ロンパーちゃんとふうせん の商品レビュー
文章も絵もタイトルもラストも全てが完璧。素晴らしいな。絵本の完成形と言っても大げさではないのではないかと思った。
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酒井駒子さんの絵はかわいらしくて、自分にはかわいらしすぎるとなかなか手にとらないのですが。 まあでも読んでみるか…と手にしてみたら、なんとまあ素敵な絵本。 風船をもらったとき、指にくくってもらって風船と一緒に帰ってきたとき、風船といっしょにおままごとをするとき、とんでいってしま...
酒井駒子さんの絵はかわいらしくて、自分にはかわいらしすぎるとなかなか手にとらないのですが。 まあでも読んでみるか…と手にしてみたら、なんとまあ素敵な絵本。 風船をもらったとき、指にくくってもらって風船と一緒に帰ってきたとき、風船といっしょにおままごとをするとき、とんでいってしまったとき。 各場面のロンパーちゃんの気持ちがとても細やかに伝わってきます。 と同時に、お母さんのロンパーちゃんを思うやさしい気持ちも。 かわいらしくてやさしくて涙がでそうな1冊です。
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ロンパーちゃんと風船が仲良く遊ぼうとする度に起こる、別れと再会の繰り返しは、なんとも可笑しくて切ないものを感じさせます。 ロンパーちゃんの純粋な風船への思いは、お散歩やおままごとをしているだけの光景であっても、大人になってから読むと、そのひたむきさが胸に来るものがあり、印象的だ...
ロンパーちゃんと風船が仲良く遊ぼうとする度に起こる、別れと再会の繰り返しは、なんとも可笑しくて切ないものを感じさせます。 ロンパーちゃんの純粋な風船への思いは、お散歩やおままごとをしているだけの光景であっても、大人になってから読むと、そのひたむきさが胸に来るものがあり、印象的だったのですが、私的には、お母さんのお子さんへの愛情ある優しい接し方に、何か親子関係の大切さを教えられたような気がして、心を揺さぶられるものがありました。 お母さんの、風船に対するアイデアも、可愛さを伴った素晴らしさがありましたし、その後も、ロンパーちゃんのためにできることを、なんとかしてあげようとする姿には、お子さんもきっと嬉しく感じるのだろうなと・・酒井駒子さんの絵本は、この作品に限らず、そうした素敵なお母さんが本当に多くて、こうした思い出作りが、お互いにとって大切なんだろうなと、真に感じさせるものがありました。
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表紙を見て これおつきさまみたい と言っていたのですが、まさかラストに繫がるとは! 話の内容もよくわかったようで、ロンパーちゃんに共感しているようでした。
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図書館本。酒井駒子さんの静かだけれど、どこか温かさが滲んでいる画風が大好きです。風船あるある話ですが、ふうせんとロンパーちゃんのふれあいが何とも可愛らしいお話でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
酒井駒子さんの描く子供の絵が、子供の体の特徴を本当によく捉えてらして大好きです。 おでこのまるみやぷくっとした頬、キューピーちゃんみたいなおなか、コドモ独特のちょっと熱く湿った感じのする柔らかい髪、見ているだけでなんて可愛いいんだろう!と幸せな気持ちになれます。 風船と遊ぶロンパーちゃんももうただただ可愛くていつまでも眺めていられます。 太陽の光をたくさん浴びたロンパーちゃんの黄色の風船。明るく光ってお月さまにもなれちゃうんですね。 黄色い風船、ちゃんとロンパーちゃんのもとへ帰れますように。
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酒井駒子さん独特の子供目線で展開するストーリーが実に心地よいです。お話を聞いている子どもはロンパーちゃんに共感して、絵本に釘付けになると思います。イタリアで最も名誉ある児童書の賞「Nati per Leggere 賞」を受賞しています、
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4歳5か月 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ またよんであげたい ◯ 〈子〉 初回からくいつく ◯ 何度も読む ◯ 読んでほしいと持ってくることはせず、自分で声に出して読んでいた。 絵が綺麗で、私も大好き。
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なんでだか、大人になった今でも風船って心が踊る だから、子どものときのあのときめきはもっともっと不思議で、風船って不思議な存在だったのかな・・・
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