家族ゲーム の商品レビュー
出来の悪い主人公”弟”の兄の視点で綴られる家族の姿。目先の事に評価を右往左往する父、子供のためと本気で言いながら自分の事が大事な母、そんなに珍しくない家庭環境で壊れていく兄弟。 思春期モノにありがちな大人の矛盾と子供の甘えなんだけと、これらが強烈にすれ違い、家庭が壊れる。 救いの...
出来の悪い主人公”弟”の兄の視点で綴られる家族の姿。目先の事に評価を右往左往する父、子供のためと本気で言いながら自分の事が大事な母、そんなに珍しくない家庭環境で壊れていく兄弟。 思春期モノにありがちな大人の矛盾と子供の甘えなんだけと、これらが強烈にすれ違い、家庭が壊れる。 救いのない話でげんなりする読了感、すばる文学賞も悪趣味。いや、これが現実じゃないことが救いか。 解説が興味深い。
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ドラマ化されていると聞き、読んでみた。スパルタ家庭教師とできない弟。 けれども成績が上がっても行ける学校へ行きたがらない。大団円で終わらない結末。
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率直な感想としては、期待以下だった。 弟の落ちこぼれ具合を表現するために句読点が多い書き方だったんだろうけど 違和感は正直最後まであった。 それから結末が兄弟揃って不登校になるという結果は 家庭環境とか母親の責任とかいうまとめ方だったけれど 個人的にはそんなに問題ある家庭な...
率直な感想としては、期待以下だった。 弟の落ちこぼれ具合を表現するために句読点が多い書き方だったんだろうけど 違和感は正直最後まであった。 それから結末が兄弟揃って不登校になるという結果は 家庭環境とか母親の責任とかいうまとめ方だったけれど 個人的にはそんなに問題ある家庭なのか?と思ってしまった。 落ちこぼれた息子を持ってしまった母親なんてあんなもんでしょ。 どうにかしたいけど、どうしていいかわからないんだよ…
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ドラマは見ていなかったが有名な本なので読んでみた。こうなる可能性というか、要素は自分にもあったのではないかとすら思う。気づきの多い話だった。
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出来のいい“ぼく”と違って、グズな弟は、家庭教師を何度かえても効果なし。高校進学をひかえ、何とかしたいと焦る母。6人目の家庭教師・吉本の出現で、ついに変化が!経歴も風貌も型破りな吉本は、弟を逃がさず、体育会系のノリで徹底的にしごいていく。両親の期待は弟にうつり、優等生だった“ぼく...
出来のいい“ぼく”と違って、グズな弟は、家庭教師を何度かえても効果なし。高校進学をひかえ、何とかしたいと焦る母。6人目の家庭教師・吉本の出現で、ついに変化が!経歴も風貌も型破りな吉本は、弟を逃がさず、体育会系のノリで徹底的にしごいていく。両親の期待は弟にうつり、優等生だった“ぼく”は、だんだん勉強をサボリ気味に・・・。
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先日終わったドラマと違い、全く救いのない結末にビックリ。 いかにドラマが原作を膨らませて作ったかが分かった。 私としては断然ドラマのほうが好き。
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ドラマ化ということで読んでみた 家族関係というか家族間のバランスというか それが描きたかったのかな? ドラマを見ていないからなんともいえないけど けっこう奥が深いのかも
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ドラマは見ていません。 ただ、CMとか聞いた範囲で過激っぽかったので原作もそうなのかな?と思ったんですけど…ドラマのようじゃなかったです。 内容的には、私の家に近いものをだったのでいろいろ考えさせられました。 きっと子供視線では「そうそう、親ってこんなだよ」と共感し、親視線では「...
ドラマは見ていません。 ただ、CMとか聞いた範囲で過激っぽかったので原作もそうなのかな?と思ったんですけど…ドラマのようじゃなかったです。 内容的には、私の家に近いものをだったのでいろいろ考えさせられました。 きっと子供視線では「そうそう、親ってこんなだよ」と共感し、親視線では「子供の為なんだ」「親だって…」とか思うのではないでしょうか。 親の立場になったとき、こうはならないよう思い出したいなと思う作品でした。 内容はまぁふつうだった…だけど面白い。 飽きが来ず最後まで一気に行けました。 その点と、読んで考えることが有ると思う作品だったので★5です。
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う〜む。 櫻井版家族ゲーム見たあとなので、物足りなさが…。 原作のは限りなく松田優作のイメージですね。 ドラマ版とはキャラも時代背景も何もかも違うので別物として楽しんだほうがいいのだろうけど、それにしてもドラマが面白かっただけにそれ以上を原作に求めて読み始めてはいけなかった。
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ドラマとは違うけど、だからといって「期待はずれ」という感想しか抱かないひとはもったいない。本とドラマを同じ尺ではかるのがまず間違ってる。 読んだあとゆっくり咀嚼すると希望があります。
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