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虎よ、虎よ! の商品レビュー

3.7

114件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

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2026/01/16
  • ネタバレ

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感情の動きと共に顔に浮かび上がる紋様とか テレパスやテレポーテーションとか 時間と空間を遡行して移動して最終的に「スターチャイルド」になるだとか こちらが先かどうなのかは分からないが、SFやファンタジーでお馴染みの設定や展開が散見されて なじみがあるだけに面白い、がしかし 主人公がしっぽりとクズ… 何故あれほど復讐に執着するのか 彼の半生や考えの描写が少なくて感情移入しづらい しかも、わりと酷薄で自己中心的ときてるので主人公的な魅力には乏しく感じた それだけに後半の絶望感は際立つけれど、活劇としての面白みには少し欠ける気もして 自分が、SFを読む心構えが足りなかったのかもしれないけれど

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2025/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

信仰への信仰。この世には信ずるに値するものが存在している、ということを信じる。 全てを失った主人公が辿り着いた答えがずっと心に残っている。 人によって何であれ、それを希望や救いというのだろう

Posted byブクログ

2025/11/06

全人類が瞬間移動できるようになったら、の冒頭が面白かった。終盤は難解だった。主人公と関わる女性が基本的に可哀想。

Posted byブクログ

2025/08/03

次から次へと予想してなかった展開になっていっておもしろかったけど脱落しそうにもなった 全体的に仰々しい文体で難解なとこもあるのが原文からこうなのか訳の問題なのか気になる 展開と文体に振り回されたな…と思うけどそういうところが魅力でもあると思う

Posted byブクログ

2025/04/14

『モンテ・クリスト伯』だー、と思いながら読んでいたが、どんどん物語が展開していって、最終的には壮大なSFとして完結していた。 しかも、解説読んだらこの小説が発表されたのが1956年だって!これは凄い!この時代に既にこんな壮大な小説があったのか! 瞬間移動や加速装置など後に日本...

『モンテ・クリスト伯』だー、と思いながら読んでいたが、どんどん物語が展開していって、最終的には壮大なSFとして完結していた。 しかも、解説読んだらこの小説が発表されたのが1956年だって!これは凄い!この時代に既にこんな壮大な小説があったのか! 瞬間移動や加速装置など後に日本の漫画なんかでも使われるアイデアが満載で、主人公のキャラクターも含めて後のSF界に凄く影響を与えた作品なんだろうなーって思った。 文章表現もなかなか実験的で面白かった。

Posted byブクログ

2025/01/13

ワープ技術や宇宙開発が一般化した未来をテーマにしたSF作品。 お話や展開は間違いなく面白いのですが、元々の文章のクセかあるいは翻訳の問題かとても読みづらい。正直途中で何度かギブアップしそうになりました。 ワープが一般化した世界のアンチワープ技術の発展は当たり前ですが面白い着眼点で...

ワープ技術や宇宙開発が一般化した未来をテーマにしたSF作品。 お話や展開は間違いなく面白いのですが、元々の文章のクセかあるいは翻訳の問題かとても読みづらい。正直途中で何度かギブアップしそうになりました。 ワープが一般化した世界のアンチワープ技術の発展は当たり前ですが面白い着眼点ですね。 映像化してくれるともっと理解しやすくなるかもw

Posted byブクログ

2025/03/04
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先日「スタァライト」に感化されて読んだ、チャールズ・L・ハーネス「パラドックス・メン」に続き、ワイドスクリーン・バロック読書2冊目。 といっても「スタァライト」以前から、津原泰水の推薦 https://blog.goo.ne.jp/tsuhara/e/e7c58eec6b9fc8e9f564435e9cc075b1 〈これがつまらないという人の顔を見てみたい。〉 で気になり、長期間積読にしていたもの。 (ところで本書のカバーイラストを寺田克也が描いているが、津原と寺田って親交があったような……? うろ覚えなので念のため検索してみたが、ちょっと見つけられなかった……記憶違いか?) 津原をもう少し絡めるならば、津原は確か手塚治虫の文庫本の解説を書いていたが、トキワ荘にいた石ノ森章太郎の、「サイボーグ009」の加速装置ってまんま本作の影響、と知って小びっくり。 また「仮面ライダー」の怒りで顔に痣のような模様が浮かぶという設定も、まんま本作で小びっくり2。 というか平井和正を間に挟んだ影響でもある、とネット上で知った。 要はある年代の創作に影響が大きい作品だったんだろうな。 と同時にSF文芸が影響大だった時代なんだろうな。 個人的には、ジョウントという瞬間移動から、鳥山明「ドラゴンボール」の孫悟空を思い出したが、いやもう少し本作のジョウントは厳密だった。 なにせ行き先曖昧で行うと青ジョウントになってしまうから……このへん面白い。 また、そこはかとなくボルヘスを思い出したりもしたが、むしろ逆で、純文学に祭り上げられたボルヘスの元々の想像力がコミック的なもので、そこに反応したベスター……ということなのかも。 (あるいは安直に、虎好き=ボルヘスという連想かしらん。〈虎よ! 虎よ! ぬばたまの 夜の森に燦爛と燃え そもいかなる不死の手 はたは眼の 作りしや、汝がゆゆしき均整を〉ウィリアム・ブレイク、をボルヘスが知らなかったわけないので、同根ということか) (筋書きはアレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」翻案らしいが、そのデュマも大衆作家だし) で、たまーにネット上で「最近のラノベの文章ひどすぎww」みたいなスレッドで、記憶にある範囲では、かじいたかし「僕の妹は漢字が読める」と並べて、本作の〈カチャリカチャリ ジグザグになってとんでくる稲妻のような悲鳴がわきあがる 光線が襲いかかる〉のページがアップされていたりするが、確かにそういうスレッドで半ば馬鹿にされてもやむなしな試み……しかし、むしろ印刷技術を用いたサービス精神や表現欲求の粋だと思いたい……タイポグラフィについて。 思えば筒井康隆「虚航船団」のホチキス「ココココココ」だってそうだし、「トーチカ」もそうだった。 あるいは北園克衛や、草野心平「蛙」だって。 そういえば筒井康隆「旅のラゴス」には集団転移とか壁ぬけとかがあったので、やっぱり影響あるんじゃ。 で、そういった連想抜きにして単体で楽しいのかっていったら、まあまあ。 キャラ立ちしているという点で、「パラドックス・メン」よりは好きかな、という程度。 SFマインド欠如の疑い……。

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2024/07/24

「おまえは誰だ?」 「どこからきた?」 「いまどこにいる?」 「行先は?」 宇宙にたったひとり漂流する主人公ガリー・フォイルは自問する。 彼を見捨てた《ヴォーガ》への復讐の果てに、彼が行き着く先は...。 最後は、主人公の内面の変化、時空を超えた展開、難解な表現について行くのが...

「おまえは誰だ?」 「どこからきた?」 「いまどこにいる?」 「行先は?」 宇宙にたったひとり漂流する主人公ガリー・フォイルは自問する。 彼を見捨てた《ヴォーガ》への復讐の果てに、彼が行き着く先は...。 最後は、主人公の内面の変化、時空を超えた展開、難解な表現について行くのが難しかったです。だからこそ名作と言われるのでしょうけど...。(-∀-) “我思う、故に我ジョウントす”

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2024/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直に言うと二部の始まりでギブアップ寸前になり他の方の終盤での伏線回収が良かったとのレビューに励まされて何とか読了まで迎えることが出来た。レビューを書いた方にまず感謝したい。 ひたすらに訳がよろしくない。が、それは脇において冷静に振り返ると物語としてはギミックや伏線、黒幕、ラストの展開等要所要所はお手本のようにキッチリしており誤読感がいい。1950年代に書かれ現在もリスペクトされていることには納得できる。歯に仕込んだスイッチを押すと加速装置で無敵状態になるチートはいきなり過ぎて置いてきぼりを喰らったが好きな人にはたまらないだろうし、想い人が実は復讐を誓った黒幕でしたとか一歩間違えば世界を滅ぼす物質を世界にバラ撒いてその行く末は人類に一任するとか主人公が永劫回帰して序盤の自分の名付け場所に戻って来るとか他にも挙げられるのはいくつもある展開が目白押しでこれらを終盤に一気に詰め込んでいるから良い意味でたまらない。とりわけ未来の主人公が時空間移動して過去の自分のところに来て手助けするのは思わずニヤけた。ぶっちゃけ分かっていた、物語の所々で主人公に似たやつが現れた時点で分からないわけがないが、話が進んで改めて主人公視点でそれをやられるとドーパミンが出る。私この展開好き(パーンってなるのは男の子だからだろうか。 最後まで読んで良かったと思う。が、他の人に勧めるまでにはいかない最大の障壁が日本語訳なのはどうにかならないのか。訳者には申し訳ないが2008年に再出版したときに見直すべきだったと、出版社に言いたい。SF作品に需要を見込めなかったのかもしれないが過去の名作と名を打つのなら誰にでも読みやすいようにするのも出版の役割ではないかと。今からでも良いので是非改訳をお願いしたい。その時はもう一度読んでみたい。

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2024/03/22

オールタイム・ベスト常連、のみならず、某海外ドラマで犯人がいつもつぶやく「Tiger, Tiger, burning bright...」というセリフがこの作品からと知ったため。ドラマで引用されるので、どんな名作なんだろう、と期待して読んだが、良くも悪くも想像とは大きく異なった。...

オールタイム・ベスト常連、のみならず、某海外ドラマで犯人がいつもつぶやく「Tiger, Tiger, burning bright...」というセリフがこの作品からと知ったため。ドラマで引用されるので、どんな名作なんだろう、と期待して読んだが、良くも悪くも想像とは大きく異なった。 名作。 確かに名作かもしれない。 が、あまりに破天荒。 ストーリーだけではなく、タイポグラフィーでも表現を変えるとは、小説表現の枠を超えた作品。 個人的には、こういった「奇をてらった」表現はあまり好きではなく、”ある制約の中でどう表すのか”というのが大切だと思っているのだが、時代を考えると好意的に捉えても良いのかもしれない。 すべてが大仰で演劇を観ているかのようなセリフまわし、舞台は宇宙だし超能力はあるしSFというジャンルなんだろうけれど、SFであることはあまり重要ではない。 復讐譚ではあるが主人公は同情するにはあまりにも粗野で身勝手で、その他の登場人物も100%善人と考えられる人はほぼいない。 まあとにかくめちゃくちゃ。 それでもこんなに評価が高く読み続けられるのは、やはりそれだけでは終わっていないからなのだと思う。主人公のキャラクターを表すかのように次から次へとストーリーは展開し、読者は知らず引き込まれ、気がつくとクライマックス。大きな秘密が明るみにでる。 と、もっともらしいことを書いているが、実は、なんというか、自分はこの作品について語るには、経験も知見も浅いような気がしてならない。 再読後、改めて感想は残すことにしよう。

Posted byブクログ