どきどきフェノメノン の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は大学院修士課程の24歳女性。同じ研究室の後輩の男子学生や、花屋で働く女性の友達などが登場し、彼らの色恋沙汰を描いた話。 これは多分、女性の方が読みやすい物語かな。特に大学の理系の女子大生なんかが読んだら、主人公の姿に自己投影できて楽しめると思う。 ただ、主人公のこの女性、後半になるにつれて態度が不遜になっていき、だんだん感情移入できなくなってきた・・・。言葉の表現は面白かったけど。
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恋愛小説だがミステリアスな部分もある。 主人公とか周りの人物とか、皆行動が不可解。 主人公の思考はとりとめもなく、ややくどいと感じることもあったが、言葉遊びのような感じが面白かった。
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人に借りた本だから、あまり悪くは言いたくないが、最初から最後までゆる~い感じが私には物足りなかった。やっぱり私には展開の早い読んでいてハラハラするようなお話が一番好き
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ゆるーり、ゆるーり、どどどどど!みたいな(笑) 最後の勢いが凄かったです。 もちろん、どきどきの◎ ぴったりな一曲、 マイハートハードピンチ/相対性理論
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なんだか不思議なおはなし。 主人公の良い感じの脱力感、 周りの少し変わった人達、 この小説を読んでいる間、わたしはずっとふわふわしてました。 やっぱり最後! うん、よかったです。
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理系の研究室に在籍したことのある人なら絶対一気読み。 主人公の女の子、理系。常人離れの理系。博士課程。 わたしも理系だけどこんな思考にはならないってくらい理系。 そして飲んべえで鈍感。 そしてときどき強引。 さすがミステリ作家の森さんだけあって、エピソードの繋げ方、どんでん返し...
理系の研究室に在籍したことのある人なら絶対一気読み。 主人公の女の子、理系。常人離れの理系。博士課程。 わたしも理系だけどこんな思考にはならないってくらい理系。 そして飲んべえで鈍感。 そしてときどき強引。 さすがミステリ作家の森さんだけあって、エピソードの繋げ方、どんでん返しは凄い。 主人公の女の子を一番どきどきさせるのは誰か?それは読んでのお楽しみ。
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いつものミステリーとは違って、ゆるやかーに進んでいく物語でした。主人公の佳那が超絶理系女子なんだけど、妄想のベクトルはものっすごく乙女で、いや乙女すぎて迷惑なくらいの加速度で現実からオーバーラップして行く。妄想具合が自分と似ていてびっくりした。なぜこういうことばかり考えている女子...
いつものミステリーとは違って、ゆるやかーに進んでいく物語でした。主人公の佳那が超絶理系女子なんだけど、妄想のベクトルはものっすごく乙女で、いや乙女すぎて迷惑なくらいの加速度で現実からオーバーラップして行く。妄想具合が自分と似ていてびっくりした。なぜこういうことばかり考えている女子がいることを森博嗣は知っているのだ笑 その他の登場人物もだいぶ個性的。 ちょいちょい素敵な表現があったけど、チェックしていればよかったな。「自分の顔がプラスティックでできているという幻想を抱きながら〜」とかがよかった気がする。 さいごは、どきどきした!
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久々のラブコメ、と言っても 私の苦手な甘々系ではなく、なんか凄まじい系(笑) 理系女子と個性的な人々のどきどきなお話です。 恋愛小説と呼べるのは実際最後らへんの急展開だけだけど なんか凄い好きでした。 佳那(主人公)の心の声がいちいち面白いそして可愛い(笑) お友だちになりた...
久々のラブコメ、と言っても 私の苦手な甘々系ではなく、なんか凄まじい系(笑) 理系女子と個性的な人々のどきどきなお話です。 恋愛小説と呼べるのは実際最後らへんの急展開だけだけど なんか凄い好きでした。 佳那(主人公)の心の声がいちいち面白いそして可愛い(笑) お友だちになりたい感じ。 でも漠然と理系で何の研究してるかよくわかんなかった(笑) ただ、やっぱり森さんなので 文章が若干くどい感じはあって 一気に読みきれなかったのが少し悔しい… 面白い本でした。
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「森博嗣初のラブコメ」ってどうなるのかと思ったら思った以上に森博嗣だった。主人公は一般人より異常、西之園萌絵より普通。
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「エネルギィ」「マラソンランナ」「マイナ」とかの変な書き方が相変わらず気になった。 「否、」「頭の上の電光掲示板」を連発する主人公がモテモテ女子で、相手のオタク君はキモいって設定がよくわからない! けど、「全てがFになる」よりはずっと読みやすかった。 どきどきって言うより、くどくどと無駄な描写が多くて疲れた。
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