東京島 の商品レビュー
話の内容としてすごく嫌い。後味悪すぎてもう読み返したくない。 食パンは文明の象徴の食べ物ってところだけは納得。
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続きが気になって気になって、本を手放せなかった! 極限状態にさらされたときの人間の行動や、異常な精神状態がリアルに描かれていた。 ラストがまた良かった。 チキとチータはどちらの立場にもなり得た。一瞬の出来事で、人生に雲泥の差が生まれてしまったわけだ・・・。
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うーん。。。よくわからなかった 映画のほうが、まだブラックコメディとして楽しめたかも 映画から入ったからかな?
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これはまた・・・えぐい。ぐろい。こわい。 無人島に漂着した31人の男と1人の女。食欲と性欲と感情むき出しの6年間。怖いよう・・・食べ物はネズミとかヘビとかイモリとかだし、蚊やダニや湿気にやられまくりだし、服もボロボロ、髪も髭も伸び放題の生活。怖いよう・・・ その中でのトウキ...
これはまた・・・えぐい。ぐろい。こわい。 無人島に漂着した31人の男と1人の女。食欲と性欲と感情むき出しの6年間。怖いよう・・・食べ物はネズミとかヘビとかイモリとかだし、蚊やダニや湿気にやられまくりだし、服もボロボロ、髪も髭も伸び放題の生活。怖いよう・・・ その中でのトウキョウこと日本人と、ホンコンこと中国人の確執、女である清子をめぐる争い、とにかくどれもこれも、ぐろかった。 ただ、続きが気になったのも事実。これ、どうなるのーどうなるのーっ、て久しぶりに夜更かしして、がーっと読んでしまった。勇気出して、最後まで読めてよかった。
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桐野夏生「東京島」は、無人島に漂着した平凡な中年女性が、後に漂着した30人ほどの日本人や中国人の男の中で唯一の女性として争いの的となり、次第に「女王」のように君臨するようになるが……というあらすじ。主人公の女性「清子」は夫と共に漂流したのだが、次第に他の若い男たちと奔放なセックス...
桐野夏生「東京島」は、無人島に漂着した平凡な中年女性が、後に漂着した30人ほどの日本人や中国人の男の中で唯一の女性として争いの的となり、次第に「女王」のように君臨するようになるが……というあらすじ。主人公の女性「清子」は夫と共に漂流したのだが、次第に他の若い男たちと奔放なセックスを繰り返すようになる。「東京島」と名付けられた無人島では、清子だけでなく全ての者が本能をさらけ出す。暴力で支配しようとする者、一人で隠遁するもの、裏切る者、ゲイになる者、発狂する者……。サバイバル小説として読んでもおもしろいし、同時に純文学としても読める。ちなみに作者の桐野夏生は女性。名前と文章だけみると男性かと思う人も多いらしい。自分も、「OUT」が出て有名になってから長い間、男性だと思っていた。
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第44回谷崎潤一郎賞受賞作。 “32人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。いつまで待っても、助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か?いつか脱出できるのか―。食欲と性欲と感情を剥き出しに、生にすがりつく人間たち...
第44回谷崎潤一郎賞受賞作。 “32人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。いつまで待っても、助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か?いつか脱出できるのか―。食欲と性欲と感情を剥き出しに、生にすがりつく人間たちの極限状態を容赦なく描き、読者の手を止めさせない傑作長篇誕生! ”―帯より。 〔第1章〕 1 東京島 2 男神誕生(おとこがみたんじょう) 3 納豆風の吹く日 〔第2章〕 1 棄人 2 夜露死苦 3 糞の魂 〔第3章〕 1 島母記 2 イスロマニア 3 ホルモン姫 〔第4章〕 1 早くサイナラしたいです。 2 日没サスペンディッド 3 隠蔽リアルタワー 4 チキとチータ 5 毛流族の乱 〔第5章〕 1 有人島 久々に桐野夏生。単行本発売時に、平積みされてて気になってて、映画化を機にようやく購入(最近このパターン多いなぁ)。読む前に映画のキャスティング知ってたから、清子のイメージはずっと木村多江でした。 で、読了したら映画の劇場公開終了してた…。 この作品、実際にあった『アナタハンの女王事件』をモデルにして書かれているみたいですね。 裏切り・欲望・狂気…人間の本能的な部分が描かれていて、えげつない感じ。人間の本性って、コワいわぁ。 でも読後感は悪くなかった。ラストはちょっと意外な感じ。
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読んでどうせまたモヤモヤするのだろうな…と思ってしまっても桐野夏生さんの本を読んでしまいます。映画の広告は見たことがあって綺麗な女優さんでしたので内容の方も、無人島漂着、女は一人ってことで勝手に想像していたのですが、それとは全く違いました。人物が多く出てくるのですがそんな気にせず...
読んでどうせまたモヤモヤするのだろうな…と思ってしまっても桐野夏生さんの本を読んでしまいます。映画の広告は見たことがあって綺麗な女優さんでしたので内容の方も、無人島漂着、女は一人ってことで勝手に想像していたのですが、それとは全く違いました。人物が多く出てくるのですがそんな気にせずとも○○の人か、という感じで気楽に読めます。 無人島に漂流して色々あるのですが気になったのは自殺する人がいないことです。そんな希望を持てるものなのかなあ。
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漂着した無人島をトウキョウ島と名づけ、なんとか生きようとする人々の話。 人間の醜い部分、厭らしい部分が表立って渦巻き、目を背けたくもなりました。 こんなに卑しくなるものなのか、と。 物語としては面白いけど、好きではないかなぁ。
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オチ辺りがなんか一度じゃ理解し切れなかったけど、展開が読めなくて面白かった。人間むき出しな感じがイイ。
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実際女一人でこの状況になったとして、こういう手段以外どう生き延びるんだろ?と思うよ。とりあえず木村多江さんじゃ美人すぎるよねー。
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