夜市 の商品レビュー
2篇とも面白い 日常と隣り合わせにある非日常 彼岸には彼岸のルールがあり此岸のものは従うしかない 淡々と語られるあの世の情景 夜市と古道
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怖い夢から覚めた時のような読後感。夢から覚めるとその夢のことをどんどん忘れていくけど、夢の中で同じ場所を訪れると、「あ、ここは前にも来たところだ」とわかるあの感じ。それが夜市を訪れる感じかなと想像しながら読みました。
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訳の分からない小説だけど描写が綺麗だと思う。 ノスタルジックファンタジーとでも言うべきかホラーの要素はそれ程キツくないし独特な感性の作家さんだと思います。自分的には合わなかったかなぁ。
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ずっと気になっていた作品でした 情景が浮かんでくる幻想的な文章、そして不思議で切なく少し不気味な世界観、とても好きです! ファンタジーが強いのでホラーが苦手な人にもおすすめしたい作品です。 美しい世界観をありがとうございました 素敵な読書体験でした!
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ホラー小説に分類されてたから怖い話かと思ってたけど、物の怪とかオカルトチックなだけで怖い要素は無かった。むしろ、兄弟愛とか巡り合わせとか温かみのある内容。 同じ世界観の話2篇だったけど、どちらも違った良さがあった。
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不思議さ、不気味さ、不穏さ、そのバランスが絶妙なダークファンタジー。読みやすい文章なのに、ありありと情景が浮かぶ。美しい世界観を堪能した。
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百物語的な、不思議な読み味のホラー小説でした。 怪異は出てきますし、不気味さはもちろんあるのですが、「恐怖」とは少し違う、此岸と彼岸の境目を丁寧な風景描写で描き出した作品でした。
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夜市。展開は読めなかったけど、美しさを感じる文章と鮮やかな展開。 主題と思っていたところからこっちが本編?と思わずにいられない展開。 風の古道のラストも味わい深かった。
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ホラーは読めないけれど これはファンタジー寄りでそこまで怖くなく読めた。 ゾクゾクする怖さというより じっとりとした怖さ。
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一篇目「夜市」ホラーと言うよりファンタジーだな。きれいな物語だったけれど、ホラー大賞や直木賞候補と言われると、そこまでの作品かなあ、と思わずにはいられない。 二篇目「風の古道」読み始めた。うーん、もしかすると、この人ちょっと合わないかも……。たしかにどことなくノスタルジックなフ...
一篇目「夜市」ホラーと言うよりファンタジーだな。きれいな物語だったけれど、ホラー大賞や直木賞候補と言われると、そこまでの作品かなあ、と思わずにはいられない。 二篇目「風の古道」読み始めた。うーん、もしかすると、この人ちょっと合わないかも……。たしかにどことなくノスタルジックなファンタジーっぽいテイストなんだけど、ややもすると引っかからないというか。この跡のストーリー展開しだいなのだけれど。 ファンタジーには点が厳しいのかなあ。自分のなかでなんとなく「こういうの」という型が決まってしまっているのかも。もっと広い心で小説に接しなければいかんのかも。
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