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人生の100のリスト の商品レビュー

3.7

49件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2020/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ハリス氏が19歳の時に作った人生のやりたい事リスト。 なんだかんだと叶った事、実現した事もあれば、急遽入れ替えや、新たに浮上した項目もあり。 旅と恋と酒と音楽とギャンブルと、アートと自分探しと。 まぁずいぶん沢山のことをした人だ。 それと同時にヒッピームーブメントや小田実の「何でもみてやろう」ブーム、高度成長バブルの時期と青年期壮年期が重なった人たちの豪勢な遊びっぷりにも目を見張る。この世代の人たちって、いわゆる「いい時代」を遊び倒して下の世代に自慢する感じかなぁ。 個人的には、ちょっと羨ましい。 ページを繰っていると、メチャクチャやっているようで、ハリス氏の基本的な育ちの良さや、知性を感じる。 感じたことや思ったことをこれ以上ないくらい素直に語っているし、みっともない事もきちんと語れる。そこでこの破天荒な人生がちゃんと品を保っているし、包み隠さない率直さが彼のチャーミングなところだ。 英日バイリンガルであるハリス氏の、英語をカタカナにして挟んだそれっぽい文体も軽やかで、嫌味がない。そして日本語と英語の両方で生きてきた彼の言語能力の高さを感じる。さすが、バイリンガルコーディネーターやラジオDJをこなされていただけのことがある。英語で考えている人がストレートに日本語で語るとこうなる、というような、バイリンガル人の独特な言語世界が面白い。 私もリストを作ってみようかな、と思わされる本。

Posted byブクログ

2020/01/12

ちょっと人としてどうかと思う所業もあったりするけど、ほんといろんな事をやりたいようにやってきた人であることがうかがえて、羨ましい。

Posted byブクログ

2018/10/12

著者が10代のころに作ったという「人生でやりたいことリスト」を元にした自伝的エッセイ。 もし自分が10代の時に本書を読んだとしても、憧れたかもしれないが、同じような行動は取れなかっただろうと思う。 良い悪いは別にして、私が教わってきた社会通念から考えると、いわゆるアウトサイダ...

著者が10代のころに作ったという「人生でやりたいことリスト」を元にした自伝的エッセイ。 もし自分が10代の時に本書を読んだとしても、憧れたかもしれないが、同じような行動は取れなかっただろうと思う。 良い悪いは別にして、私が教わってきた社会通念から考えると、いわゆるアウトサイダー的な人生ということになるからである。(そんな著者のお父上が、英語ラジオ講座のJBハリス氏だったということも面白い。) ここにあるようなリストは作れないけれど、40歳なりの「人生でやりたいことリスト」を作ろうと思う。 各ページに挿入されている著者お気に入りの書籍やCDなどをパラパラ見ているだけで、雑貨屋を見ているような感じにさせてくれる。 マーケットプレイスの大手新古書店にて購入。これで状態「非常に良い」? 個人店の方が良心的だ。 [more] (目次) プロローグ ファッション・モデルと付き合う 1000冊の本を読む アマゾン川をイカダで下る イルカと泳ぐ 原宿に自分のサロンを作る ギャンブルでメシを喰う 映画を5000本観る エベレストを間近に拝む ヒッピーになる 南の島で放浪者たちの集うバーを開く 武道の黒帯を取る モロッコでポール・ボウルズの短編を読む 結婚する 映画で殺し屋を演じる 自伝を書く パリの「シェイクスピア・アンド・カンパニー」とサンフランシスコの「シティ・ライツ・ブックス」で本を買う ギリシャの島で小説を書く 人妻と恋をする ZEN寺で修行する バックギャモンの世界チャンピオンになる 貨物船に乗って『ロード・ジム』を読む 阿片窟で一夜を過ごす コルレオーネ村に代わって、『ニュー・シネマパラダイス』村を訪ねる セラピーを受ける ブックショップを開く 娼婦と恋をする 画廊を経営する 世界のすべての国と地域へと旅をする 氷河のオンザロックを飲む ラジオの番組を持つ 砂漠の朝焼けを見る 刑務所に入る 離婚する 映画を製作する 男と恋をする 自分の家を持つ 親父より有名になる 子供を持つ ヌードモデルになる 半生を旅人として生きる 作家、画家、ロックスター、映画俳優たちと対談する 旅人を主人公にした小説を書く 100のリストの本を書く 人生の100のリスト これからの人生の100のリスト 文庫版あとがき

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2018/09/25

よく、紙に書いた事は実現すると言う事を目にするが、この著書のリストも良い事も悪い事も実現していた事に、ある程度の信憑性があるのかと感じた。確かに、頭の中で思うよりは、書き出す事で意識しやすいと言う部分は大きいと思う。時間なんてあっ!と言う間に過ぎるし、もし何かしら実現させたいのな...

よく、紙に書いた事は実現すると言う事を目にするが、この著書のリストも良い事も悪い事も実現していた事に、ある程度の信憑性があるのかと感じた。確かに、頭の中で思うよりは、書き出す事で意識しやすいと言う部分は大きいと思う。時間なんてあっ!と言う間に過ぎるし、もし何かしら実現させたいのなら、このようにリスト化するのも良いかもしれない。

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2018/04/29

とにかく破天荒・波乱万丈。凡人にはとても真似できたものではないが、100のリストというアイディアは様々な形で利用できる有意義なアイディア。事業用ホームページからダウンロードできるようにした。

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2017/02/01

人生の100のリスト 蔦屋書店でふと目に入り、よくあるやらなければならない100のリスト系かなと思ったんだけど、読んでみると少し違った。著者自身が作った100のリストと、それに関する物語。リストも人生の教訓めいたものではなく、著者の生き様を表しているような自由奔放なものばかり。...

人生の100のリスト 蔦屋書店でふと目に入り、よくあるやらなければならない100のリスト系かなと思ったんだけど、読んでみると少し違った。著者自身が作った100のリストと、それに関する物語。リストも人生の教訓めいたものではなく、著者の生き様を表しているような自由奔放なものばかり。(いきなりファッションモデルと付き合うからスタート。) 1つ1つのリストとそれに関する物語を読みながら、人生は自由に楽しめるんだなという再認識。自分次第なんだよね。 自分の100のリスト、やってみたいと思った。

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2016/08/06

この先の人生でやりたいこと100個あげようと思ったら、20個くらいまではスムーズに出てきたけれど、以降が詰まり、たまたまこの本を手に取った。 終始、楽しませてくれる本だった。虹色のバンダナを頭に巻いて「よし!」と言っている姿、別の人生を歩んでいる愛する人の笑顔、到着ロビーでの我...

この先の人生でやりたいこと100個あげようと思ったら、20個くらいまではスムーズに出てきたけれど、以降が詰まり、たまたまこの本を手に取った。 終始、楽しませてくれる本だった。虹色のバンダナを頭に巻いて「よし!」と言っている姿、別の人生を歩んでいる愛する人の笑顔、到着ロビーでの我が子との再会。作者の100のリストを通して作者の半生を行ったり来たりするような体験だった。 面白くて前のめりで読み続けていたけれど、半分くらい過ぎたあたりから、ただ楽しいという感覚が失せて、次第に胸が苦しくなってきた。 作者が100のリストを書き上げた年齢より20歳近く年上の私は、この本を読みながら、自分がこれまで「やりたい」と思ったことを扱わずに無難に生きてきたような気がして、本を読めば読むほどその居心地の悪さに耐えるのが辛くなった。 終いには読む気になれなくなったが、それでも本を開いて読んでいくうちに深刻さが消えた。 この「やりたいこと」リストのように、人生もその時その時で、更新されていく。価値観、考え、思い、感情、欲しいもの、不安材料、関心ごと。日々変わる。 何の気なしに手にした本だったが、良い本を取ったと思う。この本をきっかけに、より本を読もうと思えた。私の人生の100のリスト作りも捗った。今を生きることの楽しさを発見して「やりたい」と思いついたり、気が変わったりしたらリストを更新して、時折そのリストを眺めて過去を振り返り、人生そのものを楽しもうと思う。

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2016/03/23

リストをパクって自分もリストにしようと思ってたが、年代や背景の違いかほとんど使えませんでした。固すぎなのかもだけど百人百様なんだと思う。

Posted byブクログ

2016/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以下抜粋。 僕は以前から、有名になるだけでなく、人に注目される人間、リスペクトされる人間になりたいと思い、いろいろとあざとい努力をしてきた。でもたいした成果は得られなかった。きっとそんなぼくの自意識過剰な努力を人は見透かし、煙たく思ったのだろう。~中略~でも、「エグザイルス」をオープンしてからというもの、ぼくの周りには人が群がってきた。~中略~この変化は一体なんだったのだろう。~中略~ぼくが「エグザイルス」という、当時話題のブックショップのオーナーだったから、ということもあっただろうし、その少し前にセラピストをやっていたので人の話を聞くのが比較的上手だったから、ということもあったかもしれない。でもそれだけではないような気がする。ノイローゼから立ち直って以来、ぼくは自分でもびっくりするぐらい元気になったが、「エグザイルス」をオープンしてからはもっと元気になった、怖いものは何もなかったし、人といるのが楽しくてしょうがなかった。誰とでもオープンに接することができたし、自然体でいられた。前のように、人に注目されたい、リスペクトされたいという気張りもなくなった。ただただ、元気な自分に戻れた喜びに満ち溢れていたのだ。このポジティブさが人を自然と引きつけたのかもしれない。~中略~人はやはり、ポジティブなオーラを発している人間の周りに集まってくるものなのだ。 ”思いつきでやってしまう。それがぼくの性分なのだ、”

Posted byブクログ

2016/01/10

人生、いかようにも楽しくできる。ということを教えてもらった気がする。 まだ遅くない。リストを作ろう。

Posted byブクログ