どきどきフェノメノン の商品レビュー

森博嗣【著】

2011/03/11

終始、主人公の一人称的な視点。だけれども主人公の考えと行動がちぐはぐで、ずっとテロップ付きの無声映画を観ているような気分になる。ただ、それを踏まえたうえで、出てくる人間がどれもありありと動いていて面白かった。

2011/03/05

ひさしぶりに森博嗣**

長い独り言を聞いているような話。
恋愛に興味ないという女ほど興味があり、
男の人は女の人に夢や理想を抱きすぎだという
２つの結論に至りました。

タイトルの思惑とは外れたかな
たぶん他の本でもっとドキドキできるような

日付ごとに違うシャンプーを使い、日常の大半を研究室に費やす一風変わった女の子のスタイルがオサレでした。

2011/02/28

主人公がちょっと変わってて最初はなかなかキャラがつかめなかったけど、読み進めるうちにだんだん理解できるようになってきました。
最後の方は可愛くて仕方なくて…くせになります。

どきどきに関しては最近、有川浩さんの作品が続いてたからか、かなりさっぱりすっきり。
でもアクの強い登場人物たちのおかげで十分面白いです。

2011/02/12

森さんの大学教授として視点なのかな？と思うような、理系大学の描写。
ただのラブストーリーでは終わらせないところが森博嗣のラブストーリーだなぁと感じる。
キャラクタの心理描写をぼんやりさせることなく、いちいち理由や説明をつけ行動を起こしている。曖昧な一般的な恋愛モノに飽きた時には刺激になりそう。

2010/11/30

言葉遊びは面白いんだけれど簡単に予想がついたからどきどき感はなかった。
それから水谷くんが個人的にすごく苦手なので、最後に少しの不満がある。
でも実際あそこまでいってハッピーエンドじゃないというのもおかしな話ではありますけどね…。

やっぱり森さんの作品はスカイクロラとか百年密室系のものが好きです。
しっかり書けることが分かっているからこそ、こういう軽い話も楽しく読めるのだと思う。

2010/10/26

読みやすくて面白くて２日で読めました。主人公が読み進めていくうちにかわいくてかわいくて仕方がなくなってきます笑
森博嗣はミステリィというイメージが強いですがこの本は一味違ってとても面白かったです！

2010/10/15

初めての森博嗣。初めての人の作品に触れる時ってどきどき、どきどきする私であります。心地よい文章はミステリ作家さんという印象をどこまで読んでも感じさせられることなくほくほく、ほくほくとしたままでしたが最後はぐぐぐぃっ、と胸キュンへ一気に駆け上がらされました。
どきどきは感じるものではない、奪いにいくものだ！

2010/10/11

すごくテンポがよくて、いろいろくだらなくて、
夢中になってよめたんだけれども…

結末がいやー!!!!笑　あたしは彼はいやです!!!!!笑

2010/09/21

これは正に妄想爆走純情＠ミステリ。
ミステリなのは主人公の窪居佳那。
冷静を装いながらも頭の中は常に
探求と分析という名の妄想が暴走している。
「どきどき」が大好きで、時に無茶をする。

酒の飲み具合によって記憶を消失するせいで
無くした記憶を埋めるための努力がまた笑える。
アクの強い変なキャラを引きずり込んで
窪居佳那は「どきどき」するのである。
ラストは落ち着くところに落ち着くんだけど
それでいいのか？窪居佳那！最後まで笑えました。

2010/09/11

頭のいい人はわかんないな〜
最初は背景が難しくってさっぱりだったけど後から色んな突っ込みが面白くて、ストーリーも気になって。。。。
でも、結構中盤から最後の展開が読めてた。