犬はどこだ の商品レビュー
犬専門の探し屋が、失踪人捜しと古文書の調査と言う 関係ない二つの依頼を受けて調べていくうちに、 だんだんと二つの事件に同じキーワードが浮かんできます。 なんか淡々としていて、テンポもよく読み易かったです。 単純に分かりやすく、ほのぼのと終わっていくのかと思ったら…。
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登場人物のキャラ立てが自然なのに上手くて、謎解きも楽しめる。多少都合よくすすむとこもあるかな、と思う展開だけど、そんなことが気にならないくらいテンポが良くて上手な書き方。
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ラストで一気に裏返る世界観。これぞ本作品の醍醐味かと。 サブタイトル(というのか英題というのか)が実にうまく考えられていたのに読了後気が付いた。 ただし解説は蛇足。作品名を羅列されてもねぇ……。
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紺屋S&Rシリーズ第1作です。 米澤作品は学生モノが多いですよね。 『ボトルネック』に『古典部シリーズ』、『小市民シリーズ』、『さよなら妖精』と。 『インシテミル』も主人公は大学生ですね。 ですが、この作品は探偵モノです。 それでも主人公は『犬さがし専門』の予定でしたが…。 ...
紺屋S&Rシリーズ第1作です。 米澤作品は学生モノが多いですよね。 『ボトルネック』に『古典部シリーズ』、『小市民シリーズ』、『さよなら妖精』と。 『インシテミル』も主人公は大学生ですね。 ですが、この作品は探偵モノです。 それでも主人公は『犬さがし専門』の予定でしたが…。 二つの依頼が組み合わさり、解決につながる。 でも、最後には…。 第2作にも大いに期待しています。
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行動がとっぴで大胆で、性格があつかましく自信家。そんな探偵の本は何冊か読んできましたが、 こんな探偵はじめてです。 いちばん好きなのはスイーツものシリーズなんですが、手元にあったこの本を先に紹介します。 25歳で探偵を始めた男とその後輩とさまざまな形で彼を助ける人々。 ...
行動がとっぴで大胆で、性格があつかましく自信家。そんな探偵の本は何冊か読んできましたが、 こんな探偵はじめてです。 いちばん好きなのはスイーツものシリーズなんですが、手元にあったこの本を先に紹介します。 25歳で探偵を始めた男とその後輩とさまざまな形で彼を助ける人々。 今までの青春作品と比べると異色?みたいなイメージもありますが、平坦ではないけれどとっぴでもない 日常の事件を、あきらめないで生きる強さみたいなもの、変わらずに感じられる本でした。 時刻表とか、死体とか、館(つω`*)テヘとか、出てこないです。最初はやきもきすることもありますが、 この探偵、決して怠惰とか臆病とかそんな人じゃないんです。現実を見つめ、未来を見つめて 歩き出したところなんです。応援したくなる探偵なんです。
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おもしろい。これは確かにおもしろい。 『さよなら妖精』は琴線に触れなかったけれど、ここで一気に株上昇。 米澤穂信を買い集めることに決めました。
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米澤穂信さんの作品でああ。これは面白かった。とか初めて思った。 学生が主人公じゃないものは初めて読んだけれど、こっちの方が好みだなぁ。オチの付け方とかも。 難点は、探偵さん側は面白かったけれど、助手側がだるかったところか。 古典部における氷菓の謎解きしかり、さよなら妖精のマーヤの...
米澤穂信さんの作品でああ。これは面白かった。とか初めて思った。 学生が主人公じゃないものは初めて読んだけれど、こっちの方が好みだなぁ。オチの付け方とかも。 難点は、探偵さん側は面白かったけれど、助手側がだるかったところか。 古典部における氷菓の謎解きしかり、さよなら妖精のマーヤの地元語りしかり、 あんまりその辺は面白く感じられない。
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あっという間に読了。えええ〜!こんな展開?!っていう意外性もあっておもしろかったです。米沢さんの作品はまだ2冊目ですが、どちらも良かったです。
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紺屋長一郎が失踪した人間を捜し、その部下半田平吉が古文書の解読を試みる話。 無関係に見えた二つの出来事がリンクし始めるところから、割とじわじわ怖かった。 決心した人間の思考は時に怖い
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探偵ものの小説。 病からエリートコースを離れ、犬探し専門の探偵になった「私」 迷い込んだ相談事は人捜しと古文書の解読。 例のごとく二つの事件は絡んでいくのだけど、それだけじゃ済まなかった。 最後は見事な立場の逆転劇がある。 一気に繰り返し二度読んでしまいました。面白かった。巧みで...
探偵ものの小説。 病からエリートコースを離れ、犬探し専門の探偵になった「私」 迷い込んだ相談事は人捜しと古文書の解読。 例のごとく二つの事件は絡んでいくのだけど、それだけじゃ済まなかった。 最後は見事な立場の逆転劇がある。 一気に繰り返し二度読んでしまいました。面白かった。巧みでした。
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