子供たち怒る怒る怒る の商品レビュー
初佐藤友哉でした。すごく怖かった。丁度まんなかくらいまで読んだときは吐き気がした。残酷でグロなシーンが多いです。牛男怖いです…。パンダの人形…、怖いです。もうちょっと覚悟して読むべきだったかな。大洪水の小さな家とリカちゃん人間はなかなか好きでした。
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依存 暴力 蹂躙 そんな言葉では生温い不条理な世界観 子供たちの怒りはひたすらに虚無だ 空っぽのエネルギーは自己の破壊をも顧みず ただ壊れていく ロスジェネを代表する見守りたい作家だ
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気持ち悪い。嫌悪感、不快感を感じる文章。 文章、思想ともに不快なのに何で2回も読んでしまったんだろう。 グロ描写だけでも不快なのに その対象が子どもということで余計に不快。 読んだのを忘れて再読しないように 本棚からは削除しないで置いておきましょう。
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名前は知っていたが、まともには初めて読んだ。 どうでもいいけど兄妹ネタが多い。シスコンとかいうものはあまり感じないのに絡んでる。 このグロさははまる。出来ればはまりたくないのだが、かなり引きずり込まれた。読みながら、乙一に似ているな、と思うが、この人の話は落とし方に容赦がない。「...
名前は知っていたが、まともには初めて読んだ。 どうでもいいけど兄妹ネタが多い。シスコンとかいうものはあまり感じないのに絡んでる。 このグロさははまる。出来ればはまりたくないのだが、かなり引きずり込まれた。読みながら、乙一に似ているな、と思うが、この人の話は落とし方に容赦がない。「大洪水の小さな家」で現実から切り離され、「死体と、」で生きる屍になり、「欲望」での無気力状態から、表題作で仲間を得て戦う意志を持ち、「生まれてきてくれてありがとう!」で絶望の毒を克服し、「リカちゃん人間」で戦いに臨み、そして。結局逃げた(いいのか!?)。あの擁護教諭と活動家がいたことは素直に嬉しい。でも、ネガティブヒューマンばかりなのはどうかと……。 解決策がどれもこれも暴力的であまりにも容赦なく派手だからすかっとするのだが、これでいいのか!? と常にひっかかる。暴力=ご破算という方式ってどうなの。それでいて鋭い言葉や熱い言葉が時たま出て来たりするし(でもかなりさっくり読んだ。闇に引きずられたくないから)。 中では「リカさん人間」が好き。
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良くも悪くも佐藤友哉らしい。 「慾望」印象に残ってる。どうやって銃器を用意したのかをすっ飛ばして淡々と殺されていくところが。表題作は途中までは良かった。
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いろんな子供たちを描いた短編集 んが、表題作は ちと長め。 表題作は、んまぁー エログロだったりする 子供らしからぬ子供たち あたしは子供をこーゆう風に書いてあるのは、好きじゃないけど 言わんとすることは良い 悪いのは大人だってことだな この著者の魅力はセリフだ オトナの...
いろんな子供たちを描いた短編集 んが、表題作は ちと長め。 表題作は、んまぁー エログロだったりする 子供らしからぬ子供たち あたしは子供をこーゆう風に書いてあるのは、好きじゃないけど 言わんとすることは良い 悪いのは大人だってことだな この著者の魅力はセリフだ オトナの男がはくセリフがいい だから子供が主役のこの本は魅力ないかな そして前回前々回同様 ざっくりとした説明しかないので イマジネーションによってはさらに陰鬱にも軽くもなる あなた次第 他はノーコメントで ( ・_ゝ・)<この子供たちは、どんな大人になるの
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作家初読み。図書館。 一発目を読んで、ああこういった感性だけで書いてる人なんだな、 苦手だな、つまんねぇんだろうなと読み進めていたら、 表題作「子供たち怒る怒る怒る」は非常に引き込まれてしまった。 とくに殺戮シーンは久しぶりにがっつり表現されてるのを読めた。 ただ若いつもりなのか...
作家初読み。図書館。 一発目を読んで、ああこういった感性だけで書いてる人なんだな、 苦手だな、つまんねぇんだろうなと読み進めていたら、 表題作「子供たち怒る怒る怒る」は非常に引き込まれてしまった。 とくに殺戮シーンは久しぶりにがっつり表現されてるのを読めた。 ただ若いつもりなのか、「子供たち」のセリフが不自然に若いのが気になって すんなり読めなかったのが残念。 とにかく「子供たち〜」に入り込みすぎて、次に掲載されている 作品に切り替えがうまくできないほどだった。この作品だけだが、情念がある。よかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ゆやたん!ゆやたん! ……サーセン。 いやあ、乙一っぽいのが読みたくなって、人から勧められて読んだんだが…… この佐藤ゆやたんは正直、結構期待しているんだけど(何様)、この作品ではまだ何か中途半端さとか技量不足だとか、そういうものを感じました。 「リカちゃん人形」と表題作がなかなか面白かったかな。あとは特筆すべきことはない……かな……総合して★3で。 一言だけ加えるなら、ぐちゃどろなグロは効果的に使って欲しいなあと思いまんた。 短編集だからかなあ、グロが続くと慣れちゃって、結局薄っぺらく見えてしまってなあ。 作者が病気という感じのものは大好物なので、頑張って欲しいっ。 最近はどういったものを書いているのか知らぬが、あと数年経ったらまた手にとってみたいと思う作家さんでした。
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どの話も読後感は決して良くない。主人公の感情吐露の勢いとテンポの良さでグイグイ引っ張ってかれて、終盤で急に暗い穴に落とされて読者が置いてきぼりにされる感じ。
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読んでいて初めて吐き気を覚えた本。 自分には多少のグロ耐性はあると思っていたけど、読んでいて自信がなくなった。 どこにでもあるような日常の場を舞台にしていながら、 アブノーマルであったりシチュエーションが異常で、その異常さが淡々と書かれているので参った。 個人的にはリカちゃんが好...
読んでいて初めて吐き気を覚えた本。 自分には多少のグロ耐性はあると思っていたけど、読んでいて自信がなくなった。 どこにでもあるような日常の場を舞台にしていながら、 アブノーマルであったりシチュエーションが異常で、その異常さが淡々と書かれているので参った。 個人的にはリカちゃんが好き。 行け、立ち向かえ!と応援したくなる。
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