こどものころにみた夢

角田光代, 石田衣良, 島本理生, 阿川弘之, 辻村深月【ほか著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2008/06/11
• JAN: 9784062147651

商品レビュー

2025/01/04

わたしが読んだ本と装丁が違うような…？
なんしか、正方形の一段組の装丁で、挿絵もたくさんあるので児童書のようといえばそうなんやけど

こんな児童書、困るわ！

とは、思う。

なんちゅうか～～～～。
夢をテーマにすりゃ、そりゃこんなつかみどころのないというか、後味のすっきりしない作品ばっかりになるんかもしれん。それはそう。せやけども。

あと、夢＝おねしょから連想されるものも多いのか？　と、思ったり思わなかったり。

どうもわたしは、排泄系のネタはあまり好きじゃないみたいね。
何かを飲食しながら読書をすることが多いからかな。

角田氏はやっぱり面白った。著者の長編もちまちま読み進める2025年にしたい。

石田氏、結局初読やったかなあ。
（わたしが）若いころに読んだかなあ。
いやもう、せやからなぜテーマをそれにする？
あと、挿絵がなんかもう。ああそういうことですかって思うけど、どういうことでしょうねえ。

島本氏は最近読んでるな。
まあ、まだ、わかる。ちゅうか、さらっと書いてるバックグラウンドが
「重っ」
って感じの作家さんやったと思う。
穏やかな日常にたどり着いてるのはいいことなのに、なぜそこに「買ったパンがいまいちやった」と、いう描写を入れてくるのか、こういう作家さんは。おいしくてええやんか(笑)。

阿川氏、ある意味一番理解できる気がする。
普段はどういう作品を書いてはるんやろう。

辻村氏も最近読んだ。
ちゅうか、著者を読んで「別タイトルも読んでみるか」から、この本にたどり着いたんやったかな。
一口で言うなら

どういう世界なん！！！？

いや、夢。違う意味の夢か。短編なら読める。そんな感じかな。

久しぶりに読んだ西氏と、初読みの市川氏と堀江氏は、まあまあ、なんちゅうか…。
もうここまできたら多少の内容なら
「へえ」
と、読める。

わたしは夢に夢を見すぎなんか…。
堀江氏くらいわかりやすい童話テイストにしてくれたら
ああこれはおとぎ話なんやなあって読めるから、なんちゅうか、こう、わかりやすい（受け止め方が）。

あとは…。長野まゆみ氏も読んだことあったっけ、なかったっけ、て思ったかな。

もうちょっとこう、ドリームに近い夢な話を書く作家さんが参加してはってもよかったんちゃうの(笑)。

悪くないし、面白くないわけでもないけど（排泄ネタ除く）、わたしが思ってたのとは違うかった、ちゅうか、せやから、わたしは夢に夢を見すぎ説。

2024/04/28

タイトルに惹かれたのと色んな作家さんの作品が載っているので興味があり、読んでみました。夢を見ているみたいな不思議な感じのする作品も多く楽しめました。角田光代さんと長野まゆみさんの作品が良かったです。

2023/06/03

夢がテーマだからか、何作かトイレの話があって、寝てる時のトイレの夢ほど起きた時の怖さはないよな、と親近感が沸いた笑

取り留めのない、どこか不思議な話が多く、夢みたいにすぐ忘れてしまいそうな内容だった。