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この世界の片隅に(アクションC)(中) の商品レビュー

4.2

72件のお客様レビュー

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2011/07/17

こうの史代さんの新刊、購入。ただいま読んでいるところ。たしか、このシリーズが雑誌に掲載された頃に、ちらりと読んで、これは、単行本になったら、まとめて読もう、それまでのお楽しみ…と思っていた。昨年の今頃は、『夕凪の街…』が映画公開されていて、ブログの方に感想を書いた記憶。『夕凪の街...

こうの史代さんの新刊、購入。ただいま読んでいるところ。たしか、このシリーズが雑誌に掲載された頃に、ちらりと読んで、これは、単行本になったら、まとめて読もう、それまでのお楽しみ…と思っていた。昨年の今頃は、『夕凪の街…』が映画公開されていて、ブログの方に感想を書いた記憶。『夕凪の街…』が話題になって、その路線に近い大作の感じだが、こうのさんの持ち味は、とぼけた『ぴっぴら帳』とか『長い道』なども、いい味わいだと思う。さて、連載中に読んでいなかったぶん、『下巻』がまた楽しみだ。

Posted byブクログ

2009/10/08

昭和10年代から戦時中の、広島県に暮らす少女の日々の暮らしを描いた作品2冊目。 ここでは昭和18年から20年が描かれている。 少女はすでに成人して、人の妻として生きている。 が、天然さんなので(笑)大変な戦時中の生活の中に、楽しさを見いだしつつ(時々本人が笑いの種になることも(笑...

昭和10年代から戦時中の、広島県に暮らす少女の日々の暮らしを描いた作品2冊目。 ここでは昭和18年から20年が描かれている。 少女はすでに成人して、人の妻として生きている。 が、天然さんなので(笑)大変な戦時中の生活の中に、楽しさを見いだしつつ(時々本人が笑いの種になることも(笑))生きているところが、とても好きだ。 当時の風俗…生活習慣や食べ物、当時流行っていたことを、織り込みつつ描いているので、今は失ってしまった自分たちのオオモトを見ることができるのもいい。 こうの史代は『夕凪の町 桜の国』ではじめて知ったんだけど、個人の皮膚感覚を大切にしていた描き方にほれてしまった。 この『この世界の片隅に』も皮膚感覚は生きている。

Posted byブクログ