クレィドゥ・ザ・スカイ の商品レビュー
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最初は「僕」=クリタと思って読んでいたけど、カンナミ??ってか、クサナギ!? 個人的にはアオイとソマナカが好き。 僕がアオイを撃ち、迎えに来た甲斐と共に去る。
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今だけがあって、それだけを考えていられたら良いのに。未来だって、せいぜい明日か明後日くらいしかなければ良いのに― 「僕」は病院を抜け出し「彼女」の車で地上を逃げる。二度と空には、戦闘機には戻れないと予感しながら。永遠の時を生きる子供たちを描く、現代の寓話「スカイ・クロラ」シリーズ...
今だけがあって、それだけを考えていられたら良いのに。未来だって、せいぜい明日か明後日くらいしかなければ良いのに― 「僕」は病院を抜け出し「彼女」の車で地上を逃げる。二度と空には、戦闘機には戻れないと予感しながら。永遠の時を生きる子供たちを描く、現代の寓話「スカイ・クロラ」シリーズ。 (「BOOK」データベースより) ※以下の文には、ネタバレ部分があるかもしれません。ご了承ください。 さて、2回目の「クレィドゥ・ザ・スカイ」読了。1度目は、当たり前だと思われる視点で読み進めた。そうすると、最後の最後で混乱する。一体、この語り部「僕」は誰なんだ?!と。前作からの流れで読んでいくと、騙される。そう思って再読を試みようとしたが、この謎が待っているのが分かっているだけに、簡単に手が出せなかった。読み進めようとする気力を溜めるために時間がかかってしまった。 今回、初読時とは別の視点で読み進めてみた。それで矛盾が生じないかどうかを確かめるために。確かに矛盾めいたものはない気がする。それで正解かもしれない。だけれど、確信が持てない。一体、「僕」は誰なんだろうか・・・。もう一冊「スカイ・イクリプス」が残っている。こちらは一度も読んだことがない。これを読めば答えが見えるだろうか・・・。 でも、「僕」が誰かなんて関係ないのかもしれないな、とも思う。優秀なパイロットであるキルドレならば、みんな同じ思考、同じ行動になっていくのではないだろうか。同じ価値観を持ち、同じ生死観を持つ。そんな気がする。だから、本書の語り部が、クリタなのか、クサナギなのか、カンナミなのか、そんなことはどうでもいいような。 「僕」の名前なんて関係ない。「僕」自身がいて、そして飛行機に乗れば、それでいいじゃないか。「僕」は飛行機に乗って戦っていれば自分の存在を証明できる。名前なんていうのは、他人が「僕」を識別するためにつけたもの。「僕」そのものには関係がない。そういうことなのではないだろうか。 それでも知りたいと思う気持ちも確かにあるけれど、2度読んで、「この答えは存在しない」というのが答えではないかと思った。
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「スカイ・クロラ」シリーズ第四弾。 これは...主人公が誰だかよく分からない(^ ^; ずっと「僕」という一人称で話が進み、 しかも病院から抜け出した「僕」は、 ケガの後遺症なのか薬の副作用なのか 記憶がはっきりしていない。 一緒に逃げる女とか、 前作の「女科学者」との絡み...
「スカイ・クロラ」シリーズ第四弾。 これは...主人公が誰だかよく分からない(^ ^; ずっと「僕」という一人称で話が進み、 しかも病院から抜け出した「僕」は、 ケガの後遺症なのか薬の副作用なのか 記憶がはっきりしていない。 一緒に逃げる女とか、 前作の「女科学者」との絡みから、 恐らくこの人だろう、と推測はできる。 が、記憶が曖昧な上に、 幻覚やらフラッシュバックやらが起こり、 もはや生きてるのか殺されたのかも よく分からなくなってきて... しかも、本作はかつてない程にサスペンスフル。 何だかよく分からない「敵」から追われて、 逃げるし戦うし(^ ^; なかなかハードボイルドな展開(^ ^; 記憶を失い、自分の名前も分からなくても、 体に染みついた「飛行機の操縦」「空中戦」は 見事にやってのけ、しかもそれを楽しむ「僕」。 ストーリーは「知らないところで大展開してた」が、 最終的には元に戻ると言うか、何も変わらないと言うか。 が、エピローグ部分を読むと、愕然とする。 「え、あの人じゃないの? どういうこと...?」と。 何度か読み返したが、まだ分かってない(^ ^; もう一度「スカイ・クロラ」も読んだ方がいいのかな(^ ^;
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「スカイ・クロラ」シリーズ第5作。時系列では「フリッタ・リンツ・ライフ」の続きで、「スカイ・クロラ」へ続く。
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今回の主人公が誰なのかなかなかわからなかった。(ひょっとしたら今もわかってないのかもしれない) だけど、読んでいて頭がクリアになる作品だと思う。
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読み始めてから終わるまでさっぱりわからないままだった。でも面白かった。押井監督の解説が好き。とりあえず、これからスカイイクリプス読みます。
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《スカイクロラ5》 んんんん?今回の『僕』はいったい誰?私なりの結論はあの人なんだけれど。それとも、『僕』は途中で入れ替わったりしてたのかな。 今回の僕が誰であれ、周りの大人たちは全然彼らのことを分かってない。理解しなくてもいいから、邪魔もしないでほしい。キルドレにいらぬお節介をやく大人たちはなんとなく偽善ぽくて、なんとなく悲しくさせる。
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2010/1/8 1回目読了 物語の続きが知りたくて、途中の疑問点を解決しないまま一気に読んでしまった。スカイ・クロラへつなぐための作品として読んでしまったのは良くなかったかも。ちょっと後悔。 連続的な思考の描写(もしくは空中戦の描写)は、のめりこんでいる時は良いのだが、斜に構...
2010/1/8 1回目読了 物語の続きが知りたくて、途中の疑問点を解決しないまま一気に読んでしまった。スカイ・クロラへつなぐための作品として読んでしまったのは良くなかったかも。ちょっと後悔。 連続的な思考の描写(もしくは空中戦の描写)は、のめりこんでいる時は良いのだが、斜に構えて読んでしまうと、薄っぺらくなってしまって残念だ。 このシリーズはじっくり読むと味が出てくると思うので、再読待ちにする予定。 2010/1/22(スカイイクリプス後再読)★3→4へ 僕はいったい誰なんだ。。 クサナギ?クリタ??カンナミ??? 以下メモ。 病院から抜け出した ・クサナギは大きな対戦で戦死?入院? ・クリタは前作で入院 ・カンナミはもともと入院? ブーメラン ・クサナギのコードネーム。でもありカンナミのコードネーム? ソマナカ ・カンナミの見た目がクサナギ。 ・今のクサナギ大尉は偽者? ・クリタは死んだ? フーコ ・僕と親しい ・夢の中では電車までついてくる。 夢 ・クサナギに電話boxで撃たれる。 ・街中でクサナギと出会う。殺してくれといわれる。 ・ アオイ ・キルドレ戻す注射?を病院で1ヶ月前に。 (キルドレじゃなくなったのはクサナギだけ) ・利用されたくない。 ・ ・半年前に街中で4機撃墜。 ・カイが迎えに来た。兵器 ・
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『そう、地上には逃げ場がない。どこへも逃げられない。どこへも堕ちられない。』 スカイ・クロラシリーズの第五弾。時系列では4冊目で、ここから一作目の「スカイ・クロラ」に続いていく。本書の語り手はクリタで、クリタだからこそカンナミに繋がっていく、のだと思っていた。しかし、またしても...
『そう、地上には逃げ場がない。どこへも逃げられない。どこへも堕ちられない。』 スカイ・クロラシリーズの第五弾。時系列では4冊目で、ここから一作目の「スカイ・クロラ」に続いていく。本書の語り手はクリタで、クリタだからこそカンナミに繋がっていく、のだと思っていた。しかし、またしてもやられたようだ。クサナギってそもそも・・・。
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シリーズ一応ラスト、最後まで通して読めて、僕はとてもうれしいです。 最後らへんすごいわかんなかったけど自分なりの解釈を持ったら なるほど、と思った。 でも最後までサガラの秘密の注射はなんだったんだろう、 スカイイクリプスに期待です
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