深海のYrr(上) の商品レビュー
#読了 #日本怪奇幻想読者クラブ #深海のYrr / フランク・シェッツィング ペルー北部海岸から始まり、ノルウェー、バンクーバーと世界各地の海で異変が起こっていく、海洋科学ミステリ。 正体不明の深海生物、突如人や船を襲い始める鯨、母なる海に何が起こっているのか。 上、中、...
#読了 #日本怪奇幻想読者クラブ #深海のYrr / フランク・シェッツィング ペルー北部海岸から始まり、ノルウェー、バンクーバーと世界各地の海で異変が起こっていく、海洋科学ミステリ。 正体不明の深海生物、突如人や船を襲い始める鯨、母なる海に何が起こっているのか。 上、中、下の3冊のうちの上。 専門用語も多く出てくるのに分かりやすくて海への理解が深まります。登場人物たちの海への愛と、異常への懸念、人間関係をエッセンスに生物や海流など各方面から少しずつ読み解いていく上巻。 これはたまたま見つけてパラパラと試し読みをした時、本当に「出会った...!」と思った作品。 なにも予備知識なく進めていますが今のところ理想の中の理想と言える作品。つまりすごく好み。 登場人物たちも魅力的で(ヨハンソンが素敵)ハラハラする場面もあり、飽きずに読めました。 続きは楽しみでもあり寂しくもあります。 海という広い世界を舞台に大きく広がったこのストーリーがどう終結するのか...!!!
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今のところ海洋科学ミステリー? ①メタンハイドレート層を採掘したい資源開発会社が生物の大発生による異変について調べるパート。 ②鯨類が人や大型の船までも襲う事件。 の2軸で話が展開します。 今後話の主軸になってくるであろう人々の人となりや、それぞれが抱える問題などを積み上げて人物...
今のところ海洋科学ミステリー? ①メタンハイドレート層を採掘したい資源開発会社が生物の大発生による異変について調べるパート。 ②鯨類が人や大型の船までも襲う事件。 の2軸で話が展開します。 今後話の主軸になってくるであろう人々の人となりや、それぞれが抱える問題などを積み上げて人物像をつかませようという巻でしょうか。描写が薄い人は、たぶんあんまり重要じゃないんでしょう。 映画というより、シリーズドラマのような映像イメージが浮かびました。捕鯨の描写については別段違和感は無かった。こんなもんでしょ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ゴカイとメタンハイドレート.クジラ大暴れ.人物紹介.540頁でやっと1/3.意外と飽きない,というかこれから何が起こるのか楽しみやね.ちなみにドラマ版は視聴予定なし.
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・15年ぶりくらいに再読。 ・海と人の関係がこれでもかと掘り下げられる。「そこ詳しく説明する必要ある?」ってとこも多々あるけど、そんな脱線も含めて知的好奇心を満たしてくれる科学エンタメ。 ・海洋研究者が新発見をしたときの戸惑いと興奮を臨場感たっぷりに味わえる。メタンハイドレートを...
・15年ぶりくらいに再読。 ・海と人の関係がこれでもかと掘り下げられる。「そこ詳しく説明する必要ある?」ってとこも多々あるけど、そんな脱線も含めて知的好奇心を満たしてくれる科学エンタメ。 ・海洋研究者が新発見をしたときの戸惑いと興奮を臨場感たっぷりに味わえる。メタンハイドレートを埋め尽くすゴカイとか、異常な行動をするクジラとか。 ・研究者と巨大企業の利益相反、世知辛いな。 ・日本の某教授がまさかの実名で登場。 ・これがあと2巻も続くなんて最高や。
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深海で蠢く新種のゴカイ、この生物のせい(間接的に)で海底に眠るメタンガスが海に放出される。 時を同じくして、クジラ、オルカが小型の船を襲うようになる。 海の生物の異常行動はこれだけではなかった。 毒くらげの大量発生、ロブスターに潜む吸血バクテリアが人間の命を奪う。 果たしてこれは...
深海で蠢く新種のゴカイ、この生物のせい(間接的に)で海底に眠るメタンガスが海に放出される。 時を同じくして、クジラ、オルカが小型の船を襲うようになる。 海の生物の異常行動はこれだけではなかった。 毒くらげの大量発生、ロブスターに潜む吸血バクテリアが人間の命を奪う。 果たしてこれは長い間人間に汚染され搾取され続けてきた海の復讐なのか?! 生物学なんて全然わからんけど、とにかくあり得そうなお話ですっごい面白い!!! これからどういう展開になるのかわくわくどきどき! https://ameblo.jp/harayou1223/entry-12767246593.html
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こ難しそうないテーマだけど、分かりやすく読みやすく書かれていて、 意外と飽きないで読める。 ただ表現が細かすぎて、読んでいてウンザリする部分が所々に出てくる。 だから分厚いのか....。 まだ話は始まっていないので続きに期待。
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いま、世界の海底で異変が起こり始めていた。ノルウェ-沖合で発見された異様な生物、カナダ西岸ではクジラやイルカの群れによる船舶襲撃が多発、フランス西岸で水揚げされたロブスタ-が宿主と思われる病原体の襲撃、世界各地で猛毒クラゲによる死者の続出・・・。ドイツで驚異的なベストセラ-となっ...
いま、世界の海底で異変が起こり始めていた。ノルウェ-沖合で発見された異様な生物、カナダ西岸ではクジラやイルカの群れによる船舶襲撃が多発、フランス西岸で水揚げされたロブスタ-が宿主と思われる病原体の襲撃、世界各地で猛毒クラゲによる死者の続出・・・。ドイツで驚異的なベストセラ-となったという大長編スペクタクルの上巻では、未知の生命体に遭遇した海洋生物学者たちの手探り状態での究明が延々と語られていく。手がかりは、海底の燃料資源メタンハイドレ-ドの層に眠っている何かかも知れない。
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福井晴敏が絶賛していたので手にとってみた。上巻は外人の名前を覚えるのに一苦労。ひととおり人物イメージが湧いてからは読み進み下巻は一気に。なので星は増えていきます。 話しはそれるが福島原発事故の前に書かれたこの本では、津波で原発メルトダウンが描かれている。十分想定内ではないか。
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R様オススメ本。上中下巻の上巻。 まだ何がどうして起こっているのかさっぱりわからない。 途中からは恐怖すら覚えたけど、ハラハラドキドキが止まらず、ページをめくる手も止まらなかった。 まだまだこのあとどうなるのか?楽しみです。
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登場人物の多いこと・・。 メタンを掘り進める新種のゴカイ、突然船や人を襲い出すクジラとオルカの群れ、血液を吸う最強の渦鞭毛藻類。 あちらこちらで研究されるも原因は分からず。 恥ずかしながら、オルカがなんの生き物なのか分からず検索をかけて背筋が寒くなった。 シャチじゃん・・。 ...
登場人物の多いこと・・。 メタンを掘り進める新種のゴカイ、突然船や人を襲い出すクジラとオルカの群れ、血液を吸う最強の渦鞭毛藻類。 あちらこちらで研究されるも原因は分からず。 恥ずかしながら、オルカがなんの生き物なのか分からず検索をかけて背筋が寒くなった。 シャチじゃん・・。 中巻でどこまで物語が進むのか楽しみ
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