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ホテルカクタス の商品レビュー

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64件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/07

住んでいるのは『数字の2』と『帽子』と『きゅうり』 それぞれの、他の人にはくだらないこだわりが、 私は愛しいのだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

「ホテルカクタス」というアパートに住まう数字の2と帽子ときゅうりのお話です。 はじめはニックネームかと思いましたが、どうやら彼らは本当に2で、帽子で、 きゅうりなようです。 三者三様の、重なるところが余り無い三人(数詞に困ります)が仲良くなるのは 不思議な感じがしました。 そもそ...

「ホテルカクタス」というアパートに住まう数字の2と帽子ときゅうりのお話です。 はじめはニックネームかと思いましたが、どうやら彼らは本当に2で、帽子で、 きゅうりなようです。 三者三様の、重なるところが余り無い三人(数詞に困ります)が仲良くなるのは 不思議な感じがしました。 そもそも主人公達の設定の時点で不思議な物語なのですが。 ほんわかした終わり方をします。

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2009/10/04

静かなアパートで暮らす、2ときゅうりと帽子。三人はそれぞれ性格も趣味も違うけれど、お互いやわらかく相手を受け止める。 「音楽は個人的なもの」一人で聴いているときは心地いい音楽でも、ほかの二人と一緒に聞いているとまるで自分が裸になったような気恥ずかしさを感じる。 挿絵がとっても素...

静かなアパートで暮らす、2ときゅうりと帽子。三人はそれぞれ性格も趣味も違うけれど、お互いやわらかく相手を受け止める。 「音楽は個人的なもの」一人で聴いているときは心地いい音楽でも、ほかの二人と一緒に聞いているとまるで自分が裸になったような気恥ずかしさを感じる。 挿絵がとっても素敵で、ほのぼのゆったりした本。

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2009/10/07

古びたアパート「ホテルカクタス」に住む(アパートなのにホテル?)役場勤めで几帳面な「2」と筋肉隆々明るい性格の「きゅうり」人生の酸いも甘いもかみわけた文学好き、ばくち好きな「帽子」ひょうなことから親しくなる3人の出会いから別れまでのお話。まるで童話のような不思議なお話だった。なん...

古びたアパート「ホテルカクタス」に住む(アパートなのにホテル?)役場勤めで几帳面な「2」と筋肉隆々明るい性格の「きゅうり」人生の酸いも甘いもかみわけた文学好き、ばくち好きな「帽子」ひょうなことから親しくなる3人の出会いから別れまでのお話。まるで童話のような不思議なお話だった。なんとなく「アーノルド・ローベル/ふたりはいっしょシリーズ」を髣髴とさせると思うのは私だけだろうか。がまくんかえるくんのやりとりと3人のやりとり(ちょっと哲学的な)が重なるのだ。

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2009/10/04

基本的に、ありえない登場人物を、 ここまでごく普通に書けるえくにさんはほんとに素敵だと思う。 絵も素晴らしくきれいで、かといってそこには背景しかうつっていないのでこっちの想像力をかきたてられる。 時にふっと笑ってしまったり、時にどうしよもなく切なくなったり。 ありえな...

基本的に、ありえない登場人物を、 ここまでごく普通に書けるえくにさんはほんとに素敵だと思う。 絵も素晴らしくきれいで、かといってそこには背景しかうつっていないのでこっちの想像力をかきたてられる。 時にふっと笑ってしまったり、時にどうしよもなく切なくなったり。 ありえないのに、そこでは当たり前。 こういう設定、今までになかったと思う。

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2009/10/04

ある街の東のはずれに、ふるいアパートがありました(以下省略) ホテルカクタスというのがそのアパートの名前でした(ry ホテルカクタスには、かつて、帽子ときゅうりと、数字の2が住んでいました―本文 ハァ━(-д-;)━ァ... まともに読まなければぜんぜん平気ですケドネ

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2009/10/04

同じアパートに住むきゅうりと帽子と2のお話。登場人物は上の三人(?)であってます。まさに絵本を本にした本。この三人を太郎次郎三郎にしても話は通じると思いますが、この本の醍醐味はやっぱり、きゅうり帽子2のチョイスです。こういうのを言葉のマジックって言うんじゃないでしょうか。登場人物...

同じアパートに住むきゅうりと帽子と2のお話。登場人物は上の三人(?)であってます。まさに絵本を本にした本。この三人を太郎次郎三郎にしても話は通じると思いますが、この本の醍醐味はやっぱり、きゅうり帽子2のチョイスです。こういうのを言葉のマジックって言うんじゃないでしょうか。登場人物の像がはっきりしていなくても物語は進んでいく…。不思議な感じです。なのでこの本を絵本にしたらこの本の存在がなくなってしまう。

Posted byブクログ

2009/10/07

ホテルカクタスという名前のアパートに住む帽子、きゅうり、2の三人。寓話的ですが、あまり考えずに読んだ方がいいですね。全く性格の違う三人の友情物語というのがメインでしょう。シンプルですから、なるほどなるほどで進めます。系統としては「間宮兄弟」の童話版? 「冷静と情熱のあいだに」や「...

ホテルカクタスという名前のアパートに住む帽子、きゅうり、2の三人。寓話的ですが、あまり考えずに読んだ方がいいですね。全く性格の違う三人の友情物語というのがメインでしょう。シンプルですから、なるほどなるほどで進めます。系統としては「間宮兄弟」の童話版? 「冷静と情熱のあいだに」や「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」系統から入った僕としては、「東京タワー」路線を期待したんですが・・これはこれで、清涼剤ですね(~0~)

Posted byブクログ

2009/10/04

【メモ】数字の2、きゅうり、帽子・〜季節は美しくめぐり、おかしくて楽しい日々は、すこし哀しく過ぎていく・・・〜・メルヘンチック・独特のユーモア・挿絵がきれい

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2009/10/07

あんまり経験したことのない世界を描いた本だった。何となく気になって、でも読みやすくて、不思議な魅力を持っている。

Posted byブクログ