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こうふく みどりの の商品レビュー

3.7

102件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

    8

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2010/06/13

時間差で別の人物の視点から物語が描かれていたので、最初話の展開が分からなかった。もう一回読んだらよく分かりそう。  殺人を犯した夫を、出てくるまで待った奥さんに深い愛情を感じた。

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2010/06/09

あか よりもみどりのほうが、わりと読みやすかった 猪木が間にはいること、時間軸がずれても最後に帰ってくるところがとてもすごい。

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2010/10/07

西さん、真骨頂! 切ないとも、哀しいともちがう。 でも涙がじわじわ目にたまる。 関西弁の小説って全く入り込めない場合も多いが この作品は関西弁じゃないとだめ。 コジマケンが「緑ちゃん」と発するたびに 自分が好きな男子に名前を呼ばれたようで もぞもぞしてしまう。 タイトルも装丁もぴ...

西さん、真骨頂! 切ないとも、哀しいともちがう。 でも涙がじわじわ目にたまる。 関西弁の小説って全く入り込めない場合も多いが この作品は関西弁じゃないとだめ。 コジマケンが「緑ちゃん」と発するたびに 自分が好きな男子に名前を呼ばれたようで もぞもぞしてしまう。 タイトルも装丁もぴったり。 おこづかいを貯めて、自分の本棚にお迎えしたい。

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2010/05/30

西加奈子さんは、家族の物語となると俄然パワーが増す。「さくら」を読んだ時の衝撃を思い出した。つらいことも酷いことも、どんな出来事が訪れても、読み終わったら心がきらきらします。この人の家族の物語で、超長編を読んでみたいと思う。ぜひ描いて欲しいです。

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2010/04/26

西加奈子さんの、続けて読んだからちょっと飽き気味!?なかなか読みすすまなかったなぁこれは。 あかのも読んでみるけれど・・・ でも相変わらず猫の描写は好き。

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2010/03/30

西加奈子の本の中でこの本が一番好き それまで さくら とか きいろいぞう みたいな児童文学の延長のように読みやすいライトな、悪くいうと内容もライトで薄い感じのイメージがあったけどそのイメージが覆った一冊 みどりちゃんをとりまく小さい世界のお話 どこの誰かもわからないいろんな人...

西加奈子の本の中でこの本が一番好き それまで さくら とか きいろいぞう みたいな児童文学の延長のように読みやすいライトな、悪くいうと内容もライトで薄い感じのイメージがあったけどそのイメージが覆った一冊 みどりちゃんをとりまく小さい世界のお話 どこの誰かもわからないいろんな人の主観がぐっちゃぐちゃに入り交じって登場人物が好きなように動き回って、アレアレー?ってなってるうちにだんだん絡まった話がツウーって繋がってきれいにシュッって終わってる もう一度読みたい、いや読み返したくなる本

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2010/02/16

この人の文章はいつも赤裸々。 かっこいい文章を書こう!とかきれいな言葉を書こう!と 気張ってない感じがいい。 でも話としてはちょっと地味かな。

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2011/07/16

ぴったりと私の泣きのつぼにはまる。痛すぎず、軽すぎず。テレビでしか聞いたことがない大阪弁が優しく、テンポよく、そして下町の感じが出ている。女ばかりだ暮らす緑の家。近所の人がいろんな秘密を話したくなるおばあちゃん。ふんわりと優しいけれどいつも煙草を吸い何もしないおかあさん。4歳にな...

ぴったりと私の泣きのつぼにはまる。痛すぎず、軽すぎず。テレビでしか聞いたことがない大阪弁が優しく、テンポよく、そして下町の感じが出ている。女ばかりだ暮らす緑の家。近所の人がいろんな秘密を話したくなるおばあちゃん。ふんわりと優しいけれどいつも煙草を吸い何もしないおかあさん。4歳になる娘と住みついたいつも料理をいっぱい作っている従姉妹の藍ちゃん。幼なじみの明日香と中学生活を送る緑は一人の転校生の少年に初恋未満の感情を持つが・・・。途中の独白が誰のものなのかよくわからないまま話が進むが、後半になりいろいろな謎が解けてくる。それはかなり重い話しだったりするのだが。中学生なりに必死にいろんなものに向かっている緑が好き。外にいれば藍ちゃんの作る美味しい匂いのする家が好き。なんだかそこにいると何か打ち明け話を思わずしてしまいたくなるおばあちゃんとお母さんが好き。大好きな人だから力いっぱい叩くおばあちゃんがいい。打たれる藍ちゃんの痛みは家族みんなの痛み。泣ける。「桜」でもそうなのだが、家族が愛おしくなる。余談だが、お母さんの煙草を吸う描写を読んでいると煙草吸いたくなる。

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2009/12/04

だめだった。好きじゃなかった。 関西弁は何か慣れてないから読みにくいし なんとなく強烈だった。個人的に。 あまったるい感じがして妙にリアル。 匂いがぷんぷんしたよ。 「恋人と変人は、にています けんちゃんすきすき うちが捨てるまで、捨てんといて 一位もも 二位け...

だめだった。好きじゃなかった。 関西弁は何か慣れてないから読みにくいし なんとなく強烈だった。個人的に。 あまったるい感じがして妙にリアル。 匂いがぷんぷんしたよ。 「恋人と変人は、にています けんちゃんすきすき うちが捨てるまで、捨てんといて 一位もも 二位けんちゃん」

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2009/10/20

やっぱこれやから西加奈子はやめられへん 独特の話のてんぽで ちょとフツーよりかわった主人公と かわった家族で 一人一人かわったキャラがしっかりわかるし 特別にすごくも、ええこともないけど なんか惹かれるもんがどっかにあって 意味のわからん文章も ずっとよんでったら なんや ...

やっぱこれやから西加奈子はやめられへん 独特の話のてんぽで ちょとフツーよりかわった主人公と かわった家族で 一人一人かわったキャラがしっかりわかるし 特別にすごくも、ええこともないけど なんか惹かれるもんがどっかにあって 意味のわからん文章も ずっとよんでったら なんや そーゆーことかいな てなる。 いっつも思うねんけど ええとこで終わりすぎやねん にくいわー

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