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こどものころにみた夢 の商品レビュー

3.1

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    7

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2009/10/07

小説というか絵本というか。お話も絵もどちらもメインのようで。 豪華勢ぞろいな作家陣ですが、何かがもの足りなった。

Posted byブクログ

2009/10/04

★…3.5くらい。印象に残ったお話は →石田衣良「ガラスの便器」:突拍子のなさにウケてしまった。便器の選択=人生の選択っていうのがまた。確かに排泄という行為は生きていく中で絶対に必要な行為だけども。 →辻村深月「タイムリミット」:とても怖い世界。このお話、一冊の長編として読んでみ...

★…3.5くらい。印象に残ったお話は →石田衣良「ガラスの便器」:突拍子のなさにウケてしまった。便器の選択=人生の選択っていうのがまた。確かに排泄という行為は生きていく中で絶対に必要な行為だけども。 →辻村深月「タイムリミット」:とても怖い世界。このお話、一冊の長編として読んでみたい。 →西加奈子「ヘビ」:パピコで蛇を刺して攻撃!っていうのにえらくウケてしまった。可笑しいよ。 →長野まゆみ「衣がえ」:ゾッとした… →穂村弘「おしっこを夢から出すな」:自分はこういうネタ好きだからいいけど…苦手な人が読んだらどう感じるだろう、このお話(笑)寝うんこ人間て(笑)

Posted byブクログ

2009/10/04

タイトルの通り『こどものころにみた夢』を題材に12の作品があるのですが、 サッと読める物と、短いのになかなか読めない物がありました。 それはたぶん、ただ単に私の好みか好みじゃないかだと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

まさにタイトルがテーマのアンソロジー12話ですが、1話あたり数ページと短すぎ。その上期待していた作家の話は全てハズレでがっかりしました。 堀江敏幸の「ハントヘン」は不思議な雰囲気が素敵、長野まゆみの「衣がえ」は背筋がぞくぞくするホラーで、この2作だけが気に入りました。 作家ご...

まさにタイトルがテーマのアンソロジー12話ですが、1話あたり数ページと短すぎ。その上期待していた作家の話は全てハズレでがっかりしました。 堀江敏幸の「ハントヘン」は不思議な雰囲気が素敵、長野まゆみの「衣がえ」は背筋がぞくぞくするホラーで、この2作だけが気に入りました。 作家ごとに違った人が挿絵を書いていて、これらはみな素敵でした。西加奈子だけが自身で絵も描いており、やはりヘタウマで笑えます。

Posted byブクログ

2010/06/11

なんか想像してたのと違った。 前半は好きな作家さんが多かったけど、短短編ぐらいの短さですこしものたりない。

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2009/10/04

夢というお題で、それぞれ十二人の作家さんによる文章と絵のコラボ本だ。作家さんが豪華だったので、読んでみる。 人間は大抵摩訶不思議な夢を見るということが、よくわかり納得する。 島本理生さんの夢物語でふと立ち止まる。夢か現かよくわからない。夢という単語が一度でてくるだけだ。現実をうけ...

夢というお題で、それぞれ十二人の作家さんによる文章と絵のコラボ本だ。作家さんが豪華だったので、読んでみる。 人間は大抵摩訶不思議な夢を見るということが、よくわかり納得する。 島本理生さんの夢物語でふと立ち止まる。夢か現かよくわからない。夢という単語が一度でてくるだけだ。現実をうけとめるということに重きをおいた叙情的な物語だ。 堀江さんは個人的に大好きな作家さんであり、今回も凛とした文章で、まるでスナフキンの紀行文を読んでいるようだった。 穂村さんは穂村節で、自分も寝うんこ人間の仲間ということがわかり(とほほ)、辻村深月さんのスピード間がある夢に心が躍った。 おしっこをする夢は、子供の頃にだれもが見ているらしいということもわかった。 夢物語と絵のコラボということで、全体的にとても素敵な装丁になっている。暑くて眠れない夜のお友によい一冊だ。

Posted byブクログ

2009/10/04

豪華です。贅沢です。 大人のための絵本ともいえる。 総勢12名の作家によるアンソロジー。それぞれの話に合わせて挿画がカラーでついている。 西加奈子さんは自分で絵も描いているけど、あとはみな別々の画家の挿絵。 寝る前に子どもにお話を読んであげるかわりに、自分のために読む。 そんな...

豪華です。贅沢です。 大人のための絵本ともいえる。 総勢12名の作家によるアンソロジー。それぞれの話に合わせて挿画がカラーでついている。 西加奈子さんは自分で絵も描いているけど、あとはみな別々の画家の挿絵。 寝る前に子どもにお話を読んであげるかわりに、自分のために読む。 そんなちょうどよい分量のお話。 内容は夢にまつわるものばかり。 トイレやおもらしの夢がいくつかあるのは、きっと自分を思い出してもうなずけるはず。 なんで、子供の頃は夢で見たらそのまま本当にしていたんだろう? いつからそんなことしなくなったんだろう? 後はサスペンス風の夢。 私もよく見た。誰かに追いかけられて必死で逃げる夢とか、人類滅亡最後の日に家族で逃げ惑う夢とか・・・。 と、いろんな夢物語を読むうちに自分が昔見た夢を思い出していた。 それがおもしろかった。 今回初めて読んで気に入ったのが辻村深月さん。 どこにも夢だとは書かれていない。けど、夢の中で必死になる自分を感じた。 私の中のベストは西加奈子さん。 10頁ほどの短編にもかかわらず、私はほろっと泣きそうになった。 アンソロジーは幕の内弁当が好きな私の好みに非常にあう形態だと思う。

Posted byブクログ