ペット・サウンズ の商品レビュー
https://ameblo.jp/yasuryokei/entry-12791774941.html
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実に面白い。ジム・フジーリは泣く子も黙る不朽の名盤である『ペット・サウンズ』の魅力をさまざまな角度から解析する。歌詞を読み込み、コード進行を分析し、アンサンブルを解体し、人間模様についても鋭く切り込む。『ペット・サウンズ』は今でこそ泣く子も黙る傑作だが、同時にここまで哀しい事実(...
実に面白い。ジム・フジーリは泣く子も黙る不朽の名盤である『ペット・サウンズ』の魅力をさまざまな角度から解析する。歌詞を読み込み、コード進行を分析し、アンサンブルを解体し、人間模様についても鋭く切り込む。『ペット・サウンズ』は今でこそ泣く子も黙る傑作だが、同時にここまで哀しい事実(父親との不和、周囲の無理解、迫るプレッシャーなどなど)に彩られたつらい作品であることも生々しく伝わる。もちろんそんなつらい事情など知らずにただジンワリ来る『ペット・サウンズ』の魅力に触れればいいとは言える。聞いてから楽しむべき一冊
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ビーチボーイズは若い頃から理解出来ない音楽その1でした。うーん、今聴くとわかるのかなぁ…音質的なものは置いといてPCから引っ張り出して聴きたいと思います。 そしてそれなりの村上主義者でもあるのですが、村上春樹の翻訳も良さが全然分からない。何でこんな読みにくい回りくどい翻訳なんだろ...
ビーチボーイズは若い頃から理解出来ない音楽その1でした。うーん、今聴くとわかるのかなぁ…音質的なものは置いといてPCから引っ張り出して聴きたいと思います。 そしてそれなりの村上主義者でもあるのですが、村上春樹の翻訳も良さが全然分からない。何でこんな読みにくい回りくどい翻訳なんだろう。
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名盤として知られているが何度聴いても良さが解らなかったアルバム。この本を読んでビーチボーイズブームが到来!! このアルバムにも聴き入ってみよう著者の導きに従ってより深く。それにしてもこのcontinuum社の「33 1/3」シリーズって魅力的なラインアップなんだけど、続刊がないの...
名盤として知られているが何度聴いても良さが解らなかったアルバム。この本を読んでビーチボーイズブームが到来!! このアルバムにも聴き入ってみよう著者の導きに従ってより深く。それにしてもこのcontinuum社の「33 1/3」シリーズって魅力的なラインアップなんだけど、続刊がないのが残念だな。
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ビーチボーイズ、ブライアンウィルソン、そしてペットサウンドを自身の少年の頃を回想を通して、とても愛情深く語る一冊、何といっても村上春樹氏の翻訳は絶妙、ビーチボーイズをBGMに楽しく読みました♪
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特にビーチ・ボーイズに関心があったわけではないのだが、なんとなく図書館で手に取ったら興味をひかれて、そのまま読了。10代の時にビーチ・ボーイズのアルバム「ペット・サウンズ」を聞き影響を受けた著者が、このアルバム制作中のブライアン・ウィルソンの苦悩をたどりつつ、いかにしてこの傑作が...
特にビーチ・ボーイズに関心があったわけではないのだが、なんとなく図書館で手に取ったら興味をひかれて、そのまま読了。10代の時にビーチ・ボーイズのアルバム「ペット・サウンズ」を聞き影響を受けた著者が、このアルバム制作中のブライアン・ウィルソンの苦悩をたどりつつ、いかにしてこの傑作が生まれたかをひもときながら、なぜにこのアルバムが人の心を打つかを解き明かしていく。ブライアン・ウィルソンの心情が歌詞やコード進行、楽器選択などにどう現れているかについてかなりしつこく迫っている。好きなものについて書くならこうあるべきという好例かと。この言及のしつこさは村上春樹の小沢征爾へのインタビューにも似ている。「ペット・サウンズ」全曲はYouTubeで聞けるので、ぜひ曲を聴きながらどうぞ。ちなみに、原書はContinuumという出版社から出ている、名盤1枚につき1冊ずつで論じたシリーズの1冊らしい。他のラインナップはこんな感じ。http://en.wikipedia.org/wiki/33%E2%85%93
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音楽グループ「ビーチボーイズ」の名盤として知られる『ペットサウンズ』の製作過程とバンドの歴史をひも解いた一冊。 翻訳者のフィルターから見るとこのバンド(と音楽)がどれほど愛される存在であるのかがわかります。
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表題になったアルバム「Pet Sounds」-The Beach Boys- をまだ聴いたことのない方がいらっしゃるならぜひ聴いてみてください。素晴らしいアルバムです。
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カルフォルニア出身のメンバーから成るバンドグループ、「ザ・ビーチ・ボーイズ」。1966年、彼らが発表したアルバム『ペット・サウンズ』は現在までに総計900万枚を売上げ、ロックの歴史を変える名盤となった。しかし、発売当初はファンやメンバーの戸惑いを呼び、リーダーのブライアン・ウィル...
カルフォルニア出身のメンバーから成るバンドグループ、「ザ・ビーチ・ボーイズ」。1966年、彼らが発表したアルバム『ペット・サウンズ』は現在までに総計900万枚を売上げ、ロックの歴史を変える名盤となった。しかし、発売当初はファンやメンバーの戸惑いを呼び、リーダーのブライアン・ウィルソンは苦渋の中、崩壊の一途を辿ることとなった。 一人の青年の波乱に満ちた人生をつづった一冊。 【九州ルーテル学院大学】ペンネーム:はま
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ブライアン・ウィルソンのことはすこしだけ知っていたのだけど、ペット・サウンズをやっと聴いたのでついでに読みました。 彼は予想以上に病んだ人だったんだなあと。育ってきた環境もだし、周りの人間もだし、そして大人になり切れなかった。それでも音楽にだけひたすら愛情を注いで、偉大なアーティ...
ブライアン・ウィルソンのことはすこしだけ知っていたのだけど、ペット・サウンズをやっと聴いたのでついでに読みました。 彼は予想以上に病んだ人だったんだなあと。育ってきた環境もだし、周りの人間もだし、そして大人になり切れなかった。それでも音楽にだけひたすら愛情を注いで、偉大なアーティストになった。 あの作品が作り上げられたことが奇跡であるか、それともそこで終ってしまったことを悔やむべきか、それは決められないけど、そこには確かにこれができただけの物語があるんですね。そして聴いた人の物語も。そういうのを読むだけでも、ぜんぜん違ってきますよね。別にこのアルバムに限ったことではないですが。 あと、曲の解説も入ってるんですね。知らなかった。
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