ぼくは落ち着きがない の商品レビュー
小ネタが多いけど、どれも好きだったかな。とりあえず一度もがっかりしなかった。こういうふうに、「みんな本当のことを言っているのかな」「演技をしてるみたいだ」「人って生きづらい」って感じている高校生がいるなら、とてもうれしいことだと思った。長嶋さんはずっと気になっていたので、もうちょ...
小ネタが多いけど、どれも好きだったかな。とりあえず一度もがっかりしなかった。こういうふうに、「みんな本当のことを言っているのかな」「演技をしてるみたいだ」「人って生きづらい」って感じている高校生がいるなら、とてもうれしいことだと思った。長嶋さんはずっと気になっていたので、もうちょっと読んでみよう。
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タイトルにひかれて読む。図書室を舞台に図書部員の日常がおさめられている。小さな事はちょこちょこと起こるけど、特にコレといった事件が起こるでもなく、淡々と進む。物語より、それを伝える言葉遊びの様なもの、つまりは文章表現でところどころクスリとさせられた1冊。雰囲気小説。
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読破してみての感想、無駄に時間を食った気がする。 別に良いのだ、さして何事も起こらず、時間経過やその場の雰囲気が細かに書かれている というのも。 いや、結構色々起こっているのだけど、単に最後までわたしが感情移入できずに読み終えてしまっただけか。
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タイトルにインパクトがあったんだけど、意味不明。主人公女の子だし。 面白い要素もいっぱいあって、それなりに面白かったけれど、いろんなことが不完全燃焼。
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期待していた感じ(『夕子ちゃんの近道』的な雰囲気)では全然ないんだけど、 入れ子構造的なのはそれほど好きじゃないんだけど、 物語の前半と後半で全然イロが変わってしまって、作品として洗練されていないんだけど、、、 それでも読み終わった後にすっきりとした気分にさせてくれるのは、やっ...
期待していた感じ(『夕子ちゃんの近道』的な雰囲気)では全然ないんだけど、 入れ子構造的なのはそれほど好きじゃないんだけど、 物語の前半と後半で全然イロが変わってしまって、作品として洗練されていないんだけど、、、 それでも読み終わった後にすっきりとした気分にさせてくれるのは、やっぱりこの作者の作品が好きということなのだと思う。 自分にあっているのだと思う。 みんな少なからず自分というものを演じている。 それに気付いてしまうことからくる違和感、孤立感。 演じることでうまく生きていけるけど、ホントは演じなくていいのが一番いい。でも演じないという演じ方もあるから難しい。
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図書部が集う図書室が舞台の青春小説。 図書部に所属するは勿論、本好きの若人たち。 図書館で働く人が本好きとは限らない。 図書部がすごくうらやましいです
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高校の「図書部」を舞台にした青春物語。活動は地味だが、高校生特有の会話のノリとか面白い。高校三年間ってほんと一瞬。当時はなにげなく過ごしていることが、大人になってすごく貴重に思えたりするんだろうなあ。
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なーんか語り手が気に喰わない なんでかなー?って考えた時 考え方が自分に似ているからだと言うことに気付いた うむ…
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初めて読む作家だとしたら★★★★☆かなとは思うんだけど、長嶋有であれば・・・・という感じでしょうか。ツボが面ではなく点なのが残念。常に面なのは前田司郎です。
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著者自身が、「若者向けだけど、大人になってから読んでも楽しめる小説」と語っていた一冊。本当にそのとおり。ものすごく読みやすい文章だけれど、やっぱり長嶋さんらしい!と嬉しくなることばに溢れていて、いろんなことばを頭の中にメモ。長嶋さんの文章、リズム、あのうまく言葉にできない気持ちや...
著者自身が、「若者向けだけど、大人になってから読んでも楽しめる小説」と語っていた一冊。本当にそのとおり。ものすごく読みやすい文章だけれど、やっぱり長嶋さんらしい!と嬉しくなることばに溢れていて、いろんなことばを頭の中にメモ。長嶋さんの文章、リズム、あのうまく言葉にできない気持ちやものごとをそのまま説明しちゃう感じがたまらなく好きです。
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