ネムルバカ の商品レビュー
それなりに読み応えはありましたが百合要素は感じられませんでした。あくまで百合コミックとしての書評なので評価なしとします。
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バンドに懸ける、正統派の青春漫画……と見せかけて、主人公はバンドをやっていないというのがいいですよ(笑)。寮で相室になっている先輩がバンドをやっていて、先輩はバンドに懸けているのですが、主人公は特にそういうものを持っていません。その違いをジリジリと切迫感をもって描くこともできるの...
バンドに懸ける、正統派の青春漫画……と見せかけて、主人公はバンドをやっていないというのがいいですよ(笑)。寮で相室になっている先輩がバンドをやっていて、先輩はバンドに懸けているのですが、主人公は特にそういうものを持っていません。その違いをジリジリと切迫感をもって描くこともできるのに、そこは緩めてある。でも、何もかもが緩いわけではないんです。誰もがこう生きられたらと思うラストも含めて、印象深い一冊ですね。
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真面目に描いた青春群像劇とか結構苦手。 これも切ない。 言葉したりぼんやりとだったりで誰しも考えてる事だろな。 でも嫌いじゃない。
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絵に描いた様な大学生活。 やはり共感できる作品っていうのは強い。 その中でちょっと違いを出していく。 自分の人生にないことを、こんなことがあるかもしれないということを示して、フィクションとリアルの壁を取り払う。 他の作品も買ってしまおうと思わせるだけの作品だ。
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ダメ学生の話。その夢の話。超えられない(?)壁の話。つい読んでしまう、おもしろい本。(by みずむー)
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大学の先輩、後輩がモラトリアムに苦しんだり日常を送ったりする、ちょっとドタバタちょっと寂寥感が漂う、そんな作品。 「駄サイクル」って本当にいい言葉だなぁ、と思った。 これに共感している人も多そうな感じだったし、やっぱり読者にも思い当たる節があるんじゃないかと思う。 もちろん自分...
大学の先輩、後輩がモラトリアムに苦しんだり日常を送ったりする、ちょっとドタバタちょっと寂寥感が漂う、そんな作品。 「駄サイクル」って本当にいい言葉だなぁ、と思った。 これに共感している人も多そうな感じだったし、やっぱり読者にも思い当たる節があるんじゃないかと思う。 もちろん自分も読んでてドキッとしちゃいました・・w それから、最後の方は特にこれは百合描写といっても過言ではないだろう的な雰囲気だったのでテンションが上がっちゃいました!
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目の前に壁があり、普通を嫌う人向け。 自分の中で衝撃作。モヤモヤの感覚を描く良作。 「駄サイクル」は名言。
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誇張でも無い、かと言ってリアルでも無い大学生活がぬるい気持ちにさせてくれます。何かしたいけど、何が出来るのか分からないみなさんにおすすめです。
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「それでも町は廻っている」のスピンアウト的作品。 主人公二人は大学の先輩後輩。学生寮(アパートっぽい感じだが)のルームメイト。かなり仲良し。 先輩はミュージシャン志望。後輩は特に将来の希望なし。 大きな事件が起きるわけでもなく、かなり日常よりな組み立て。でも、これがなんかいいん...
「それでも町は廻っている」のスピンアウト的作品。 主人公二人は大学の先輩後輩。学生寮(アパートっぽい感じだが)のルームメイト。かなり仲良し。 先輩はミュージシャン志望。後輩は特に将来の希望なし。 大きな事件が起きるわけでもなく、かなり日常よりな組み立て。でも、これがなんかいいんだよね。将来に対する希望、あるいは希望を明確にもてない苛立ちとか。苛立ちつつもいい加減な学生生活。まだ、親元を離れたばかり、まだ大人になったばかり、まだ子供でもある楽しく切ない時期を、あんまりセンスティブでなく、のんびり描いていていい。絵もいいね。 多分描きたいのは青春の一時の時間感空気感だった思う。で、描いちゃったので、全一巻で終わり。もう二・三巻この二人の物語を読みたかったが。
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駄サイクルを始め、心にグサグサと突き刺さる言葉で溢れている。 夢を追う者、探す者、道程はどうあれ皆、己の道を進む。 『僕が食べるまんじゅうにもし毒が入ってたらお前がすぐ教えてくれ』
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