私塾のすすめ の商品レビュー
1960年生まれの理系、文系と少々タイプは異なるが、斉藤、梅田の両氏が、志向性の共同体として、日本の若者の新たな生き方の受け皿、つまり私塾を創っていこうと意気投合しながら話し合ったことまとめたもの。 「あこがれ」「習熟」「私淑する」「好きな仕事でないとサバイバルできない」とか、...
1960年生まれの理系、文系と少々タイプは異なるが、斉藤、梅田の両氏が、志向性の共同体として、日本の若者の新たな生き方の受け皿、つまり私塾を創っていこうと意気投合しながら話し合ったことまとめたもの。 「あこがれ」「習熟」「私淑する」「好きな仕事でないとサバイバルできない」とか、とにかく、前向きで、楽しい話し合いでした。
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対談者二人の繰り出される考えがそれぞれに一理あり、とても納得できた。一見両極とも思える視点だが、それぞれの考える「私塾」にとても共感できた。 モチベーション喚起の原動力=憧れ(ロールモデルを見つけること)と習熟(限定的成功体験)という言葉が印象に残った。
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対談を読んでいて、一見、両極端にいるような二人のように感じたが、読み進めるうちに目指していることは同じなんだなと実感。お二人の座右の書も紹介されており、ぜひ読んでみたくなった。
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多くの刺激的な言葉、考え方が対話の中で繰り広げられている。 とりあえず、「ロールモデル」という言葉を教えてくれた本。 齋藤氏は過去の著作で「憧れに憧れる」ことの大切さを説明されていたように思うが、それに近いようで少し違う存在。ロールモデル。 それを沢山自分の中に持って、それら...
多くの刺激的な言葉、考え方が対話の中で繰り広げられている。 とりあえず、「ロールモデル」という言葉を教えてくれた本。 齋藤氏は過去の著作で「憧れに憧れる」ことの大切さを説明されていたように思うが、それに近いようで少し違う存在。ロールモデル。 それを沢山自分の中に持って、それらを様々組み合わせることで単なる模倣ではない、オリジナリティを持った自分ができあがればいいなぁ、と細々考えています。
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学校で学ぶことよりも、自分が興味を持ったこと、身銭を切って学んだことの方がはるかに大き。ロールモデルを作るのはいいアイデアだ。
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[ 内容 ] レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。 では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか? 本書は、志ある若者が集った幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論す...
[ 内容 ] レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。 では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか? 本書は、志ある若者が集った幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論する。 過去の偉大な人への「私淑」を可能にするものとして、「本」の役割をとらえなおし、「ブログ空間」を、時空を超えて集うことのできる現代の私塾と位置づける。 ウェブ技術を駆使した、数万人が共に学べる近未来の私塾にも言及し、新しい学びの可能性を提示する。 [ 目次 ] 第1章 志向性の共同体(明治と現代 ロールモデル思考=あこがれる力 ほか) 第2章 「あこがれ」と「習熟」(機能不全に陥った教育 上を伸ばすか、全体の底上げをはかるか ほか) 第3章 「ノー」と言われたくない日本人(「寒中水泳」ではもぐってしまったほうが楽 「組織に与えているもの」と「組織から与えられているもの」 ほか) 第4章 幸福の条件(生活が作品 「いかに生くべきか」を考えることは無駄か? ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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梅田望夫氏と斎藤孝氏の生き方、学び方について対談がなされている。やはり流されずに自身の核をしっかりもって生きる人々は強いなと思う。
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私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる ウェブを使って私塾を作るという考え方。「○○というサイトを見て東大に入りました」という人がこれからでてくるのだろうか。後、ウェブの細道の計画の目処はたっているのだろうか? http://bit.ly/d4Ez2Z
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・ロールモデルの消費 ・「空気」をつくるのがリーダーの役目 一つ一つの細かいことよりも、「どこに向かっていく集団なのか」というポジティブな空気をつくることが大事で、それは大人が真剣にかかわらないとできない。 リーダーとは、役職以上に、「ポジティブな空気をつくることのできる人」...
・ロールモデルの消費 ・「空気」をつくるのがリーダーの役目 一つ一つの細かいことよりも、「どこに向かっていく集団なのか」というポジティブな空気をつくることが大事で、それは大人が真剣にかかわらないとできない。 リーダーとは、役職以上に、「ポジティブな空気をつくることのできる人」だと言えますね。リーダー的存在がそのポジティブな雰囲気を体現していると、入ってくる人はみんな、その空気にそまる。 ・祝祭的な学び体験を重視する ・万単位の人からの喝采体験 ・「寒中水泳」ではもぐってしまったほうが楽 ・二年も三年もテーマを限定して勉強をしているなら、日本で一番くわしくならないとおかしいと思っていました。 ・「組織に与えているもの」と「組織から与えられているもの」 二十代というのは未熟な時代なので、組織に属したら組織から得るもののほうがたいていは多い。特に大組織に勤めた人の場合は、大組織は社会そのものだから、未熟な二十代は、学ぶことのほうが多い。「自分が組織から与えられるもの」と「自分が組織に対して与えているもの」の天秤が傾いたとき(「与えているもの」のほうが重くなったとき)に辞める、というのが、僕のロジックなんです。
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《4コマ図解・読書録゛(ログ)》No.73 http://archive.mag2.com/0000255083/20090609010000001.html 齋藤 孝/梅田望夫【著】 『私塾のすすめ ここから創造が生まれる』
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