水車館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
すみません。どうしてもスケキヨが頭にでてきてしまうのと 過去⇒現在⇒過去とストーリーが進み自分のオツムでは、次第に戻ったりとなかなか前にすすまなかったw
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過去と現在が交互に書かれているが、過去と現在で同じ場所、登場人物もほとんど同じメンバーなので、慣れるまではちょっとだけ混乱した。館の主の顔が出てこないので本当に本人なのか、いなくなった男も実は死んでるんじゃないか、と疑って読み進めてしまった。百合絵さんの動きは読めなかった。嵐の中次々と起こる事件が不気味な館を際立たせている。
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館シリーズ第二弾。 十角館のインパクトに負けず、こちらも面白い。 そこまでミステリオタクというほどでもない私でも、少しは謎解きできるくらいにはやさしいトリックもあった。 面白くてどんどん読み進めてしまった。 正木慎吾が藤沼紀一になりきっていたのは気づかなかった。 少し勘付かれたくらいで殺人をするくらいなら、年に一度の来客もなしにしたらいいのに…と思ってしまった。笑 正木は悪いやつだが、今までの人生とこれから死刑になるであろうことを考えると不憫な気もする。
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館シリーズ第2弾 過去の事件とそれから1年後の現在を行き来しながら話は進んでいく。 過去におきた嵐の中の転落、失踪と殺人事件、絵画の消失。そして、現在でも殺人事件がおこってしまう。私は読めば読むほど謎が深まるばかりでした。それだけに、島田潔により真相が明らかになる場面は一気に読んでしまいました。 真相を知ると、もう一度読みたくなる。読み返してみると、何気なく読んでいた文章の意味が、さらに深いものになっている。違うものになっている。あぁ、、、そういう事だったのか。ため息が出る。 建築家中村青司の設計した『水車館』藤沼紀一の描いた『幻影群像』どちらもこの殺人事件をさらに不気味に、そしてどこか幻想的な物にしている。無いのは百も承知だけど、見てみたいわー
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過去と現在を頻繁に行ったり来たりする構成だけど、上手く読者が知りたい順になってるので、混乱せずにどんどん読める。 真相にはそんな馬鹿なと驚いたけど、読み返すと確かに矛盾がない。この形式で読者を信じ込ませたうえで、こんなトリックを使えるのは本当に見事。
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読もうと思っていた館シリーズ2作目。 私とちょうど同い年くらいの作品なのに、やっぱり面白い!! 事件の真相が語られる場面からは一気読みだった。次作も楽しみ。 ✎︎____________ 不幸というのはーーー 往々にして、そういったありえないような偶然の結果としてあるものだ(...
読もうと思っていた館シリーズ2作目。 私とちょうど同い年くらいの作品なのに、やっぱり面白い!! 事件の真相が語られる場面からは一気読みだった。次作も楽しみ。 ✎︎____________ 不幸というのはーーー 往々にして、そういったありえないような偶然の結果としてあるものだ(P139)
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何年ぶりか忘れたくらいの再読。 十角館と打って変わって、終始重く暗い雰囲気で進む。 2つの時系列が並行して進むことで、事件の全貌や複線がわかりにくくなるが、トリックとしてはシンプルなものとなっている。 読者に対してもフェアである印象で程よく読みながら推理できる。
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十角館を数ヶ月前に読んでそれから いろいろなミステリを読みましたが 綾辻行人は本当に読みやすい!! 仮面をつけた館の主人、焼死体。 入れ替わりトリックは絶対あるだろうな…って 思いながら読みましたが、それでも面白かった。 ゆっくりでも館シリーズは読破したい!
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個人的に雰囲気、動機、トリックが十角館より納得できるもので十角館よりこちらの水車館の方が好きかもしれない。
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古川消失の謎で、窓は頭ひとつ分くらいしか開かないなら体をバラバラにすれば脱出できるのでは?と頭の隅にふわっと浮かんだけどすぐに消えてしまった。 勘の良い人、ミステリーをよく読む人なら犯人がわかりそう。私はいつもの如くだめでした。 由里絵は綺麗で愚かで可哀想。 きっと事件の後に警察に捕まって、そこで初めて外に出ることになるのかな。由里絵の人生はあの後どうなるんだろう。
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