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子どもたちは夜と遊ぶ(下) の商品レビュー

4.1

613件のお客様レビュー

  1. 5つ

    214

  2. 4つ

    225

  3. 3つ

    115

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    6

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2019/01/16

「浅葱、もう少しで会える」『i』は冷酷に二人のゲームを進めていく。浅葱は狐塚や月子を傷つけることに苦しみながら、兄との再会のためにまた、人を殺さなければならない―。一方通行の片思いが目覚めさせた殺人鬼『i』の正体が明らかになる。大人になりきれない彼らを待つ、あまりに残酷な結末とは...

「浅葱、もう少しで会える」『i』は冷酷に二人のゲームを進めていく。浅葱は狐塚や月子を傷つけることに苦しみながら、兄との再会のためにまた、人を殺さなければならない―。一方通行の片思いが目覚めさせた殺人鬼『i』の正体が明らかになる。大人になりきれない彼らを待つ、あまりに残酷な結末とは。 《ブックデータベース より》 《2010年5月31日 読了》

Posted byブクログ

2010/05/27

結末は予想できていたはずだが、やはり読むと切なくなった。 すれ違い、浅葱が犯してしまった間違い。 行為だけを見たら、許されざるべきものなんだけどな…。 月子と浅葱、幸せになってほしいなあと思ってしまう。 辻村氏の作品はつい読み終えたら、また読み返したくなるものが多い。 長いので躊...

結末は予想できていたはずだが、やはり読むと切なくなった。 すれ違い、浅葱が犯してしまった間違い。 行為だけを見たら、許されざるべきものなんだけどな…。 月子と浅葱、幸せになってほしいなあと思ってしまう。 辻村氏の作品はつい読み終えたら、また読み返したくなるものが多い。 長いので躊躇したくなるが。 でも、再読すればまた違った読み方ができると思う。

Posted byブクログ

2010/05/20

月子ちゃんと浅葱の関係がとても切ない。関係性の種明かしはビックリしたけど、事件の真相は…長すぎてよくわからず。事故って何だよー納得できん。

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2010/05/18

下巻を読み始める前、めずらしく推理めいたことをしてみた時に、ふと思いついた彼の正体。ミステリーとしては反則に分類されるだろう、そのロジックは、見事に的中してしまったけれど、不思議と心では納得がいった。殺人を繰り返す彼を憎むことができず、むしろ悲しさや切なさを感じてしまったのは、辻...

下巻を読み始める前、めずらしく推理めいたことをしてみた時に、ふと思いついた彼の正体。ミステリーとしては反則に分類されるだろう、そのロジックは、見事に的中してしまったけれど、不思議と心では納得がいった。殺人を繰り返す彼を憎むことができず、むしろ悲しさや切なさを感じてしまったのは、辻村さんの丁寧な心理描写に寄るものが大きい。 「ああ、この人はこんなに弱くてかっこ悪いんだ」  月子の「好きになってしまった」理由は、そのまま、わたしの理由だ。少しの希望を感じさせるエピローグに、作者自身の「彼」や「彼女」への愛を感じた。苦しく切ない物語。何度も再読したい。

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2010/04/27

擦れ違わなければ違ったのに。でも擦れ違って良かったんじゃないかなとも思う。 辻村さんは小説を書くのが巧いなぁ。

Posted byブクログ

2010/04/23

下巻の表紙は、浅葱色。 どうして誰も、俺を選ばない。 浅葱の孤独と痛々しさが詰まった下巻。お願いだから助けてあげてって月子に祈りたくなる展開は、残酷な終末を迎える。 生きることに手を抜いてはいけない。

Posted byブクログ

2010/04/18

人間離れした感情を持っている・・・と見せかけて、やっぱり人間らしい。 この先がいろいろ想像したくなる、作品です。

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2010/04/06

中途で心動かされるものはあったし、泣いたり笑ったり驚いたりもできた。 登場人物の不器用さに傷ついたり悩まされたりもした。 けれどまだこの物語と自分の思考との折り合いがついていない。 何かを見落としているような、まだ読み取れる機微があるんじゃないか。 いつかは分かる時が来るのかな...

中途で心動かされるものはあったし、泣いたり笑ったり驚いたりもできた。 登場人物の不器用さに傷ついたり悩まされたりもした。 けれどまだこの物語と自分の思考との折り合いがついていない。 何かを見落としているような、まだ読み取れる機微があるんじゃないか。 いつかは分かる時が来るのかな?

Posted byブクログ

2010/04/04

上巻と同じテンションのまま終わってしまった印象。 この長さにする必要があったのかは疑問だなぁ。 終わりかたは賛否両論だと思いますが、個人的にはいまいち。 んー。イマイチ人気のある理由がわからない。 ミスデリとしてもいまいち。 恋愛ものも見ても、んー。 やっぱり人物設定が極端...

上巻と同じテンションのまま終わってしまった印象。 この長さにする必要があったのかは疑問だなぁ。 終わりかたは賛否両論だと思いますが、個人的にはいまいち。 んー。イマイチ人気のある理由がわからない。 ミスデリとしてもいまいち。 恋愛ものも見ても、んー。 やっぱり人物設定が極端すぎで、感情移入しにくい。 ただ、この作者さんはまだ一冊目なので、他の作品も読んでみたいと思います! あ、カバーの、絵はすごく好き。

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2010/03/28

帰省の飛行機・電車で読んだ本。あの厚さで上下巻って・・・・、って思うくらい長いストーリーですが、割とすんなり読めてしまいました。人殺しをすることに対する主人公の罪の意識や、登場人物たちが描かれた部分は結構面白いと思ったのですが、ミステリーとしては微妙だなあと思ったので星3つ。もう...

帰省の飛行機・電車で読んだ本。あの厚さで上下巻って・・・・、って思うくらい長いストーリーですが、割とすんなり読めてしまいました。人殺しをすることに対する主人公の罪の意識や、登場人物たちが描かれた部分は結構面白いと思ったのですが、ミステリーとしては微妙だなあと思ったので星3つ。もう一回読みたいとは思わないかな。

Posted byブクログ