商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2008/04/18 |
JAN | 9784309270074 |
- 書籍
- 児童書
くまとやまねこ
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くまとやまねこ
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商品レビュー
4.5
179件のお客様レビュー
図書館で見つけた絵本になります。酒井駒子さんの版画のような表紙にまず目を奪われますよね!!遠くをみつめているかのような、くま…このくまが主人公です。 くまは仲良しのことりをなくしてしまい、悲しみのあまりことりを葬ることができず、小さな箱にお花を敷き詰め亡骸を見てはまた悲しむ...
図書館で見つけた絵本になります。酒井駒子さんの版画のような表紙にまず目を奪われますよね!!遠くをみつめているかのような、くま…このくまが主人公です。 くまは仲良しのことりをなくしてしまい、悲しみのあまりことりを葬ることができず、小さな箱にお花を敷き詰め亡骸を見てはまた悲しむという、閉じこもりの生活を送っていました。森の動物たちは、くまに「もうことりは帰ってこないのだから、わすれなきゃ」と言います。その後、やまねこと出会い「ことりがしんで、ずいぶんさびしい思いをしているんだろうね」と…。 大事な存在を亡くした側の心境…森の動物たちだって優しいですよ、くまのことを思って早く立ちなおれるように忘れるようにと声をかけくれたのだから…。でも、やまねこのように、くまの今の思いに寄り添うような言葉にはじーんと来ちゃいますよね!!同情と共感は全く異なるもの、ただ聞くのではなく傾聴すること…など、多くのことを得られる絵本でした。くまとやまねこの新しい旅が、楽しいものなりますように!
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突然なかよしの小鳥が死んでしまい、悲しみのあまり部屋に閉じこもってしまうクマ。 やまねこと出会うことで小鳥の死を受け入れ、少しずつ元気を取り戻します。 とても美しい絵もお話とともに心に残りました。
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心の準備ができていたつもりでも、実際に訪れる永遠の別れは、身を引きちぎられるような痛みを伴う。家族、恋人、親友。。想像だけでは分からない。実際に経験した人がそっとかけてくれるひと言で、共感してくれる人がいることに救われる。想いが強ければ強いほど、共に過ごした時間が長ければ長いほど...
心の準備ができていたつもりでも、実際に訪れる永遠の別れは、身を引きちぎられるような痛みを伴う。家族、恋人、親友。。想像だけでは分からない。実際に経験した人がそっとかけてくれるひと言で、共感してくれる人がいることに救われる。想いが強ければ強いほど、共に過ごした時間が長ければ長いほど、立ち直るまでに時間がかかる。生きていく上で避けては通れない「死」について、ていねいに描かれ、「寄り添う」「待つ」ことの大切さに気付かせてもらえた本。ドラマ『海のはじまり』がきっかけで手に取った。他人軸、自分軸のはざまで、最適解を求めて、もがくドラマの主人公達の根底にあるものと、絵本のテーマがリンクしている気がした。
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