グーグルに勝つ広告モデル の商品レビュー
まず、タイトルと実際の内容に乖離がある。 グーグルについてはほとんど触れられず、既存の4マスメディアの特徴についてかなりのページが割かれている。 ただ、4マスの分析についてはかなりロジカルに分析されていて、勉強になった。
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ブックオフをぶらぶらしてて、タイトル見て即買っちゃった本。東大法学部の歴史でも書かれてるのかな、それなら知ってても悪くないかな、と思った。 最初は東大法学部の歴史が書いてあった。日本を成長させる官僚を養成する学校だったんだって。 それがだんだんそうじゃなくなってきた・・・...
ブックオフをぶらぶらしてて、タイトル見て即買っちゃった本。東大法学部の歴史でも書かれてるのかな、それなら知ってても悪くないかな、と思った。 最初は東大法学部の歴史が書いてあった。日本を成長させる官僚を養成する学校だったんだって。 それがだんだんそうじゃなくなってきた・・・。官僚たちの夏みたいな時代じゃなくなってきて、官僚の魅力が薄れてきて、学生の質も落ちてきて・・・・。といった流れ。途中からはかなーり厳しいことかかれています。ちょっとへこむ。 でも昔の学生の様子とか知れるしいいと思った。途中多くのOBも登場するからOB訪問している気分になるし。昔はゼミに入れる人は3人に1人だったらしい。昭和までは2類が一番多かったらしい。 自分たちが無批判に受け入れている体制を批判的な視点から書かれた本を読むことでまた違った感じで見ることが出来る。自分が批判されているような気がして身が引き締まった。 そして、大学だけじゃなく、官僚制にまで突っ込んでいくところはすごい。当然なのかもしれないけれど。 とにかく、東大法学部の人には読んでほしいな、すぐ読み終わるし。貸します。
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2011.06.22 開始 2011.06.23 読了 3年前の著書。 3年前であれば有用だったのかもしれない。こうして考えてみても、現代の情報化社会の進化スピードの異常さが分かる。
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この本ではグーグルに勝つための広告の方法ではなく、先細りしていくその他のメディアによる広告がインターネットによる広告とどう住み分けして生き残る方法が紹介されていました。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌ごとにインターネットと比較して広告にどんな特性があるのか、どんな人が広告を受け取るのか...
この本ではグーグルに勝つための広告の方法ではなく、先細りしていくその他のメディアによる広告がインターネットによる広告とどう住み分けして生き残る方法が紹介されていました。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌ごとにインターネットと比較して広告にどんな特性があるのか、どんな人が広告を受け取るのか、どこでどのように受け取られるのかなどが挙げられていました。それぞれが得意とするところでインターネットと差別化をはかり、広告していく方法がかかれていました。 普段何気なく目にしている広告にもどんな意図があるのか考えてみるのも面白いのではないかと思うようになりました。また情報を発信するようなことがあった時、どのメディアを選択するのが効果的か深く考えていきたいと感じました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
正直、広告業界全般に関して知識をつけたいというか、全容を漠然と捉えたい人にとってはいいかもしれないです。 でも広告業界に対してよりも、グーグルに対して関心がある人にとってはこの本は想像をしている内容のものとは違うと思います。 内容は本当に正にそれぞれのメディアに関しての広告モデルの説明と作者の意見、今後の方向性や必要とされているものなどについて書かれているものです。
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[ 内容 ] 「テレビCM崩壊」「ネットに飲み込まれるテレビ」「新聞の役割は終わった」「広告代理店は生き残れない」など、マスメディアにおけるビジネスモデルの危機が喧伝されている。 実際、2007年にはインターネットの広告費が雑誌の広告費を抜いた。 加えてテレビ、新聞、雑誌、ラジオ...
[ 内容 ] 「テレビCM崩壊」「ネットに飲み込まれるテレビ」「新聞の役割は終わった」「広告代理店は生き残れない」など、マスメディアにおけるビジネスモデルの危機が喧伝されている。 実際、2007年にはインターネットの広告費が雑誌の広告費を抜いた。 加えてテレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスコミ4媒体広告費がいずれも前年割れしたのに対して、インターネットの広告費は124・4%の伸びを示した。 このような状況で、既存のメディアはどうビジネスモデルを変えればいいのか? またインターネットを有効活用するには? 新進気鋭のコンサルタントが、その道筋を明確かつ具体的に提示する。 [ 目次 ] マスメディアの本質は「注目=アテンション」の卸売業 アテンションのゼロサムゲームから脱却できるか? マスメディアの競合としてのインターネットメディア分析 4マスメディアvs.インターネット テレビvs.インターネット オンデマンドポイントキャスト事業の提言 ターゲットメディアとしてのラジオの確立 情報のコモディティ商戦から新聞は抜け出せるか ネットとの差別化に特化する雑誌 合従連衡によってプレイヤーの数を減らす なぜ、それでもマスメディアは必要なのか コンテンツ論 マーケッターに求められるパラダイムシフト [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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マスメディアが戦場にする注目市場(視聴率のようなもの)の絶対数は増えないため、単純に人口の減少している日本では各メディアの注目つまりアテンションは減るため、マスメディアの売り上げが減っていく。
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グーグルに勝つとか書いているからてっきりインターネットビジネスでグーグルに勝つのかと思いきやまったくそうではありませんでした グーグルのような巨大企業がインターネット社会で活躍しているのに対して従来までのマスメディアがどのような方法を取ればいいのかについて書かれています 正直...
グーグルに勝つとか書いているからてっきりインターネットビジネスでグーグルに勝つのかと思いきやまったくそうではありませんでした グーグルのような巨大企業がインターネット社会で活躍しているのに対して従来までのマスメディアがどのような方法を取ればいいのかについて書かれています 正直言って書かれてる内容はそれほどすごくもなくまぁそうだなって思える程度のアイデアです しかしそれを説明するためのわかりやすさが半端ありません 丁寧にどうしてこういう考え方をすべきかが書かれており、こういうことを書ける人がコンサルタントに向いているんだなと思います 広告業界は今までにないほど群雄割拠の時代ですが、各企業がどのように考えていかなければならないか それを考えるための出発点としてこの本を読むのは最適ではないかと感じました
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「テレビCM崩壊」「ネットに飲み込まれるテレビ」 「新聞の役割は終わった」「広告代理店は生き残れない」など、 マスメディアにおけるビジネスモデルの危機が喧伝されている。 実際、2007年にはインターネットの広告費が雑誌の広告費を 抜いた。 加えてテレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスコ...
「テレビCM崩壊」「ネットに飲み込まれるテレビ」 「新聞の役割は終わった」「広告代理店は生き残れない」など、 マスメディアにおけるビジネスモデルの危機が喧伝されている。 実際、2007年にはインターネットの広告費が雑誌の広告費を 抜いた。 加えてテレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスコミ4媒体広告費が いずれも前年割れしたのに対して、インターネットの広告費は 124.4%の伸びを示した。 このような状況で、既存のメディアはどうビジネスモデルを 変えればいいのか? またインターネットを有効活用するには? 新進気鋭のコンサルタントが、その道筋を明確かつ具体的に 提示する。 専門用語が多くて読みにくいですが、 かーなーりおもしろい本です。 特にグーグルとヤフーの違い。 グーグルはインタレストを売ってるから単価が高い=儲かってる。 一方ヤフーが売ってるのはアテンションだから単価が低い。 やっぱグーグルは発想が違います。 今はアテンションを奪い合うゼロサムゲーム化になっていますが、 「ゲームの単位を増やす」か「ゲームの単位を変える」ことを すれば、非ゼロサム化=市場の拡大は可能だと思いました。 そして今後は「不特定多数にウケるのではなく、ターゲットを しぼった広告や商品」が重要なのだと分かりました。 そのほうが単価を高く設定しても買ってくれる可能性が高く なるからです。 これからメディア業界を目指す人以外にも ぜひ読んでほしい、ビジネスヒントがいっぱいの 一冊です。
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タイトルと内容が大幅に乖離している 主な内容はマスメディアの現状分析と、今後について。 ・視聴者のニーズにあわせてターゲティングの制度をあげ、アテンション、ひいては広告単価を上げるオンデマンドポイントキャスト ・過去コンテンツの利用 ・シニアをターゲットとして捉え直すAMラジ...
タイトルと内容が大幅に乖離している 主な内容はマスメディアの現状分析と、今後について。 ・視聴者のニーズにあわせてターゲティングの制度をあげ、アテンション、ひいては広告単価を上げるオンデマンドポイントキャスト ・過去コンテンツの利用 ・シニアをターゲットとして捉え直すAMラジオ などなどマスメディアコンテンツの方向性に関しての提言は示唆に富んでいる。 雑誌LEONの事例(ターゲットと読者層をあえてずらすマーケティング戦略)は非常に興味深かった。 ただ、終盤のマスメディア存続論は多少強引に感じる。インターネットが民主的というより、アナーキーであることは同意できるが、一方的に情報を押し付けるマスメディアが民主的であるとは言えないだろう。 マスメディアの重要性がインターネットなどのソーシャルメディアの台頭により低下しているのは事実であるが、今後はいかに、補完的な関係を気づいていけるかが重要なのでしょうか。
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