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ペット・サウンズ の商品レビュー

3.4

22件のお客様レビュー

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2010/12/13

ロック史の中で名盤として名高い『PET SOUNDS/The Beach Boys』を作者の視点からブライアン・ウィルソンの苦悩を描いた作品。 『PET SOUNDS』はThe Beach Boysの歴史の中でも異彩を放つ作品。 なぜこのような作品が生まれたのか興味がありま...

ロック史の中で名盤として名高い『PET SOUNDS/The Beach Boys』を作者の視点からブライアン・ウィルソンの苦悩を描いた作品。 『PET SOUNDS』はThe Beach Boysの歴史の中でも異彩を放つ作品。 なぜこのような作品が生まれたのか興味がありました。 それがこの本を読むことで少し理解できたと思います。 音楽ファン必読の一冊!

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2010/06/21

これじゃないけどテルミンという楽器についてのドキュメンタリー映画にでてくるブライアンウィルソンが、半ばイカレながらにしてテルミンの魅力を語ってる様に引いた。天才のなせる技。 話関係無くなっちゃったけどようはペットサウンズを聴けという事

Posted byブクログ

2010/03/24

学生の頃、その頃流行っていた村上春樹を読んであーだこーだと吹聴している先輩がいて、どうもその軽薄な感じが嫌で、「村上春樹を読むとあんな感じになってしまうのか」などと皮肉ったりして、まーその先輩のせいにするのもナンだけれど、結局まだ一度も読んだことがない(笑)。それはいいとして…。...

学生の頃、その頃流行っていた村上春樹を読んであーだこーだと吹聴している先輩がいて、どうもその軽薄な感じが嫌で、「村上春樹を読むとあんな感じになってしまうのか」などと皮肉ったりして、まーその先輩のせいにするのもナンだけれど、結局まだ一度も読んだことがない(笑)。それはいいとして…。 昔、山下達郎だったかが「傑作だ」と言っていて、確かにいいアルバムだよなと聞いていたのだけれど、何がどう傑作なのか、実はよく分かってはいなかった。コーラスの美しいヴォーカルものは基本的に好きだし、メロディーも歌詞も最高の楽曲だと思っている「God only knows」が入っているだけで、オッケーだった。いつか中古CD屋で「Pet Sounds」のボックスセットに、ものすごい数のalternate takeのトラックが入っているのを見て、かなり作り込まれたアルバムなのだな、やはり「傑作だ」などと思っていた。(←単純) ま、この本にはその制作秘話やつくられた背景なども詳述され、このアルバムやBeach Boysが好きな人にとっては無茶苦茶面白いけれど、カンケーない興味もない人にはふーん…だろうと思う。でも、このアルバムで様々な音楽的実験を試みているブライアン・ウィルソンは、やはり変人天才だったんだなと思わせてくれる。やはり「傑作だ」。(←まだ分かってないかも)

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2010/01/08

ビーチボーイズの同名アルバムを持っていたので、 衝動買い。 読んでみると、私のような 「只なんとなく聞いていただけ」な人には高度すぎた。 そして村上春樹の翻訳なので、 どうしても村上春樹色がつよく、好みは分かれる。 正直なところよくわからなかったが、 多分もっ...

ビーチボーイズの同名アルバムを持っていたので、 衝動買い。 読んでみると、私のような 「只なんとなく聞いていただけ」な人には高度すぎた。 そして村上春樹の翻訳なので、 どうしても村上春樹色がつよく、好みは分かれる。 正直なところよくわからなかったが、 多分もっとビーチボーイズに精通している人が読んだら わくわくするんだと思う。

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2009/10/04

ロック史に残る大名盤、ビーチボーイズの「ペット・サウンズ」について書かれた本。村上春樹訳で話題になったけど、まあビーチボーイズ好きな人はあえて読む必要が無いような本だし、これを読んで「ペット・サウンズ」に興味が持てるか疑問だと思う。 この本、発売当初は買おうかと思ったけど、買わず...

ロック史に残る大名盤、ビーチボーイズの「ペット・サウンズ」について書かれた本。村上春樹訳で話題になったけど、まあビーチボーイズ好きな人はあえて読む必要が無いような本だし、これを読んで「ペット・サウンズ」に興味が持てるか疑問だと思う。 この本、発売当初は買おうかと思ったけど、買わずに図書館で借りて済ませて良かった。名盤「ペットサウンズ」のサブテキストとしては余りに役不足。読んでいて音楽が聴きたくならない。致命的だと思う。 強いて言えば、村上春樹のあとがきの方が、この音楽のサブテキストとしては本文よりふさわしいかも知れない。 CDやBoxセットに付いている解説書の方がサブテキストとして大変興味深く読めるよ。それで物足りないならブライアン・ウィルソンの自叙伝を買いましょう。

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2011/08/17

この人、どんだけペットサウンズが好きなんだ!?とか言って僕も大好きです、ペットサウンズ。サウンドで世界を作り上げている、それも唯一無二の!単なるポップ・ミュージックをしても聴く事が出来るけど、聴き込めば聴き込むほどその世界の深さには驚かされる。この本はそんなペット・サウンズが好き...

この人、どんだけペットサウンズが好きなんだ!?とか言って僕も大好きです、ペットサウンズ。サウンドで世界を作り上げている、それも唯一無二の!単なるポップ・ミュージックをしても聴く事が出来るけど、聴き込めば聴き込むほどその世界の深さには驚かされる。この本はそんなペット・サウンズが好きで好きでたまらない筆者の長い長いラブレターですね。だもんであまり興味がない人には少々退屈かもしれません。村上春樹訳ということで読んでみる人もいるでしょう。僕の個人的な感想ですが「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」のなかの「世界の終わり」の方で村上さんは塀に囲まれた世界を作り上げていますが、その一つの完成された世界を作っているところがペット・サウンズを思い起こさせます。それぞれの世界で見られる風景は全然違うんだけどね。これから読んでみようかなという人はぜひペット・サウンズを聴きながら読んでみてください。

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2011/07/14

夏になったし再読。三年ぶり。 当時は、春樹訳でビーチボーイズだってだけで買った。 Pet Soundsを聞きながら読むと面白い。 でもそこまで神がかった文章ではない。 Pet Soundsは神がかったアルバムかもしれないけれど。

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2013/12/30

2008年7月4日読了。「ペット・サウンズ」に対する著者の熱い思いが伝わってくる本・・・。言ってみれば独断と偏見に満ちた一方的な記述ではあるが、客観的なだけの文章では人の心を打つことはできないもんなのかもな。読みながら、覚えず眼に涙をためてしまう、私も私だが・・・。ペットサウンズ...

2008年7月4日読了。「ペット・サウンズ」に対する著者の熱い思いが伝わってくる本・・・。言ってみれば独断と偏見に満ちた一方的な記述ではあるが、客観的なだけの文章では人の心を打つことはできないもんなのかもな。読みながら、覚えず眼に涙をためてしまう、私も私だが・・・。ペットサウンズとブライアンには、考えただけで心とろかされる魅力があるな。

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2009/10/04

あえて書きます。読む必要なし。村上春樹が歌詞をどう訳したか、という点だけか。興味深いのは。もっとも言葉が長く、歌詞って感じでもない。「33 1/3」シリーズの邦訳。"ペット・サウンズ"は日本ほど本国では評価されてない。いや、日本が異常か。改めて本盤の特異なコー...

あえて書きます。読む必要なし。村上春樹が歌詞をどう訳したか、という点だけか。興味深いのは。もっとも言葉が長く、歌詞って感じでもない。「33 1/3」シリーズの邦訳。"ペット・サウンズ"は日本ほど本国では評価されてない。いや、日本が異常か。改めて本盤の特異なコード進行へちらり触れて、ナイーブなブライアンの様子をぬるく語った。やたら歌詞を引用するわりに、上っ面の印象論だけで語る薄っぺらさが腹立たしい。いくらか関係者へインタビューしてるようだが、新鮮味は特になし。ビーチ・ボーイズの歴史を60年代終わりくらいまで駆け足で抜けたため、中途半端が否めないエッセイだ。"ペット・サウンズ"へ特化してるわけでもなし。新たな聴き手は、本書なんかでビーチ・ボーイズへ興味持って欲しくない。きちんと"サーフィン"から聴いてって、"ペット・サウンズ"までたどり着いて欲しい。繰り言なのはわかってるけれど。

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2011/09/18

わたしはビーチボーイズはそもそも好きだったけれど、アルバム「ペット・サウンズ」を買ったのはやっぱり村上春樹氏がすすめていたから。その程度の好きかげんなので、この本は、うーむ、ちょっとついていけなかったような。ブライアン・ウィルソンの自伝みたいな内容かと思っていたら、かなり音楽的な...

わたしはビーチボーイズはそもそも好きだったけれど、アルバム「ペット・サウンズ」を買ったのはやっぱり村上春樹氏がすすめていたから。その程度の好きかげんなので、この本は、うーむ、ちょっとついていけなかったような。ブライアン・ウィルソンの自伝みたいな内容かと思っていたら、かなり音楽的な話が多くて。相当きき込んでいて、ここの音がどうとかこうとかわかっていないとぴんとこないような……。 もっと、ビーチボーイズやブライアン・ウィルソンについて基本的なことが知りたかった……。

Posted byブクログ