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木曜日だった男 の商品レビュー

3.6

38件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    2

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2012/08/01

まずタイトルがいい。どんな物語が始まるのか期待して読んでみたら、まぁ奇想天外な冒険活劇でした。 物語の面白さもありつつ、哲学的とゆーか、作者の思想が濃く盛り込まれていて、よくわからない部分もあったんだけど、それでもおもしろく読めた。キリスト教の知識があればもっと面白いのかな?っと...

まずタイトルがいい。どんな物語が始まるのか期待して読んでみたら、まぁ奇想天外な冒険活劇でした。 物語の面白さもありつつ、哲学的とゆーか、作者の思想が濃く盛り込まれていて、よくわからない部分もあったんだけど、それでもおもしろく読めた。キリスト教の知識があればもっと面白いのかな?っと思ったけど、楽しめる小説でした。

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2012/04/11

事前の情報を入れずに普通の探偵小説だと思い読んでみたら、後半に進むに連れて驚きの展開が。最後のスケールの大きさには衝撃をうけた。いつか再読してみたい。

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2012/02/04

タイトルは有名なので気になっていた作品。 なんだかよくわからなかった! だけども途中のコミカルな描写は楽しめたし、宣伝文句にある『黙示録』の意味が最後の方でわかった瞬間は「そうきたかー」と感心した。 全体的には確かに面白かった。 でもやっぱり、どういう作品なのかなんだかよくわ...

タイトルは有名なので気になっていた作品。 なんだかよくわからなかった! だけども途中のコミカルな描写は楽しめたし、宣伝文句にある『黙示録』の意味が最後の方でわかった瞬間は「そうきたかー」と感心した。 全体的には確かに面白かった。 でもやっぱり、どういう作品なのかなんだかよくわからなかった。なので星4つではないかな。

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2018/04/22

あー、笑った。 陰謀小説かと思ったらとんだスラップスティックでした。 まあ、四章後半でカラクリが割れ、 その後の展開は想像できてしまうんですが。 でも、ガブリエルがグレゴリーを嵌めて「木曜日」に就任する 二~三章などは本当にスリリングで面白かった。 初期のポール・オースターが好き...

あー、笑った。 陰謀小説かと思ったらとんだスラップスティックでした。 まあ、四章後半でカラクリが割れ、 その後の展開は想像できてしまうんですが。 でも、ガブリエルがグレゴリーを嵌めて「木曜日」に就任する 二~三章などは本当にスリリングで面白かった。 初期のポール・オースターが好きな人にお勧め(?)

Posted byブクログ

2011/07/28

一時期光文社の新訳文庫にハマっていた。その中の一冊で、とにかく平易。 秘密だと思っていたことが実は。。外側からではわからない事実って恐いよな

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2011/05/27

「木曜日だった男」というタイトルからしてすごいと思うのだが、ストーリも奇想天外!面白かった。表現の不思議さになかなかついていけないが、読み進めていく上での障害にはならない。

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2011/05/23

この世の終わりが来たようなある奇妙な夕焼けの晩、十九世紀ロンドンの一画サフラン・パークに、一人の詩人が姿をあらわした。それは、幾重にも張りめぐらされた陰謀、壮大な冒険活劇の始まりだった。日曜日から土曜日まで、七曜を名乗る男たちが巣くう秘密結社とは。

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2011/04/13

題名に即効で惹かれた。 「木曜日だった男」って、もうほとんど勝ち逃げのようなものだ。 内容が気にならない方がおかしい。 期待は裏切りません。 むしろ想像していたよりもずっとアクションに飛んでいて、冒険活劇で、ドキドキしてワクワクしました。 なんか映画でいうと「アメリ」みたいなの...

題名に即効で惹かれた。 「木曜日だった男」って、もうほとんど勝ち逃げのようなものだ。 内容が気にならない方がおかしい。 期待は裏切りません。 むしろ想像していたよりもずっとアクションに飛んでいて、冒険活劇で、ドキドキしてワクワクしました。 なんか映画でいうと「アメリ」みたいなのを想像していたので(どんな話だよ)、それがどっちかというと「ロード・オブ・ザ・リング」みたいだったとは驚きでした(どっちかっつーとだよ、どっちかっつーと)。

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2011/02/10

メンバーが七曜を名乗る無政府主義者の秘密結社に、「木曜」として潜入した詩人の活躍を描いたミステリ、の形式を借りた風刺小説。 チェスタトンお得意の逆説や風刺、繰り返しギャグ風の展開で”正義”を笑いのめしつつ、終盤では神と対峙し世界の秘密に触れる凄まじさ。ラストの対話には恐怖すら感...

メンバーが七曜を名乗る無政府主義者の秘密結社に、「木曜」として潜入した詩人の活躍を描いたミステリ、の形式を借りた風刺小説。 チェスタトンお得意の逆説や風刺、繰り返しギャグ風の展開で”正義”を笑いのめしつつ、終盤では神と対峙し世界の秘密に触れる凄まじさ。ラストの対話には恐怖すら感じる。「一つの悪夢」というサブタイトルも示唆的で興味深い。 完全には理解できてないだろうから何年後かに読み直したいね。 創元から出てる『木曜の男』に比べると読みやすくなってるけど、セリフ回しなんかは『木曜の男』の方が好みかな。

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2011/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こういった内容の本のジャンルを何て表したらいいかわからないが、冒険物とだけ言っておこう。まず冒険への入りの部分で、無政府主義者のグレゴリーと法・秩序を重んじるサイムのやり取りが面白かった。そこから展開される数々の困難も非常におもしろかったが、この世の信頼が全て崩壊していると思われる瞬間が一番絶頂だと思った。 また人物を曜日で表現していたのを見て、ワンピースのバロックワークスはこの本を参考にしたのではないかと感じた。 結局のところ日曜日は何者だったのだろうか・・・

Posted byブクログ