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深海のYrr(上) の商品レビュー

3.6

98件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

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2013/01/04

上・中と、まるでパニック映画を観ているような臨場感で、ここまで盛り上げてまたありきたりのラストに向かうのだろうかと怖いようなでも期待せずにいられない下巻だったが、長編映画1本観たような満足感。おすすめです。

Posted byブクログ

2012/12/01

海、とりわけ深海にロマンを感じている人は是非。 全世界を巻き込んだパニックものってあまり好きではないんだけど、テーマが海ってだけで興味を引かれるのでとりあえず読み進めてます。

Posted byブクログ

2012/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

海洋冒険もの好きとしてチェックしてやろうとずいぶん上から目線で読み始めたらば・・・ やられました 面白すぎました。 クライブカッスラーの一択ではいかんのだなぁと 痛烈に思い知らされた一冊

Posted byブクログ

2012/08/09

上巻は読み終えたが、中巻、下巻がまだなので、とりあえず積読に。UMA的な内容だけでなく、地球最後のフロンティア「深海」を扱っているのが非常に面白い。でも、長い。

Posted byブクログ

2012/06/03

本国ドイツでは、「ダ・ヴィンチ・コード」からベストセラー第一位の座を奪った話題の本。原書は1000ページを越え、重さも1.1Kgもあるそうです。ドイツでは長い小説が好まれるそうなのですが、そのドイツにおいてさえも、その長さと重さ(!)には驚きの声が出たそうです。日本でも、文庫本で...

本国ドイツでは、「ダ・ヴィンチ・コード」からベストセラー第一位の座を奪った話題の本。原書は1000ページを越え、重さも1.1Kgもあるそうです。ドイツでは長い小説が好まれるそうなのですが、そのドイツにおいてさえも、その長さと重さ(!)には驚きの声が出たそうです。日本でも、文庫本での出版ですが、550ページ前後の本三冊の構成になっています。 地球規模の異変の話であるので、ヨーロッパ中心ではありますが、当然、アメリカも話の中に結構重要な役回りで出てきます(残念ですが、日本は”日本”と言う言葉程度しか出てきません)。しかしそこは、ドイツの作家の本と言うことなので、日本で多く目にするようなアメリカバンザイ的な描かれ方にはなっていません。そこが、この本の良いところ。アメリカの日頃の行動に疑問を呈するような描かれ方になっていて「そうだよね。そう言うところあるよね。」と共感できます。って言うか、これがヨーロッパにおけるアメリカの見方なんですかね。まぁ、アフガニスタン、イラクを見ると、それも納得と言う感じもしますが。 現実の海洋研究機関・海洋研究者なども出てきており、現在考えられている科学にある程度沿って話が描かれています。この話がそのまま起きるとは思いませんが、異常気象が頻繁に発生するようになってしまった現在に投げかけた重い問いになっていると思います。環境先進国ドイツらしい内容の小説です。

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2012/05/08

突如として、海から人間への攻撃とも思える様な事件(クジラが船舶を襲う、猛毒を持つクラゲが大量発生する、など)が頻発する。それらに対し、科学者達が原因究明・対策に奔走するSF小説。超長編にも関わらず、読者を退屈させない文章構成には脱帽。海外小説としては非常に読みやすく、翻訳の上手さ...

突如として、海から人間への攻撃とも思える様な事件(クジラが船舶を襲う、猛毒を持つクラゲが大量発生する、など)が頻発する。それらに対し、科学者達が原因究明・対策に奔走するSF小説。超長編にも関わらず、読者を退屈させない文章構成には脱帽。海外小説としては非常に読みやすく、翻訳の上手さも特筆したい。

Posted byブクログ

2012/05/08

 『ダ・ヴィンチ・コード』と張り合った海外ベストセラー小説である。世界の終末を描く、迫り来る危機は自然災害なのかそれとも地球規模のテロなのだろうか。話が壮大で面白い、詳しくは下巻で。

Posted byブクログ

2012/04/03

海洋冒険小説として一番のお気に入りとなりました。以前より好きなクライブ・カッスラーの「ダーク・ピット」シリーズを抜いた個人的印象には驚きました。リアリティ差で軍配が上がったかも。

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2012/02/07

ハードSFの舞台と言えば大宇宙が相場だが、この物語はもうひとつの宇宙とも言える深海で繰り広げられる。何人もの死者が出る内容なので不謹慎かしれないが大空に吸い込まれるようにジャンプし続ける鯨達の姿がとてもシュールだ。釣り餌として知られるゴカイが海底を覆い尽くすように蠢き、世界各地で...

ハードSFの舞台と言えば大宇宙が相場だが、この物語はもうひとつの宇宙とも言える深海で繰り広げられる。何人もの死者が出る内容なので不謹慎かしれないが大空に吸い込まれるようにジャンプし続ける鯨達の姿がとてもシュールだ。釣り餌として知られるゴカイが海底を覆い尽くすように蠢き、世界各地では猛毒クラゲが異常発生。さらにロブスターに潜む謎の病原体が猛威を振るう。環境汚染に対する地球の呻きか、はたまた世界的な陰謀か・・Yrrの正体は? 話は中巻へとなだれ込む。

Posted byブクログ

2017/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

海洋エンタテイメントSF。かの「ダ・ヴィンチ・コード」と張り合ったベストセラー小説らしい。話題になっていたのは知っていたけど、あの時は「ダ・ヴィンチ・コード」のほうを読んじゃった。図書館で上巻を見かけて借りたら、面白くてぐいぐい読めた。で、中と下も借りて、大長編なのに約4日で読了。その後購入。未だにカニとか海老とかが食卓に上がるとドキドキする。美味しく食べるけど。そういえば、日本近海のメタンハイドレード掘るみたいだけど、ダイジョウブなのかな? 以下あらすじ。 ペルー沖、好天にもかかわらず相次ぐ漁師の遭難事故。 ノルウェー沖のメタンハイドレート層に現れた新種のゴカイ。 カナダのホエールウォッチングの船はクジラやオルカに襲われ、 タンカーの舵に貝がびっしり取り付き操行不能にする。 フランスではロブスターに入り込んだ猛毒の微生物で死者が続出。 大陸棚が崩壊し欧州にすさまじい津波が襲い掛かる。 そしてメキシコ湾流が停止した。 これらの事象になにかつながりがあるのか? アメリカ合衆国の軍司令官リーのもとに欧州から科学者たちが集められる。 「敵」は誰なのか。 科学者たちの出した結論は、深海に知性体がいるということ。 彼らは自分たちの領域を汚し続ける人類の殲滅を目的にしているのだ。 未知の生命体とのコンタクトを試みるため、彼らは空母インディペンデンス号で海にでる。 未知の知性体に対する考え方、エイリアンと宗教論のあたりはとても興味深い。 空母の中に作られた気密実験室や深海シミュレーター、 航空機のように水中を高速で移動できる船など、 ハードウェアもなかなか面白い。 深海の知性体とのコンタクトに道筋が見えてきた頃、 プロジェクトの裏にある陰謀が明るみに出る。 知性体からの攻撃に加え、内部の敵とも戦わなくてはならなくなる科学者たち。後半はアクションも入ってなかなか映画っぽい感じ。 映画化されないかなあ。

Posted byブクログ