二十億光年の孤独 の商品レビュー

谷川俊太郎【著】,W.I.エリオット,川村和夫【訳】

2011/08/02

Growing

Three―
I had no past

Five―
my past stopped yesterday

Seven―
my past stopped with a top-knot

Eleven―
my past stopped with dinosaurs

Fourteen―
my past was nothing but schoolbooks

Sixteen―
I timidly looked at the past's infinitude,and

Eighteen―
I don't know what time is

2011/07/18

谷川氏の独特の感性が素晴らしい詩集。
装丁と、英訳に惹かれて購入しました。
それまで詩はあまり読まなかったのですが、詩というのも良いものだと認識させてくれました。
素敵な本です。

2011/06/08

図書館所蔵【911.56TA】
この詩を読むたびに、こんなにも行間を豊かにできるのか、と感心してしまう。感受性を磨くにはとても良い詩だと思います。この詩を読んで、何かを感じられるような大人になってほしい、と思います。（横谷謙次先生）

2011/06/06

「万有引力とは引き合う孤独の力である」

自分より年下の男の子が書いた、思わず声に出して読みたくなる詩の数々。

表現力ってすごい。

2011/02/18

ときどき詩集を手にする『心』を持ちつづけていたい。谷川俊太郎的な『心』は誰にでもある。だから、僕らも通じ合える。

2011/01/20

谷川俊太郎氏は1931年生まれということで、マイルス・デイヴィスより5歳も若い事に驚く。
非常に若々しく、また古さもない。

2011/01/16

表題作『二十億光年の孤独』は合唱曲にもなっているそうです。未だ聴いたことはありませんが、「（或はネリリし キルルし ハララしているか）」のフレーズは見ているだけでリズムをつけて読んでみたくなってしまいますね。私のお気に入りは『机上即興』です。思わず自分の机の上を見てしまったりします（笑）少し時間のある時、リラックスしたい時などに、この詩集をお薦めします。

2019/01/16

連綿と続いている時間と空間の中に湿度を持ったヒトとしてぽつんと存在しているということを興奮も悲嘆もなくただ、そのまま受け入れるとうもの凄いことをやってのけている、18歳の詩と文。

いい加減大人になって、初めてまともに氏の詩を読もうと入門で読んだけど、久々に文章で「ここじゃないどこか」へ連れて行ってもらいました。
近作もちゃんと読もう。
自分の標を探している今読めて良かった。
装丁も美しく、巻末の自筆の詩が数本掲載されているのをみながら、毎日ノートに言葉を書き付けていた男の子を想います。
大好き。

2017/06/21

何度読んでも驚いてしまう。
これを18歳で書き上げるなんて。

"万有引力とは引き合う孤独の力である"
タイトルも好き。

2012/12/29

借本。
著者の本はこれが初めて。
何度か月日をあけて再読を繰り返さないと良さがわからない感じ。
学生の頃に読んどけばよかった。