はなんだろうか。
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大人になったら働かないといけないんだよねぇって言いながら大人になった気がする。もったいないことだ。 はたらくってどういうことか。 何をしてお客さんを喜ばせているのかっていうフレーズが本文中にあったけど、基本的な大事なことだなぁ。
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様々な職業の人たちからの仕事観、生き方みたいなものをまとめたもの。 一番心に残ったのは、矢沢栄吉の特集。 あれだけのスターも、色々と考えて、悩んでるんだなと知って、何か親近感が湧きました。 自分の生き方には自分で責任を持たないといけない。 自分の人生だから、自分の好きにして...
様々な職業の人たちからの仕事観、生き方みたいなものをまとめたもの。 一番心に残ったのは、矢沢栄吉の特集。 あれだけのスターも、色々と考えて、悩んでるんだなと知って、何か親近感が湧きました。 自分の生き方には自分で責任を持たないといけない。 自分の人生だから、自分の好きにしてもいいけど、決してあとで人のせいにしてはいけない。 その他にも、「キャリアの節目」や「あなたの一番大切なものは何ですか?」の話なども良かった。
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天下の糸井重里が就職論について取り組んだ!経営者、しりあがり寿、ピエール瀧、矢沢永吉などなどいろいろな職業というか、仕事というか、生き方を全うしてきた人たちとの対談を通して「働く事への意義」「つまり就職とは」「真摯な姿勢で仕事に取り組む事」など様々なテーマを描き出して行く。別に、...
天下の糸井重里が就職論について取り組んだ!経営者、しりあがり寿、ピエール瀧、矢沢永吉などなどいろいろな職業というか、仕事というか、生き方を全うしてきた人たちとの対談を通して「働く事への意義」「つまり就職とは」「真摯な姿勢で仕事に取り組む事」など様々なテーマを描き出して行く。別に、即物的に役に立つ事が描いてある訳じゃないけど、読みやすいし、気分転換にはもってこいだと思う。自身も社会人となって一年経つが、改めて自分が今している仕事について考え直すきっかけとなった。ちなみに、途中にあるみうらじゅんさんのショートインタビューが秀逸。
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