女という病 の商品レビュー
情景や加害者の心理の描写が巧み。 本当にこうだったんじゃないか?と感じてしまう。 とくに加害者の心理について。 これを元に、小説にしたら面白いだろうなー
Posted by
『女の自意識は、それ自体、病である』 実際に起きた13件の女の事件を、 作者が自分を投影しながらドキュメントタッチで綴っている。 事実は小説より奇なり。
Posted by
犯罪の描写がやや気分が悪くなる。 女という病に比べると、(他社を通しての)自己分析に 少し感情や他の要因が絡みすぎいて、 頂に達していない印象。 中村うさぎ自身に響く題材があまりなかったのかも?
Posted by
だらだら読み続けてしまう、中村うさぎ。 今回は、女が所以の事件を追っていくというスタイルの本。 有名どころの話から、そーいやあったなぁという事件を 取り扱っているんだが、みんなぎりぎりのところで生きて そっち側にいかないよういかないようにしているのに なにかの拍子に、きれいに並...
だらだら読み続けてしまう、中村うさぎ。 今回は、女が所以の事件を追っていくというスタイルの本。 有名どころの話から、そーいやあったなぁという事件を 取り扱っているんだが、みんなぎりぎりのところで生きて そっち側にいかないよういかないようにしているのに なにかの拍子に、きれいに並べつくされたドミノが 綺麗な絵を描くんだろうなぁなんてぼんやり思ってしまった。 引き金は、ひけません。 たぶん。 うん、絶対。
Posted by
様々な事件の中心になった女達。ああ、何て私に似た女がいるのだろうか?たまたま私は最後の一線を越えなかっただけで・・・
Posted by
女性犯罪者13人の実録犯罪集。とはいえ著者本人も言ってたけど、やはりどうも著者の中で一度取り込まれ練り直された段階でだいぶ主観が入ったというか、ここまで断定するのはどうか、と思われる内容になっている。思い入れが強すぎて、センチメンタル&どろどろ&センセーショナルに脚色し過ぎじゃな...
女性犯罪者13人の実録犯罪集。とはいえ著者本人も言ってたけど、やはりどうも著者の中で一度取り込まれ練り直された段階でだいぶ主観が入ったというか、ここまで断定するのはどうか、と思われる内容になっている。思い入れが強すぎて、センチメンタル&どろどろ&センセーショナルに脚色し過ぎじゃないか。犯罪はドラマじゃないし、犯罪者サイドの理由を他人が後付けする必要もない。個人的にはもうちょっと後に引いた立場から書かれたものが読みたい。
Posted by
イキナリ同人誌作家の殺人事件から始まるので、妙にドキドキしました…;; 自分の嫌なところとかを突きつけられた感じで、納得いかないんだけど納得するしかないなーみたいな気分になる。もっと大人になりたいなーと思います。
Posted by
病院の待合室でサクッと読んでしまった。 ここ数年の世の中の事件で、女性の感情などが大きく報じられたものについて、中村うさぎが解説しながら持論を展開するというノンフィクション。 ニセ皇族の結婚披露宴詐欺事件・・エリート医師妻誘拐殺人事件・・「ああ、そんな事件があったな」と思い出さ...
病院の待合室でサクッと読んでしまった。 ここ数年の世の中の事件で、女性の感情などが大きく報じられたものについて、中村うさぎが解説しながら持論を展開するというノンフィクション。 ニセ皇族の結婚披露宴詐欺事件・・エリート医師妻誘拐殺人事件・・「ああ、そんな事件があったな」と思い出させるものばかり。 事件の背景には、様々な人間模様があるとされる。そこには男もいれば女もいる。 オレは男だからだが、この本を読んで「女の憎悪」のようなものは本当に恐ろしく感じた・・ この13のケースは特殊なのだろうが、何かネジが1本外れてしまうだけで、狂気や破滅が待ち受けている。 思わず背筋が寒くなる思い。 正直・・買って後悔した・・^_^;
Posted by
いつもは軽めのおバカなエッセイを書いている中村うさぎ女王様ですが、今回は13人の女性犯罪者・被害者に焦点を当て独自の見解というか、まるでイタコのように彼女たちの恨みつらみ心の闇を突き詰めて語って行く。 「女」はそれ程日頃から「女」を意識していない様にも思えるのであるが、この様な本...
いつもは軽めのおバカなエッセイを書いている中村うさぎ女王様ですが、今回は13人の女性犯罪者・被害者に焦点を当て独自の見解というか、まるでイタコのように彼女たちの恨みつらみ心の闇を突き詰めて語って行く。 「女」はそれ程日頃から「女」を意識していない様にも思えるのであるが、この様な本を手に取ってしまうあたりやはり私も「女」を意識している女の一人であるという事か?個人的に中村うさぎにはこの固めというか、噎せ返るようなねっとりとした文章で永田洋子か福田和子の一人称長篇小説を書いて欲しい。需要は全く無さそうだけど。きっと後味の悪い濃い読みごたえのある本が出来ると思う。
Posted by