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この世界の片隅に(アクションC)(中) の商品レビュー

4.2

72件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

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2024/09/20

少しずつ戦況が悪化して、物資が不足していく。 会いたい人には、会えるうちに会っておかなければならない。

Posted byブクログ

2024/03/23

上巻に続き中巻に入る。今回は19年7月〜20年4月までが描かれている。上巻でも思ったのだが、戦争中という時代を描いているにも関わらずどこかのんびりとした雰囲気で、これまでに目にしてきた多くの作品との違いを感じた。 海岸を写生していて憲兵に間諜疑惑をかけられたり、食糧難に苦しめられ...

上巻に続き中巻に入る。今回は19年7月〜20年4月までが描かれている。上巻でも思ったのだが、戦争中という時代を描いているにも関わらずどこかのんびりとした雰囲気で、これまでに目にしてきた多くの作品との違いを感じた。 海岸を写生していて憲兵に間諜疑惑をかけられたり、食糧難に苦しめられたり、飛来した爆撃機と空襲警報に怯えたりもする。それでもやさしい絵柄のせいか、そこまでの息苦しさを感じることはなかった。

Posted byブクログ

2024/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

定期的に読み直す1冊? すずさんのほわ~んとした思考で戦争を忘れてしまいながら読んでいたら突然の飛行機の群れに現実をしる… みんな笑って生活したいし、幸せを当たり前に感じたいし、普通に生きたいし…普通に… 水原くん立派な男になりましたね。すずさんに会いに…最期の想いを伝えたね… 下へ… ぜひ〜

Posted byブクログ

2024/01/27

昭和19年7月から20年4月。 戦争激化による取り締まりが強くなってくる。 すずは街で迷子になり、遊郭の白木リンと友人関係になった。ひょんなことから、周作とリンが知り合いだったことに気づいてしまう。 また、幼なじみの水原哲が北條家に訪れた。すずと哲のやり取りから、二人が思い合って...

昭和19年7月から20年4月。 戦争激化による取り締まりが強くなってくる。 すずは街で迷子になり、遊郭の白木リンと友人関係になった。ひょんなことから、周作とリンが知り合いだったことに気づいてしまう。 また、幼なじみの水原哲が北條家に訪れた。すずと哲のやり取りから、二人が思い合ってることを周作は気づいてしまう。 日々の生活から、少しそれぞれの人間関係に焦点が当たり、どうなってしまうのか少しざわざわ。 でも、この本に出てくる人々はみんな、自分の生き方、情勢、周りの死などを客観的に見つめているような気配がある。 白木リンとすずの会話は、のんびりと穏やかで、でもなんだか本質をついているような気がするのだ。

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2023/05/02

呉に来て、知合いや友達が増えたのに…見てて、主人公すずに並んで私も気持ちがいっぱいになってしまいます。

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2022/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

平和だったこの世界に侵食してくる戦争。 敵機襲来の後から鳴る空襲警報に、慣れてしまうすずさん達。 敵機を物珍しく見ようと防空壕に入らずに亡くなり、死体を放っておかれた男性。 空襲の凄まじさはラジオでは知らされず、被害に遭った現場で初めて知る「空襲の被害は極めて軽微」の本当の姿。 コロナの一番最初の国の対応とどこか似ているのは、日本はその点ではあまり成長していないのでしょうか。

Posted byブクログ

2022/05/23

すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が。戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日...

すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が。戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を誠実に生きていく。

Posted byブクログ

2022/02/13

リンさんとの出会いと嫉妬。水原さんとの一夜。 自分とは違う世界で生きている人との繋がりが、少しずつすずさんの心の中に何かを積もらせてゆく。最初から触れ合わない人生だったら、そんな思いも抱かなかっただろうに。 うまく言えないけども、もやもや感がすごい。 水原さんには、どう接してあ...

リンさんとの出会いと嫉妬。水原さんとの一夜。 自分とは違う世界で生きている人との繋がりが、少しずつすずさんの心の中に何かを積もらせてゆく。最初から触れ合わない人生だったら、そんな思いも抱かなかっただろうに。 うまく言えないけども、もやもや感がすごい。 水原さんには、どう接してあげることが良かったのか。どう接して欲しかったのか。自分自身が一人の人間として生きていたという確信が欲しかったのかなぁ。 リンさんも、似たようなか思いを抱いているのではないかと感じます。 自分というものを見てもらえていない、という感覚。 いつか、そのままいなくなってしまうということを見つめたときに、水原さんは思い出の中の自分たちを求めて、リンさんは過去と未来へのこだわりを捨てたのかな、という気がする。

Posted byブクログ

2021/09/05

すずの性格が本当に良くて 読んでて嫌な気持ちにさせない。 戦争の頃の話しは、今考えると、普通ではないことがあの頃は当たり前だったのだと。 時代のどこを選んで生まれてきたか。 この時代の感謝できることに感謝したいと思った。

Posted byブクログ

2021/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ずっと戦争をやっている 誰と戦うのではなく ただ生きているだけでも 欲しいものが すぐに手に入らなくて 闇市があれば買えるのだけど その闇市も、ものすごい値段になってしまう 少しずつ少しずつ 近づいて ついに相手の飛行機が日常生活に見え始める 普通に生活している中で 相手の飛行機が見えているってことは どんな状態だったんだろう 国がどんな状態だろうと 世界が何をやっていようと 今を生きる 日常を 戦争って世界の前では片隅かもしれないけど ここも世界の中心 生きているのだから

Posted byブクログ