好き好き大好き超愛してる。 の商品レビュー
5で。超主観。一般性はほぼないと思う。まあ主観こそ批評の本質ってことで。 ふざけたタイトルと冒頭の名文章の時点で、俺の中では勝負が決した感じでした。 文章表現自体に勢いがあって好きだし、「パンを齧るのと一緒」とかに見られる要所要所の洞察もいい。 それから、巧也にせよ治にせよ、彼...
5で。超主観。一般性はほぼないと思う。まあ主観こそ批評の本質ってことで。 ふざけたタイトルと冒頭の名文章の時点で、俺の中では勝負が決した感じでした。 文章表現自体に勢いがあって好きだし、「パンを齧るのと一緒」とかに見られる要所要所の洞察もいい。 それから、巧也にせよ治にせよ、彼らの内省のあり方も好きだ。自分にとっての「自分のため」と「彼女のため」、彼女にとっての「自分のため」と「彼のため」、この全部が一致するような優しいものでありたいよな。って感じ。何言ってんのかわかるかなw 本作は多分また読む。佐々木妙子の章の意味が良くわからなかったってのもあるけど、色々深い話だと思うので。(「深い」とか感想として超「浅い」言葉で誤魔化しているけど、恥ずいから止むを得ないんだ。笑) 相変わらず意味不明な部分もあるが、舞城作品の中ではかなり一般受けするほうだと思うし、彼の作で人に勧めるならこれだな。あのエログロ小説作家を恋愛小説作家と思われる危険はあるが(笑)
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「愛は祈りだ。僕は祈る」と言う一文から始まる、愛すること、死ぬこと、暮らしていくことについてのお話。 大好きな人が死んでもちっとも終わらない、生きていく方は続いていって、生活していかなければいけない。 愛する人が死んでも、小説を書く、戦いに行く、生活を続けるということが祈りで愛...
「愛は祈りだ。僕は祈る」と言う一文から始まる、愛すること、死ぬこと、暮らしていくことについてのお話。 大好きな人が死んでもちっとも終わらない、生きていく方は続いていって、生活していかなければいけない。 愛する人が死んでも、小説を書く、戦いに行く、生活を続けるということが祈りで愛なのかなあと思った。
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好きな人の死と、小説家の話。 一人で広島にいる時に、雨宿りしながら読んでさみしくなった。 けいた さとこも読んだ。 さとこ
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うーん……。今までで一番読み応えがなかった作品。一番最初に舞城作品を読むならこれかもしれないけど、いくつか読んできて読むものではないな。
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不思議。もう構成がどうなってるのかすら把握できなくて、最初から最後まで作者に振り回されるのは、舞城さんの本では諦めつつあります。身を任せる、もうそれしかない。タイトルがアレですので、愛することとはどういうことなのか、を切々とつづると思いきや、恋人との付き合いを思い起こすことで、ま...
不思議。もう構成がどうなってるのかすら把握できなくて、最初から最後まで作者に振り回されるのは、舞城さんの本では諦めつつあります。身を任せる、もうそれしかない。タイトルがアレですので、愛することとはどういうことなのか、を切々とつづると思いきや、恋人との付き合いを思い起こすことで、または自分のふるまいを周囲に非難されることによって、「あいつが言うように自分はほんとは彼女を道具として扱っているのか」とか「愛していないのか」などと考えます。けれど、そこには悲しみや「また逢いたい」という切なさはあるものの、卑下や後悔や堕落はまったくない。つまり、そうじゃないことを自分の中で再認識する過程。「〜じゃないのか」→「いやそうじゃない」というはっきりした彼女への愛情が、絶対的にある。だから、タイトルを見て「重そう」とか「うざそう」なんて感じるかもしれないけど、読んでいてまったく苦痛じゃない。 恋愛にしても、友情にしても、自分の中で、「友情とはこういうもの」「恋愛とはこういうもの」だろうから、それにあわせるように、それに沿って行動する、なんてことがなきにしもあらず。たとえば、恋愛してるときに、一週間に一度はデートするのがしかりだとか、学校の移動教室のときに友人の支度を待ってしかりだとか、なんてことないようなことが、急に醒めた頭に「めんどくさいなあ」とふって沸くことがある。それは、自分が冷たい人間だから、冷めた人間だからだろうと思っていたけれど、もしかするとみんなに共通なのかもしれない。○○とは、××だから△△する、という枠組みに、すんなりはまるか抵抗するか。結局は、そうしたいからしているだけであって、ただの理屈というか、屁理屈なのだけど。 書いててわけがわからなくなった。舞城さんはやっぱりすごい。今までめんどくさくて蓋をしていた感情、それを考えてもさして得にならないから捨て置いて考えることをしなかったシコリが、ぴったり言葉で表現されていて、なんだかすっきりしました。あーこういうことだったんだ、と。
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17冊目。calicurated chaos。舞城に感情に伴う痛さを描かせたら随一だと思う、なんだか怖くて泣きそうになるけど、抗うすべなく惹かれるばかり。おかしいな映画化したらセカチューに成り下がりそうなのに。
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とってもインパクトのあるタイトルに惹かれて読んでみた。 初めての作家の本。 とってもナイーブな文学男子が書いた文章という感じがしました。 めずらしい作風だねえ。 村上春樹を意識しつつ書いている雰囲気だけど、なんだかちっともピンとこなかったよ。 アダムとイブの話以外は何...
とってもインパクトのあるタイトルに惹かれて読んでみた。 初めての作家の本。 とってもナイーブな文学男子が書いた文章という感じがしました。 めずらしい作風だねえ。 村上春樹を意識しつつ書いている雰囲気だけど、なんだかちっともピンとこなかったよ。 アダムとイブの話以外は何がなんだか。 もっとシンプルになれんもんだろうか?
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いやあ、もうスゴイ。見直しました。伝わらないし、誤解されるし、理解できないし、理解されないし、思いやりなんて保身や偽善かもしれないし、でも、生きるってことかしらね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2008/6/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2018/2/18〜2/19 1年ぶりの舞城作品。相変わらずぶっ飛んでいるが、こちらが歳をとったせいか、ついていけなくなったかも。手持ちの本で打ち止めかな。
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