水車館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
トリックは分からないけど犯人は早い時期からこの人じゃないかなって思ってた人が犯人だった。 種明かしで臭いの事とか細かな事柄まで回収されててよかった。 絵の正体は全然予想してなかったから納得のビックリだった。
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ミステリー読み始めて2作目 所謂ラノベばっかり読んでいてミステリーってどんなんやろうか? って読み始めてみた 読み進めると状況説明が9割 事件は起こるけど、 解決編の面白い部分は残り1割だなぁっと 状況説明を全て飲み込むには なろうの文書に慣れた人にはちょっと厳しく感じてて 言...
ミステリー読み始めて2作目 所謂ラノベばっかり読んでいてミステリーってどんなんやろうか? って読み始めてみた 読み進めると状況説明が9割 事件は起こるけど、 解決編の面白い部分は残り1割だなぁっと 状況説明を全て飲み込むには なろうの文書に慣れた人にはちょっと厳しく感じてて 言わば、なろうは週刊連載の漫画で 毎話事に面白さが求められる でないと、作者のモチベーションが終わるから でも、ミステリーは2時間物の短編ドラマ とりあえず2時間見切ることが出来れば面白い そんな風に感じた 閑話休題 さて、水車館の感想も書かないとただの自分語りになるので少しだけ トリッキーな館が出てくる館シリーズな訳だけれども 本編でも語られてる通り 隠し部屋とかそういうのはミステリーではご法度らしく敢えてそれをメインに置いてるから論理的な思考にその変数を先に組み込めるのは面白いなーっと でないと、隠し部屋の不意打ちがでかすぎるからかな? 話の組み立てが凄く上手いと感じてて 登場人物が察しが良すぎる節もあるけど、 グダグダする進行よりも言いたいこと言ってる感じが良いよね 結果は同じなわけだし そこに迷いは必要ないし ビジュアルが着くとまた話が変わる 叙述トリックにハッさせられて 凄く面白かった 館シリーズ読みます!
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館シリーズ第二弾 十角館読了後に手を取りました! 前作と遜色なく面白い 仮面の館主、塔に囚われた美少女、ロボットのような執事、密室の逃走、バラバラ殺人、からくり屋敷 古典的なモチーフの物が古臭くならず上手くまとまっている 今作はなかなか犯人が想像できないまま、解明へと向かった...
館シリーズ第二弾 十角館読了後に手を取りました! 前作と遜色なく面白い 仮面の館主、塔に囚われた美少女、ロボットのような執事、密室の逃走、バラバラ殺人、からくり屋敷 古典的なモチーフの物が古臭くならず上手くまとまっている 今作はなかなか犯人が想像できないまま、解明へと向かったので面白かった
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車椅子だから足が不自由である、というのはミステリー小説の前では疑ってかかるべきことだった。 絶対に脱出なんて無理じゃんと思ってたけど、バラバラにすることで消失させるという脱出トリックがあったとは。。 自分の指を切り捨てることができるなんて、想像できないが、今のままで生き続けることはできないことを考えると、指一本くらい安いもんなのかもしれない。 外の世界に触れるために、自分と正木しか場所を知らない鍵を使ったり、バレバレの脅迫文を送ったりと、幼稚な様には、逆に悲しくなった。 裏を描くほどの知恵もないまま、田舎に隔離され大人になってしまった由理絵には、非常に悲しい気持ちを感じた。
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ゆりえは結局どんな気持ちで行動してたのかがいまいちわからなかった。10歳ぐらいで引き取った女の子と結婚するのも意味がわからないし。 やっぱり十角館の館ほどの驚きではないけどとても面白かった。
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密室からの人間消失の謎から考え始めると連鎖的に真相に近づいていける。抜け道はない、唯一の経路は監視されていて見落としはない。となれば、最初からいなかったかまだ出ていなかったか別に方法で脱出したかしか残っていない。さらに前二つが目撃証言によって潰されるとあとは窓しかない。しかし窓は狭く人の形態のままでは通れない。ということは殺されてからバラバラにされたのだろう。そういえばバラバラ死体がどこかであったなぁ……じゃあ入れ替わりか?でも指が落ちてたよな……指だけ本物だったとしたら?手袋はめてるやつがいたな……しかも仮面をつけていて、そういえばちょっと一人称の語りが違和感あったな……とどんどん繋がっていくのが気持ちいい。しかし最後まで元々の看守がどこに消えたのかの謎が残る……そして不気味な終幕。
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十角館に続いて2作目も読了。 本当に一瞬で世界に引き込まれて、一瞬で読み終わる。 新本格ミステリ、推理小説と呼ばれるだけある。 一見古風で昔読んだことのあるような、 でも今でも、今だからミステリ好きに愛されるような作品。 十角館より面白さが劣るかなと思ったけど、全く劣ってなかった...
十角館に続いて2作目も読了。 本当に一瞬で世界に引き込まれて、一瞬で読み終わる。 新本格ミステリ、推理小説と呼ばれるだけある。 一見古風で昔読んだことのあるような、 でも今でも、今だからミステリ好きに愛されるような作品。 十角館より面白さが劣るかなと思ったけど、全く劣ってなかった。
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ミステリーの王道という感じです。十角館が場所の切り替えだったら、こちらは過去と現在の切り替えです。 私は好きでした!
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8 搭上から墜落した一人の女。消えた一枚の絵。およそ不可能と見える状況で姿を消した一人の男。だがしかし、それらの出来事が寄り集まって行き着こうとしている先を的確に予測しえた者が、果たしてどれだけいただろうか。 嵐に翻弄された一夜の終わりー。 その時になってようやく、館で起こった”...
8 搭上から墜落した一人の女。消えた一枚の絵。およそ不可能と見える状況で姿を消した一人の男。だがしかし、それらの出来事が寄り集まって行き着こうとしている先を的確に予測しえた者が、果たしてどれだけいただろうか。 嵐に翻弄された一夜の終わりー。 その時になってようやく、館で起こった”事件”はその異常な最終系を彼らの前に露わにしたのである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ミステリは、真実を知った前と後で、本当に見方が180度変わる。だからクセになるんだろうなあ。 絢辻さん2作目です。 今回の舞台は、山奥の水車館。中村青司設計の館。仮面の主人と20歳離れた美しい妻、もう怪しさ満点ですよね。 年に一度、主人の父の絵画を見るべく集まる客人たち。しかし、その日嵐によって外界から隔絶されてしまう。 その中で起こるさまざまな事件。 感想は何だろ、島田さんと一緒に謎解きをしている感覚だった。 丁寧に謎解きが進んでいくので、なんとなくこの人怪しいぞ、と推理しながら読めます。 ただ、予想を当てることはできず笑 そうだったのか!とびっくりしてしまいました笑 悔しい笑 事実を知って読み返すとなるほどな!!ってなるとこが多すぎてほんとに面白い。 ぶっちゃけ読んでる途中は、ちょっと長いかも、はやく教えてよ、とか思ってましたが笑 しっかりおもしろかった! なんといっても、島田さんが出てきた時の安心感がすごい笑 十角館の実写で青木崇高さんがやられてたけどハマり役すぎて、今回の水車館でも青木さんが喋ってるのをイメージしながら読みました笑 また他の作品も読んでみようと思います!
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やっぱり館シリーズ面白い。夢中になって読めるし、今回は仮面がキーワードだったと思う。どこに隠し通路や隠し扉があるのか、想像しながら読めるのも良く、大好きなシリーズ。
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