水車館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
館シリーズ2冊目。 作者も書いてたけど、途中から犯人がわかる小説だった。 綾辻行人の本は読みやすくておもしろい。
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館シリーズ第二弾、第一弾に引き続き一気読み。 何となく犯人は想像できていたけれど、トリックなどは面白く読めた。この手の作品に何故こうも惹きつけられるのかしら?と思っていたところ、この作品の旧版解説を読んで納得。現代もののリアリズム系を最近多く読んでいたからこそ、アガサクリスティー...
館シリーズ第二弾、第一弾に引き続き一気読み。 何となく犯人は想像できていたけれど、トリックなどは面白く読めた。この手の作品に何故こうも惹きつけられるのかしら?と思っていたところ、この作品の旧版解説を読んで納得。現代もののリアリズム系を最近多く読んでいたからこそ、アガサクリスティーなどの古き良き作品により魅力されたのだ。子供の頃によくみていた金田一少年や、マスクが横溝正史の犬神家の人々などを彷彿とさせ、その陰鬱な世界観にどっぷりはまり、読了後はぐったり(-.-;) でも、すごく面白かった。 次回作も読まねば!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
倉本以外の登場人物にあまり愛着が持てなかったけど、楽しく読むことができた 仮面と車椅子の時点でこいつ怪しいな、とは思っていたけど、まさかあんな風に入れ替わっていたとは、、、 真咲慎吾が自分の顔を悲観している描写って結局なんだったんだろう? 読み飛ばしただけなのかもしれないけど、紀一と入れ替わった後に自分の顔を変える描写が見当たらなくて、最後まで謎のままだった 時系列が入れ替わるシステムは賛否両論あるんだろうけど、自分は頭がごちゃごちゃになるし過去と現在をそれぞれ分けて書いて欲しい派、、、 ミステリに出てくる女の子って、だいたい身長が小さくて自分の意思がない美少女だけど、なんでなんだろう? 作者のおっさんだから?
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十角館に続き読了。 驚きの大仕掛けがあった十角館とは異なり、より本格ミステリ感が色濃い作品でしたが、面白かったです! 様々な伏線や謎が合理的に解決されていくので、違和感もなく、とても緻密に積み上げられたミステリとなっており、注意深く読めば気づけるような絶妙なラインの描写が素晴らし...
十角館に続き読了。 驚きの大仕掛けがあった十角館とは異なり、より本格ミステリ感が色濃い作品でしたが、面白かったです! 様々な伏線や謎が合理的に解決されていくので、違和感もなく、とても緻密に積み上げられたミステリとなっており、注意深く読めば気づけるような絶妙なラインの描写が素晴らしいなと思いました。 シリーズはまだまだ続くので、楽しみです!
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十角館に引き続き最初からしっかり再読。 久しぶりに読むと、こういう時系列で展開してたなぁとか、思ってたより中村青司については書かれていなかったんだぁとか思いつつ、初回よりしっかり読み込めた。同時に、こんなにダイレクトに書いてたのかぁとトリックの大胆さに改めて感心したりした。十角館...
十角館に引き続き最初からしっかり再読。 久しぶりに読むと、こういう時系列で展開してたなぁとか、思ってたより中村青司については書かれていなかったんだぁとか思いつつ、初回よりしっかり読み込めた。同時に、こんなにダイレクトに書いてたのかぁとトリックの大胆さに改めて感心したりした。十角館とは違った驚きがある意味王道なのかな。 読み返すたびに、どうして藤沼一成は幻影群像が描けたんだろうと思う。絵が先か、建物が先か。この不気味さが好きな作品です。
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館シリーズは自分もその館にいるような没入感が楽しくて大好きな作品。 表紙イラストの怪しげな館を参考にして、水車館と登場人物を想像しながら読み進めていくワクワク感がたまらない。 水車館はわかりやすい伏線が張ってあるけど、そこがわかっていても最後まで面白い。 単に誰が犯人か?とか、ど...
館シリーズは自分もその館にいるような没入感が楽しくて大好きな作品。 表紙イラストの怪しげな館を参考にして、水車館と登場人物を想像しながら読み進めていくワクワク感がたまらない。 水車館はわかりやすい伏線が張ってあるけど、そこがわかっていても最後まで面白い。 単に誰が犯人か?とか、どんでん返しに驚くということよりも、水車館で繰り広げられる怪しげな非日常感を楽しむ作品だと思った。 現在と過去を行ったり来たりするので、その揺さぶられる感じも飽きることがなかった。 クライマックスを早く読みたい気持ちもあるけど、水車館ワールドが終わってしまう寂しい気持ちの方が大きくて、一気には読まずに大切に読んだ。 館シリーズのような非日常で小説ならではの雰囲気を体験することができる作品が自分は好きなんだと改めて気付いた。 十角館→迷路館→水車館と読んだので、次は人形館を読むのが楽しみ。
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十角→時計→黒猫→と読み進めての4作目です。 大掛かりなトリックを経験してからの本作なので若干の物足りなさは感じてしまいましたが、それでも変わらず予想を裏切ってくれる快感を味わえました。 現在と過去を行き来するので慣れるまでは少し「あれ、今なんの話だっけ?」となりましたが、それ...
十角→時計→黒猫→と読み進めての4作目です。 大掛かりなトリックを経験してからの本作なので若干の物足りなさは感じてしまいましたが、それでも変わらず予想を裏切ってくれる快感を味わえました。 現在と過去を行き来するので慣れるまでは少し「あれ、今なんの話だっけ?」となりましたが、それはまだまだ自分の読書量不足ですね…。 後半になり話の概要が掴めてくるとその困惑も少なくなりました。次の館こそ、せめて犯人だけでも当てようと思います。
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時間が前後したり聞き馴染みのない言葉が出てきまりするので読みにくいという人もいるかと思います。 この本も最後の1行を読み終わるまで結末の分からない本です。流石綾辻先生!と毎回驚かされます。
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十角館に対してトリックが正統派という印象。過去と現在を行き来しながら話が進んでいくので途中ちょっとだけ混乱した。ミステリをよく読む人ならオチはなんとなく予想できるんだろうなという感じだったけど、結末はかなりぞっとした。しっかり面白い!
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出てくる人がややこしく、建物の構造の複雑さにスムーズには読めず。。。 ストーリーに入り切る前に、終わってしまった感が否めない。 どんまい、私。
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