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くまとやまねこ の商品レビュー

4.5

186件のお客様レビュー

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    106

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2012/09/16

大事な人を失った時、それを乗り越えて生きていくということは、その人の事を忘れて生きていくのではなく、寂しい思いも辛い思いも全部ひっくるめてその人のことをずっと心に想いながら生きていく事なのだと思う。

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2012/07/31

やさしくて、熱いくらいに悲しくて、静かに力の満ちている作品。 やわらかい言葉とナイフみたいな鋭さのバランスが秀逸。 絵本だと思って甘く見てると、ガツンと衝撃を喰らう。 勝手ながら、BUMP OF CHICKENファンにもオススメ。 弱さと強さ、絶望と希望。 どちらもつまって...

やさしくて、熱いくらいに悲しくて、静かに力の満ちている作品。 やわらかい言葉とナイフみたいな鋭さのバランスが秀逸。 絵本だと思って甘く見てると、ガツンと衝撃を喰らう。 勝手ながら、BUMP OF CHICKENファンにもオススメ。 弱さと強さ、絶望と希望。 どちらもつまっている良作!

Posted byブクログ

2012/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みながら涙が出ました。 逝ってしまった、家族同然のペットを思い出して。 あの子がいなくなった後の自分を思い出しました。 誰もが共感の持てる話です。

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2012/07/17

大好きな酒井駒子さんの絵と湯本香樹実さんのお話、ということでずっと読みたかった絵本。抱きしめたい絵本になりました。わたしも、正しいことを言う人よりも、バイオリンを弾ける人になりたいです。 タイトル、「くまとことり」ではなくて、「くまとやまねこ」なんだな、と気がついてまたじわっと。

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2012/05/22

湯本香樹実の本を読んでみたくなって 読んでみた。 いい絵本。 子供に生と死を教えるいい絵本だなあ。 酒井駒子の絵もとてもいい。

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2012/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本やさんで、立ち読みして泣いてしまいました。 くまくんが部屋へかぎをかけるところ、 ことりくんのことを思い出すところ・・・ 悲しみを助ける、大事な絵本だと思います。 絵本の力を感じました。

Posted byブクログ

2012/05/01

やまねこが待ってくれる友達で本当によかった。 あなたのそばで、悲しんでいる人がいたら どうか待ってあげてほしい。 自然に心が癒えるまで。 自分の心に逆らわず、静かに時を待って 少しずつ顔を上げられるようになるまで。 また笑えるようになるまで。

Posted byブクログ

2012/04/30

くまと、小さなことり。 どんなに大好きでも、”生きている”限り、ずっと一緒にはいられない。 「こんな日が来るなんて・・・」 ある朝起きると、ことりは静かに横たわったまま。 あまりにも大切な存在を失ったとき、心の支えが突然失われたときでした。 「忘れなさい」 そう周りの動物たち...

くまと、小さなことり。 どんなに大好きでも、”生きている”限り、ずっと一緒にはいられない。 「こんな日が来るなんて・・・」 ある朝起きると、ことりは静かに横たわったまま。 あまりにも大切な存在を失ったとき、心の支えが突然失われたときでした。 「忘れなさい」 そう周りの動物たちはささやきます。 そんなある日、旅をしていたやまねこに出会います。 自然と悲しみを包み込んでくれるやまねこと話すうちに、 くまはことりと過ごしてきた日々を一つ一つ、思い出していくのです。 「忘れる」のではなく、「乗り越える」のではなく、 悲しみは悲しみのまま抱えていても、前に進めること。 くまは自然と、ことりの死に向き合えるようになっていきます。 早く立ち直るのではなく、自分のリズムを刻みながら生きてね。 大切な人を失ったすべての人に、そんなメッセージをくれるような1冊です。

Posted byブクログ

2012/04/25

生に死を織り交ぜて、文を紡ぐ湯本さん。 一枚の絵に、刹那に永遠をとどめる酒井さん。 世界が待望した夢のコラボレーションです。 まるで本当の生きている時間のように、一頁、一頁がずしりと重く、しかし、しっかり進んでいく。 くまとやまねこの深い深い心の通い合いに美しいものを...

生に死を織り交ぜて、文を紡ぐ湯本さん。 一枚の絵に、刹那に永遠をとどめる酒井さん。 世界が待望した夢のコラボレーションです。 まるで本当の生きている時間のように、一頁、一頁がずしりと重く、しかし、しっかり進んでいく。 くまとやまねこの深い深い心の通い合いに美しいものを見た気がします。

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2012/04/14

大人におすすめしたい、読んでほしい絵本。 悲しみと優しさとがない交ぜになって、未来への光につながる。 黒でかかれた絵は、悲しくて辛くて、仕方なくて、本当に胸が苦しくなるんだけど、箱に敷き詰められた綺麗なお花が、色とりどりでとっても美しいんだろうなって想像がつく。そしてくまのことり...

大人におすすめしたい、読んでほしい絵本。 悲しみと優しさとがない交ぜになって、未来への光につながる。 黒でかかれた絵は、悲しくて辛くて、仕方なくて、本当に胸が苦しくなるんだけど、箱に敷き詰められた綺麗なお花が、色とりどりでとっても美しいんだろうなって想像がつく。そしてくまのことりを想う気持ちの温かさも。 ぜひ、ぜひ。

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