セリヌンティウスの舟 の商品レビュー
石持浅海に出会った本。 トリックだけじゃなく、人間関係をバックボーンとして重視しているところが好きです。 ただ、主人公がみんなあまり魅力的じゃない気がして あまりのめりこめず。 でもストーリーは面白いし、引き込まれます。
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ダイビングの遭難事故で生還した6人はその日以来、信頼の強い絆で結ばれた。その中の一人が6人で集った夜に自らの命を絶った。遺された5人は彼女の死に隠された謎について推理を始める。
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「納骨式の後集まらないか?」その言葉で集まった五人。 石垣島で大時化の海で遭難しそうになった六人の一人美月が自殺した。 この遭難事故により固い絆で結ばれた六人だった。 六人は、ダイビングに行く時は一緒に行くようになり、帰りに一緒に飲んだりする仲間だった。 その日もいつもの...
「納骨式の後集まらないか?」その言葉で集まった五人。 石垣島で大時化の海で遭難しそうになった六人の一人美月が自殺した。 この遭難事故により固い絆で結ばれた六人だった。 六人は、ダイビングに行く時は一緒に行くようになり、帰りに一緒に飲んだりする仲間だった。 その日もいつものように飲んでたのだが、五人が眠ってる間に美月は、青酸カリを飲み自殺をしたのだった。 集まった五人は、彼女の自殺について話し始める。 そして、彼女の死に不審な点を見つける。 彼女の死に隠された謎について推理を始める・・・。 ルールは、一つ信じる事。 悪意が存在しない論理合戦の小説です。 これは、上手いの一言ですね 一つの部屋で話し合う論理の押収は、どこか影が見え隠れしてます。 ちょっと暗くても大丈夫な人はお勧めです
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いい感じなんだけど、ちょっと中盤以降、中だるみしてしまい残念。 でも、基本的に非常に面白いので、ぜひ最後まで読んでもらいたいです。 もうちょいだったかなぁ。
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底の見えない小さな穴の中で疑問がグルグルと渦巻いている感じの小説です。信じるが故に謎が生まれ、謎を追求することで信じることに矛盾する。なかなか共感しにくい感情が物語の主軸にあるので、ストーリーの着地点に追いつけない感覚があります。
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一風変わったミステリーで面白かったけど、題名の表す走れメロスの逸話と実際に起きた事件との対比に少々無理があったような気がして、素直に楽しめませんでした。
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海で遭難したことをきっかけに話がどんどん展開されるミステリー。 遭難した時のメンバーが無事に帰還したあと、再び集まって飲み会を行った時のこと。 6人のうちの1人が自殺していた。 しかし、それは自殺とは思えない要素が見えてきたのだ。 それを残されたメンバーが話しあいによって解決する...
海で遭難したことをきっかけに話がどんどん展開されるミステリー。 遭難した時のメンバーが無事に帰還したあと、再び集まって飲み会を行った時のこと。 6人のうちの1人が自殺していた。 しかし、それは自殺とは思えない要素が見えてきたのだ。 それを残されたメンバーが話しあいによって解決する。 舞台はひたすら自殺現場となる1人のメンバーの部屋。 果たして自殺したと思われる人は自殺なのか、他殺なのか。 また、海で遭難した後、それぞれのメンバーに起こった変化とは何なのか。 作者の計算がところどころに散りばめられており、緻密でよくできたミステリー。
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7月20日には読了。 ダイバー仲間が突然の自殺。 なぜか倒れていた青酸カリのびん。 その真相は・・・
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ルールはひとつ。信じること。 「悪意」の不在を証明する、この美しき「本格」の論理! 帯の文言とタイトルに惹かれて手に取った一冊。 あと、セリヌンティウスという名をどこで聞いたのか思い出せず、すっきりしなかったのもあって。 走れメロスは本当に盲点でした。 ディオニス王...
ルールはひとつ。信じること。 「悪意」の不在を証明する、この美しき「本格」の論理! 帯の文言とタイトルに惹かれて手に取った一冊。 あと、セリヌンティウスという名をどこで聞いたのか思い出せず、すっきりしなかったのもあって。 走れメロスは本当に盲点でした。 ディオニス王とセットなら思い出せたのかな。 月の扉の時は少し無茶なストーリーの運び方に疑問を感じたのですが。 今回はひっかかることもなく結構さらっと読み進められました。 友情=青春=学生の図式を壊してみたかったらしいです。 大人のための少し哀しい青春小説という感じでした。 死んだ理由はあまり納得はいきませんが。 小説としては綺麗に仕上がっているので、よしとします。
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面白かったです。堪能できました。ちょっとくどいくらいの本格物です。じっくりと推理したけど、やっぱりおいらのへなちょこ推理では足元にも及びませんでした(笑)・・・が、しかし、小説だから許せるけど、自殺を美化することはおいらには出来ません( ̄‥ ̄)=3 フン
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