こどものころにみた夢 の商品レビュー
当然のように柴崎友香と西加奈子目的で読んだ。 西加奈子はじょうずに書いてるけど、やっぱりテーマがあって書くと、おもしろいというよりじょうずに書いたって感じになる。 柴崎友香はとにかくよかった。絵が田雜芳一なのもとても合ってる。 期待してなくておもしろかったのは穂村弘。おもしろいっ...
当然のように柴崎友香と西加奈子目的で読んだ。 西加奈子はじょうずに書いてるけど、やっぱりテーマがあって書くと、おもしろいというよりじょうずに書いたって感じになる。 柴崎友香はとにかくよかった。絵が田雜芳一なのもとても合ってる。 期待してなくておもしろかったのは穂村弘。おもしろいって、笑えたっていう意味。
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最後の高橋源一郎先生の話が忘れられません。私も小さい頃に何度も同じ夢を見ていたからです。 テレビで見たものに影響されてその夢を見ていたのかと思っていましたが、この話を読んだあとに、同じ夢を見ていた人がいたんだと知って不思議な気分になりました。
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こどもの頃にみた夢をモチーフにしたアンソロジー。こんな夢をみたことがあるという話や、その夢にまつわる話だったり、まさに夢そのものの話が収録されていて面白かった。作家さんによって夢の捉え方もそれぞれで、いろんな捉え方ができるんだなあと思いました。それぞれの作家さんごとに、挿絵も変わ...
こどもの頃にみた夢をモチーフにしたアンソロジー。こんな夢をみたことがあるという話や、その夢にまつわる話だったり、まさに夢そのものの話が収録されていて面白かった。作家さんによって夢の捉え方もそれぞれで、いろんな捉え方ができるんだなあと思いました。それぞれの作家さんごとに、挿絵も変わり、とても豪華でした。
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タイトル通り、こどものころにみた夢をテーマに書かれる短編集。絵本を読んでいるような絵がかわいい。今まで読んだことのなかった作家さんの作品も読めるのは良かった。島本理生さん目当てで買いましたが、辻村深月さんのが印象に残りました。
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タイトルの『こどものころにみた夢』というテーマで、様々な作家さんたちが描くアンソロジー形式の物語。 テーマだけに、不思議な話や、共感できる話や、少し怖い話などいろいろ。 また、絵もそれぞれ違って楽しめる。 気に入った話。 ◆「男」角田光代さん・・・小さいころから夢に出てくる男が、夢を見るたびにどんどん近づいてくるという話。続きが読みたくなる、不思議だけどなんか完成してる感じがいい。 ◆「ヘビ」西加奈子さん・・・“ちほうしょう”のおばあちゃんと孫のヨウ君の話。ちょっと笑えて、ちょっと切ない。「ヨウ君はちっとも小さくなんてない」。 ◆「衣がえ」長野まゆみさん・・・服を変える=人生を変える?これは怖い、、、不思議すぎて正直よくこんな話を思いついたなと素直に感心。 面白い話もあったけど、予想よりも中身が充実してなかったので☆2つ。
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辻村深月さん目当てに手にとった本。12人の作家さんの短編が収められている。 「夢」がテーマになっているため、「世にも奇妙な物語」的な、不思議な感じの話が多いかな。個人的には、お目当ての辻村さんの『タイムリミット』、堀江敏幸『ハントヘン』、長野まゆみ『衣がえ』、西加奈子『ヘビ』が面白かった。 辻村さん以外はほとんど読んだことのない作家さんばかりのため、今後ほかの作品も読んでみたいな。
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こどものころにみた夢をテーマにしたリレー小説、ということになっています。 総勢12名の作家さん達がそれぞれ短編を提供。 いずれも人気作家の皆さんです。 それにしても同じテーマでもいろいろな作品になるものですね~。 恋愛小説からサスペンス、ホラー、アクション、SF、エッセイまで。...
こどものころにみた夢をテーマにしたリレー小説、ということになっています。 総勢12名の作家さん達がそれぞれ短編を提供。 いずれも人気作家の皆さんです。 それにしても同じテーマでもいろいろな作品になるものですね~。 恋愛小説からサスペンス、ホラー、アクション、SF、エッセイまで。 そしてそれぞれの作家さんの個性が、短編とはいえキッチリ入ってる感じがするのは見事です。 巻末には作家さんたちの代表作なんかも紹介されていますので、この短編集を読んで興味の湧いた作家さんの作品を読んでみるってのも良いかも・・と思いました^^。
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こどものころにみた夢」がテーマの連作集。といっても、それぞれの話がつながっているわけではありません。 テーマにしたがって、小説が書かれて、それぞれに画家をかえて挿絵が入れられています。 まず、企画がおもしろいと思いました。それぞれの話が短いのが惜しいですが、今まで読んだことのない...
こどものころにみた夢」がテーマの連作集。といっても、それぞれの話がつながっているわけではありません。 テーマにしたがって、小説が書かれて、それぞれに画家をかえて挿絵が入れられています。 まず、企画がおもしろいと思いました。それぞれの話が短いのが惜しいですが、今まで読んだことのない作者の作品も読めたので面白かったです。 とくに、石田衣良の作品がよかった。ほかの作品にも手を出してみたいと思います。
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いろんな味わいの夢があって読みがいがあった。 外れなく、どれも結構好きだった。 テーマが夢というのが私に合っているのかも。
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やさしい文章にやさしい挿絵が添えられていて、ページをめくる度にあたたかなきもちになる。読み応え、みたいなものはないけど、寝る前にちょっと読むのにちょうどいいかもしれない。
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