河童が覗いたヨーロッパ の商品レビュー
河童が覗いたインドバージョンよりは広く浅く書かれてるけど、有名処を抑えてあるので楽しいよ。 旅した気分になるー。
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河童さんがスケッチし、丸みを帯びた字でメモしている数々の情景。 一つ、一つ、絵を描き、聞き込みをし、メモにとる。 そのまめな記録ノートがそのまま本になった、1冊だ。 個人的に「あ、!」と思ったことは、 初めて自分がパリを旅行したときに、胸を打たれ、興奮気味に教授に報告した事柄が...
河童さんがスケッチし、丸みを帯びた字でメモしている数々の情景。 一つ、一つ、絵を描き、聞き込みをし、メモにとる。 そのまめな記録ノートがそのまま本になった、1冊だ。 個人的に「あ、!」と思ったことは、 初めて自分がパリを旅行したときに、胸を打たれ、興奮気味に教授に報告した事柄が、 この本の中で河童さんの手によって見事に再現されていたことである。 17ページの「野鳥と人たち」にある 元来警戒心が強いはずの野鳥が、見知らぬたくさんの人々に気を許してとても近くによってくる様子。 20ページの「パリのスイングドア」にある ドアの開閉を、次に通る人のことを考えて手で押さえながら通る人々の様子。 自分の心を動かしたもの、目を開けたものを、こうして絵と、文章で描くことができたのだと、 そのとき、シャッターを切っただけだった自分を私は少し残念に思った。 あのときの驚きがこうして自分をドイツにまで渡し、そして現に今こうして暮らしているのだけれど、 暮らしていると、旅をしているときとは違う、「慣れ」と「順応性」を自分に求めてしまう。 言語を学び、暮らし方を学ぶ上で確かに最初は「あ、!」と思うことがあるのだ。 「ぁ、!違うなぁー」と。 いい、でもなく、悪い、でもなく、単に「違う」というその単純さを、観察者の視点で持って記録しているこの本は 私がその違いを意識化することなく、無意識に埋めようとしていたことに気づかせてくれた。
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河童さんの視線が面白い。ぼーっとしてたら気付かないようなところを見つけて楽しんでるところがいい。 偏らないよう書いてる文章も好感がもてる。
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著者が目にしたものを片っ端からノートに書き取った「手描き」のヨーロッパ旅行記。描く視点に著者の驚きや発見が感じられる。宿泊した部屋や各国の電車の車掌さんなどの絵や解説がぎっしり詰まったこの本は出版から三十年近く経った今でも新鮮で大事な一冊。
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絵と文章で紹介された、1年に及ぶヨーロッパ旅行の記録です。 ホテルの間取りを中心として、その土地の情景が思い浮かべることができ、 楽しく読むことができます。 行ったことがある人も、行ったことがない人も、それぞれの楽しみ方ができるのでは ないでしょうか。
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インド編に比べると、雑な感じがするけれど でもそんなのノープロブレム! ヨーロッパ各国の車掌さん比べ、楽しかったです。 どの人の言い分にも、いちいち「ナルホド」と 頷く河童さん。 この人って、ほんとすごい。 目の付けどころが、普通の人とは全然違うんだろうな〜。
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河童さんは旅に出る時に、スケッチ・ブックと巻尺を抱え、旅先の風景を色々描いている。それにしても、周りの人からしてみたら、ヘンなおじさんだと思う。
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ブームの塗り絵、私はこの本で25年!!位前にやってました。ぬりたくなるようなほんとに緻密でリアルな絵(行ったことないけどね!)イメージなくて残念
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鳥瞰的描写で、ホテルの内装を、景色を、小物を描いていく。パリで、河童さんと同じホテルに止まりたくて探したけど、閉業していました。残念。
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すっごく古い本です。 でも、今でも、大事にとってあります。河童さんみたいに絵が描けたら面白そう。ヨーロッパが好きになった原因はこの本かも(*^^*) ワタシの愛読書には、セクシーショットが貼ってあります。今どこにあるんだろ・・・? ← 現在地、判明!! 2006年5月現在...
すっごく古い本です。 でも、今でも、大事にとってあります。河童さんみたいに絵が描けたら面白そう。ヨーロッパが好きになった原因はこの本かも(*^^*) ワタシの愛読書には、セクシーショットが貼ってあります。今どこにあるんだろ・・・? ← 現在地、判明!! 2006年5月現在、ロシアです。 ワタシは、行ったことがないのに。。。(^^; 可愛がってもらっていることでしょう。 ダスビダ−ニヤ До свидания! 河童(^^)/
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