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人間以上 の商品レビュー

3.5

33件のお客様レビュー

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1人1人の人間が、身…

1人1人の人間が、身体の1器官を担当した、新たな群生モデルを提示する、著者の代表作。ミュータントテーマのSFとして有名です。

文庫OFF

多感な時期に読んだら…

多感な時期に読んだら深く心に突き刺さりそうな作品。自分たちは「人間以上」の存在なのに、葛藤や孤独を感じる。異端者の悲しみと受け入れられたいという願望が苦しい。

文庫OFF

2024/08/26

1度では物語の大枠を理解するのみに留まったので、今後2度3度読み返す事で人物の思いや背景の理解をより深く出来るようになればと思いました。 当時の翻訳によるものか原文によるものかは分かりませんが、後半は特に直接的な表現が避けられている様に感じ、場面を映像として想像することが私にはと...

1度では物語の大枠を理解するのみに留まったので、今後2度3度読み返す事で人物の思いや背景の理解をより深く出来るようになればと思いました。 当時の翻訳によるものか原文によるものかは分かりませんが、後半は特に直接的な表現が避けられている様に感じ、場面を映像として想像することが私にはとても難しくなって行きました。 改めて翻訳された本が出版されることを望みます。

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2024/07/02

X-メンのコミックが始まる10年前に発表されたシオドア・スタージョン御大によるミュータントSFの金字塔。 初めて手に取ったのだが、2021年製作されたミュータントSF映画の傑作『イノセンツ』への影響も大きいことがわかる。 『イノセンツ』の元ネタでもある『童夢』にも恐らく影響を与え...

X-メンのコミックが始まる10年前に発表されたシオドア・スタージョン御大によるミュータントSFの金字塔。 初めて手に取ったのだが、2021年製作されたミュータントSF映画の傑作『イノセンツ』への影響も大きいことがわかる。 『イノセンツ』の元ネタでもある『童夢』にも恐らく影響を与えているだろう。 社会から孤立した弱者たちが、実は超能力の持ち主であり、集まることで人間以上の存在となることが出来る。 その後のミュータントものにも繋がるテーマ、要素でもあると思う。 残念なのは若干読みにくいことだろうか。 SFの名著なのは間違いないので、そろそろ新訳出してくれないだろうか。

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2023/08/12

小説という毒を浴びるで紹介されていたのでよんでみた。 名著になるのかな、超能力ものというよりは…文学的な話。 少年少女たちが最後の章では大人になっていて、それまで野生的だったのに、洗練されていて違和感。 最後の数ページは、そんなこともあるかといった展開だけど、いきなり感あり。

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2024/05/24

SF?ファンタジー? ハードなSFという作品ではないのに、やたら難しい。 超能力と集団意識に関する物語なのだとは思う。 第一章は分かりやすく、比較的に楽しめたが、二章、三章と、ストーリーが進むにつれて分からなくなっていく変わった読後感。 解説の「この本を読む前に、あなたは静かに発...

SF?ファンタジー? ハードなSFという作品ではないのに、やたら難しい。 超能力と集団意識に関する物語なのだとは思う。 第一章は分かりやすく、比較的に楽しめたが、二章、三章と、ストーリーが進むにつれて分からなくなっていく変わった読後感。 解説の「この本を読む前に、あなたは静かに発狂するがよろしい。それがこの本を楽しむ唯一の方法である」という表現が的確すぎるのでは?

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2018/11/04

ミュータント・SFの金字塔と評される本書は、シオドア・スタージョンの代表作。 以前読んだ著者の「夢みる宝石」がとてもおもしろかったので、古本屋を覗いて旧装丁版をゲット。期待に胸を膨らませて読み進めたのですが… うーん、これは読みづらい。 国際幻想文学大賞受賞なだけあって詩的な表...

ミュータント・SFの金字塔と評される本書は、シオドア・スタージョンの代表作。 以前読んだ著者の「夢みる宝石」がとてもおもしろかったので、古本屋を覗いて旧装丁版をゲット。期待に胸を膨らませて読み進めたのですが… うーん、これは読みづらい。 国際幻想文学大賞受賞なだけあって詩的な表現が多用されているためなのか、はたまた訳文がよろしくないのか、とにかく物語がどこに進むのか予測ができず、要領を得ない展開に眠気が襲う始末。なんとか最後まで読みきりましたが、理解はあやふやです。 個々の生物(本書ではミュータント)が集まってひとつの生命体を形成する「ホモ・ゲシュタルト」という概念は、人間を超えた存在(あるいは人間と異なる存在)として述べられています。そのホモ・ゲシュタルトが人間らしい道徳性を身に着けたとき、それが本書のラストで描かれるシーンに繋がります。あらためて振り返ると、なんだかクラークの「幼年期の終り」に類するところもありますが、「夢みる宝石」を読んだ読者としては、スタージョンが描く孤独や愛の側面を気にしてしまうようで、新たな進化を遂げる鍵として「道徳性」を掲げるところが、スタージョンらしいのかもしれません。

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2018/06/19

SFの中でも有名な作品を一通り読んでみうキャンペーンの8作品目。 あらすじは 悪戯好きの黒人の双生児、生意気な少女、発育不全の赤ん坊、そして言葉さえ知らない白痴の青年。 彼らは人々から無能力者、厄介者として扱われていた。しかし、世間からつまはじき者にされる彼らこそ、来るべき人類...

SFの中でも有名な作品を一通り読んでみうキャンペーンの8作品目。 あらすじは 悪戯好きの黒人の双生児、生意気な少女、発育不全の赤ん坊、そして言葉さえ知らない白痴の青年。 彼らは人々から無能力者、厄介者として扱われていた。しかし、世間からつまはじき者にされる彼らこそ、来るべき人類の鍵を握る存在ーコンピュータ顔負けの頭脳、テレパシー、テレキネシス、テレポーテーションなどの能力を持つ超人だったのだ! 一人一人では半端者として無駄に使用されてきた超能力も、5人が結集して手となり足となる時、人類を破滅に導き得るほどの恐ろしき力と化すのであった。 幻想派SFの旗手が描き上げたミュータント・テーマの金字塔! それぞれ、自我を持ち、自由に立ち回りながらも、手足の役割、頭脳の役割、意思の役割を担い、集団でも一つの「個」を形成するホモ・ゲシュタルト(集団人間)と言う概念はちょっと面白い。 アーサー・C・クラークの幼年期の終わりと似たところもある。 スケール感などでクラークの勝ちかな。

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2017/11/10

う〜〜〜〜ん、良く判らない。 どこかで「サイボーグ007」との関連を書いた文章を見かけたが、確かに登場人物の設定とその能力は似てますよね。でも似てるのはそれだけ、話の内容は全く違う。 ストーリーに脈絡が無い。なんだか著者が思いつくままに書き綴ったという感じがする。その上に突...

う〜〜〜〜ん、良く判らない。 どこかで「サイボーグ007」との関連を書いた文章を見かけたが、確かに登場人物の設定とその能力は似てますよね。でも似てるのはそれだけ、話の内容は全く違う。 ストーリーに脈絡が無い。なんだか著者が思いつくままに書き綴ったという感じがする。その上に突然シーンが変わったり、背景が認知できずにオタオタしてしまう。 雰囲気はあります。とても不思議な感じがします。言葉も綺麗そうです(翻訳なので推測ですが)。しかし、相当好みが分かれる作品だと思います。 正直なところ、ついて行けませんでした。

Posted byブクログ

2016/12/05

バーナード嬢曰く見てたら、スタージョンの法則やってて、職場の人に話したら、人間以上おすすめってことだったので登録してみた。そのうち読む。 途中で訳分からなくなって断念。。

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