グーグルに勝つ広告モデル の商品レビュー
マスメディアとYahoo!がアテンションを獲得するための広告ツールであるのに対し、Googleがインタレストを獲得する広告ツールであるため競争の土台が違うことおよび、アテンションの獲得を狙うマス広告は既にゼロサム的な全体の総量が広がらない状況に陥っていること既に多くの書が、そのト...
マスメディアとYahoo!がアテンションを獲得するための広告ツールであるのに対し、Googleがインタレストを獲得する広告ツールであるため競争の土台が違うことおよび、アテンションの獲得を狙うマス広告は既にゼロサム的な全体の総量が広がらない状況に陥っていること既に多くの書が、そのトーンの好き嫌いは別として語っているがそれを冷静に整理している点は良い。 ただ、タイトルの『グーグルに勝つ広告モデル』が現在のテレビのみを対象として考察されており、違う提案を期待していた読書には物足りないと感じられる。 いまだにテレビがそれなりのパワーを維持していることはわかっているが、世の中の総PVが伸び悩んでいる現状に鑑み、『グーグルに勝つ』Webサービスを期待して損したという感じ。
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2008/6 今のトレンドにあった、正統的な広告論。これは褒め言葉でなく、ありがちな論をあたかも新しい理論のようにデータや実例で飾っているだけのものと言える。これだけ広告論・メディア論が溢れている状態だからこそ、独自の切り口を持っていないとそれこそ情報の山にすぐうずまってしまうと...
2008/6 今のトレンドにあった、正統的な広告論。これは褒め言葉でなく、ありがちな論をあたかも新しい理論のようにデータや実例で飾っているだけのものと言える。これだけ広告論・メディア論が溢れている状態だからこそ、独自の切り口を持っていないとそれこそ情報の山にすぐうずまってしまうと思われる。
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マスメディアの本質をアテンションの卸売業として捉え、マスメディアはアテンションの総量の中で 確保できる領域がインターネットの発展に伴い減少してきている状態に危機感を持っている。 特にテレビにフォーカスして議論を展開している。 定義の仕方とか話の運び方はさすがコンサルと思ったけれ...
マスメディアの本質をアテンションの卸売業として捉え、マスメディアはアテンションの総量の中で 確保できる領域がインターネットの発展に伴い減少してきている状態に危機感を持っている。 特にテレビにフォーカスして議論を展開している。 定義の仕方とか話の運び方はさすがコンサルと思ったけれど網羅的過ぎて結論があいまいだったのと、 マスメディアが民主主義の礎であり、インターネットのコミュニティに見られる限られたインタレストの 集団が社会に対して無関心となっているといった問題意識を持っているのに違和感を感じた。
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思ったほどでもなかったなー でも、広告も出るとしては 4代メディアとかとも比較していて面白かったかなー 卒論の何かになるかと思ったけど、 これ以上の想像はできなかったーwww
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今までマーケティングフォーラムやアカデミズムの場で提案されていた次世代マーケティング論が、ある程度の具体性を持って書籍に、新書にまでなり始めた一例。タイトルの「googleに勝つ〜」はキャッチのための表題にとどまるか。「googleを前にして既存4マスが互角に戦うには」論を各媒体...
今までマーケティングフォーラムやアカデミズムの場で提案されていた次世代マーケティング論が、ある程度の具体性を持って書籍に、新書にまでなり始めた一例。タイトルの「googleに勝つ〜」はキャッチのための表題にとどまるか。「googleを前にして既存4マスが互角に戦うには」論を各媒体毎に展開する。最後にマスメディア必要論やクリエイター・コンテンツ論を展開して、クリエイターたちへの応援歌となっている。
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