霧のむこうのふしぎな町 の商品レビュー
王道のファンタジー 夏休みにお父さんに言われて、 一人旅て霧の谷を目指したリナ そこは、 意地悪な魔女みたいなおばあさんや、 赤鼻の発明家や、すてきな料理人が住む 下宿屋。 ひとりでは何も出来なかったリナが たくましく、頼もしく成長していく話。 ファンタジーの原点がここ...
王道のファンタジー 夏休みにお父さんに言われて、 一人旅て霧の谷を目指したリナ そこは、 意地悪な魔女みたいなおばあさんや、 赤鼻の発明家や、すてきな料理人が住む 下宿屋。 ひとりでは何も出来なかったリナが たくましく、頼もしく成長していく話。 ファンタジーの原点がここに。あるらさ
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小学生の頃、ちょうど夏休みに初めて読んだ日のことを鮮明に覚えています。 中学生ぶりに読んだのですが、きちがい通りは当時のまま色鮮やかに存在していました。 ピコットばあさんを筆頭にイッちゃん、ジョン、ジェントルマン…魅力的でどこか浮世離れした皆と過ごした特別な夏休みは、これから...
小学生の頃、ちょうど夏休みに初めて読んだ日のことを鮮明に覚えています。 中学生ぶりに読んだのですが、きちがい通りは当時のまま色鮮やかに存在していました。 ピコットばあさんを筆頭にイッちゃん、ジョン、ジェントルマン…魅力的でどこか浮世離れした皆と過ごした特別な夏休みは、これから先も夏休みの時期が来るたびに思い起こされるのだと思います。 後、挿絵もこの竹川功三郎さんのものが一番好きです。
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自他の個性を大事にしよう、と 人に優しくなれる本。ちょっと変わっている人のことも、ちょっと感じ悪い人のことも、フィルターをかけずに、そのまま受け止めよう、と。 大人になって改めて読むと、本当に良い本。 子どもの頃以来に、読みたくなり、でも、当時の挿絵で読みたくて、中古本を購入...
自他の個性を大事にしよう、と 人に優しくなれる本。ちょっと変わっている人のことも、ちょっと感じ悪い人のことも、フィルターをかけずに、そのまま受け止めよう、と。 大人になって改めて読むと、本当に良い本。 子どもの頃以来に、読みたくなり、でも、当時の挿絵で読みたくて、中古本を購入。相変わらず素敵な絵。
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「子どもを本好きにする10の秘訣」>「家族・人間関係」で紹介された本。 恐らくどの本でも紹介されているのは、既に2003年くらいに発刊された、杉田比呂美絵の新書版の方なんだろうけれど、どうもあの絵には見覚えのない抵抗が。ただ、実際の表紙や挿絵がどうだったのかの記憶もないん...
「子どもを本好きにする10の秘訣」>「家族・人間関係」で紹介された本。 恐らくどの本でも紹介されているのは、既に2003年くらいに発刊された、杉田比呂美絵の新書版の方なんだろうけれど、どうもあの絵には見覚えのない抵抗が。ただ、実際の表紙や挿絵がどうだったのかの記憶もないんだけれど、とりあえずあの直線的なアニメチックな絵ではなかったののは確かなので、とにかくそれ以外のこちらで登録。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 心躍る夏休み。6年生のリナは一人で旅に出た。霧の谷の森を抜け、霧が晴れた後、赤やクリーム色の洋館が立ち並ぶ、きれいでどこか風変わりな町が現れた。リナが出会った、めちゃくちゃ通りに住んでいる、へんてこりんな人々との交流が、みずみずしく描かれる。『千と千尋の神隠し』に影響を与えた、ファンタジー永遠の名作。 【感想】
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映画「千と千尋の神隠し」の原案とも言われる作品。霧の谷に迷い込んだリナちゃんが、ちょっと意地悪なピコットばあさんや、ピコット屋敷の下宿人たち、町の住人や動物たちに囲まれながら、心優しく、逞しく成長するお話である。町の風景や建物の造形、出てくるお料理やお菓子、お花の描写にとてもわ...
映画「千と千尋の神隠し」の原案とも言われる作品。霧の谷に迷い込んだリナちゃんが、ちょっと意地悪なピコットばあさんや、ピコット屋敷の下宿人たち、町の住人や動物たちに囲まれながら、心優しく、逞しく成長するお話である。町の風景や建物の造形、出てくるお料理やお菓子、お花の描写にとてもわくわくし、これぞファンタジーといった感じ。また、"働かざるもの食うべからず"の教訓をリナちゃんと一緒に改めて私も学んだような気がする。
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『霧のむこうのふしぎな町』は、幸せな家庭から楽しいファンタジー世界へ行き、無事に日常に返され、しかも再びその世界へ行くことが許されるという、痛みのない幸福しかない世界観。それが、痛みの中に生きる読者にとって、絶対に傷つけられない安心の場として機能するのではないかと思う。 辛い日常から楽しいファンタジー世界に行き、その幻想を失う話は読者の痛みに共感する。そういった種類のファンタジーとは異なる方向だと思う。 色彩・ネーミング・キャラクターのポップさが楽しい。ジェントルマンがかわいい。
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フルで楽しむには歳を取りすぎていることが実感できて悲しい。そんな作品。 千と千尋のインスパイア元把握(*'-')b
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