1,800円以上の注文で送料無料

ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を の商品レビュー

3.7

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

本と『本屋』がスキに…

本と『本屋』がスキになる1冊。楽しく読めました。

文庫OFF

2024/01/29

 一五〇〇〇円の本が売れたら、そりゃバンザイするよ。ハイタッチぐらい付き合ってよ。  95~96年のエッセイ、文庫化は2005年。かなり古いのでだいぶ時代と合わないけど、かつてのVVはこういう感じだったんだな、と。知らんけどな、この時代のVV。 抜粋。 ヴィレッジ・ヴァン...

 一五〇〇〇円の本が売れたら、そりゃバンザイするよ。ハイタッチぐらい付き合ってよ。  95~96年のエッセイ、文庫化は2005年。かなり古いのでだいぶ時代と合わないけど、かつてのVVはこういう感じだったんだな、と。知らんけどな、この時代のVV。 抜粋。 ヴィレッジ・ヴァンガードで本を買ったお客さんが、例えば二〇年経って、その本を手にした時、二〇年前のヴィレッジ・ヴァンガードのことをまざまざと甦らせて、覚えていてくれる、そんな本屋になろう ・本と本にかかわる全ての事務を愛そう。 ・本は売れるものではなく売るものである。 ・客のクレームを喜ぼう。 ・本に対して健全な知識を持っている書店経営者は、利益をあげられる。 ・本屋の棚は店長のささやかな提案が少しと、大部分は客が作るものである。 ・ショップコンセプトのためには売上を下げる勇気を持とう。 ・一冊の本が及ぼす影響について多くの想像力を持とう。 「とりあえず売上は気にするな。客の反応を注意深く見ていろ。客の会話をじっと聞いているのもいいだろう。客がどのように店内を回遊し、どこで立ち止まってどんな行動をするか、しばらくじっと見ていろ。売上を上げる全ての鍵がそこにある」

Posted byブクログ

2021/07/01

ヴィレッジ・ヴァンガードの創業者 菊地 敬一による、起業~30店舗くらいまでの時期に言及したエッセイ+小中規模本屋経営の指南書 1997年の単行本を文庫化したものなので、今読むと時代のズレは結構ある 遊べる本屋のコンセプトの狙いとその実績 一般的な書店には置いていないような本...

ヴィレッジ・ヴァンガードの創業者 菊地 敬一による、起業~30店舗くらいまでの時期に言及したエッセイ+小中規模本屋経営の指南書 1997年の単行本を文庫化したものなので、今読むと時代のズレは結構ある 遊べる本屋のコンセプトの狙いとその実績 一般的な書店には置いていないような本を取りそろえながら、回転率はそんなに悪くないというのは、対象層とのマッチングが上手くいったのだと思う サブカルという文化も発展し、規模も拡大して市民権を得た感がある その流れに寄与したであろうヴレッジ・ヴァンガードという存在 僕も10~15年前くらいはよくお世話になったものだけど、最近は行かなくなったなぁ ちなみに僕がよく行っていた店舗は全て閉店している ドラマの2期でも言及されていたけど、独立店舗から大型商業施設のテナント型に移行した事によって失われたものはあると思う その象徴的なのが、今年(2021年)1月のイースト店の閉店かな かなり初期の頃の店舗というのは知ってたけど、2号店というのは知らなかった 階段を登った先に入り口があって、店内を見下ろしてから入るという特徴 確かにあの眺めは壮観でしたねぇ ドラマの2期では最上もがが店長で、映画ではサブカル文化を守るために立てこもるという舞台にもなったところなのも感慨深い ちなみに、選択肢の中で仲間外れとその理由を述べる店長試験は1問もちゃんと正解できなかった 思ったのと違う理由だったりするんだもんなぁ ま、ヴィレヴァンは一筋縄ではいかないということですね そんなヴィレヴァンも今や上場企業ですもんねぇ ドラマのアフタートークで、昔は変わり者が多かったというエピソードが披露されていた 今もバイトとか社員は変わり者が多いんでしょうかねぇ?

Posted byブクログ

2014/11/10

大人のおもちゃ箱、ヴィレッジバンガードの創業者によるエッセイ集。めちゃ趣味っぽいお店だが、趣味でやってはダメ、という文章に、ハッとさせられる。そういえば、この一言感想は、ヴィレッジのPOPに感化されて始めたんだった。

Posted byブクログ

2014/05/03

本当に濃密な三ヶ月間を過ごさせてもらいました。あの空気を肌で感じることができたのはとても大きな財産です。 http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage188.htm

Posted byブクログ

2016/07/02

ヴィレッジ・ヴァンガードという店主の趣味を色濃く反映したなんでも置いてる雑貨店(?)の一号店がつくられていく過程が綴られている。とても楽しそう。

Posted byブクログ

2013/04/10

ごく控へ目に述べますと、ヴィレッジ・ヴァンガードといふ店はあまり好きぢやないのであります。 2度ほど、退店の際に防犯ゲートが鳴つたことがあります。もちろん悪さをした訳ではなく、出入口附近まで商品が満載で、防犯ゲートのセンサーがタグに反応したと思はれます。 ピーピー鳴つて従業員に呼...

ごく控へ目に述べますと、ヴィレッジ・ヴァンガードといふ店はあまり好きぢやないのであります。 2度ほど、退店の際に防犯ゲートが鳴つたことがあります。もちろん悪さをした訳ではなく、出入口附近まで商品が満載で、防犯ゲートのセンサーがタグに反応したと思はれます。 ピーピー鳴つて従業員に呼び止められる。実に極まりが悪いのであります。店員はエヘラエヘラ笑ひながら「すいませ~ん、また誤作動だと思ひますが...」などとほざく。わたくしは他の客の視線の中で身体検査を受け、もう2度と来るものかと決心するのでした。要するに個人的恨み。 しかし本書は面白いですね。どんな分野にせよ、功なり名遂ぐ人の話は興味深いものであります。 ヴィレッジ・ヴァンガードのやうな店は、チェーン店とは対極に立つ存在と思はれるのに、ここまで多店化できてゐるのは驚異そのものと申せませう。人々は「ワクワク感」や「意外性」を求めてゐるのですね。わたくしは、あの陳列やPOPを見てゐると恥づかしくなつて居たたまれなくなりますが。 店名の命名秘話、開店前の苦労話、個性的なアルバイト諸君、書店に関するQ&A...エッセイ風の文章ですつと読めます。 一番共感したのは、わたくしと同じく清水義範さんのファンであるといふこと。清水作品の愛好者に悪者はゐませんのでね... http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-91.html

Posted byブクログ

2012/11/08

 いつも行くイオンのテナントに入っているので立ち寄ることがある。印象は本屋というよりも雑貨店に近いイメージがする。名古屋が発祥のユニークなお店なのだ。あのゴチャゴチャした雰囲気はドンキホーテに通じ、レトロ感はユーズド衣料販売店に通じる。同じものを大量生産して大量消費する時代から個...

 いつも行くイオンのテナントに入っているので立ち寄ることがある。印象は本屋というよりも雑貨店に近いイメージがする。名古屋が発祥のユニークなお店なのだ。あのゴチャゴチャした雰囲気はドンキホーテに通じ、レトロ感はユーズド衣料販売店に通じる。同じものを大量生産して大量消費する時代から個人のニッチな趣向にあわせた品揃えのお店が人気だ。そんな流れはしばらくつづくだろう。

Posted byブクログ

2012/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ビレッジバンガードの理念 1よい本屋より楽しい本屋を 2金太郎飴のアンチテーゼ 3新刊、ベストセラーの呪縛からの解放 4たくさん売ろうとするのはもうやめよう 5オーナー、店長のパーソナリティ、バックボーンを店に繁栄させよう 6人事生産性、粗利率、交差比率を高めよう 7少数精鋭。 8初期投資を極力抑えよう 9ローコストオペレーション 10B級の矛今持を持とう 11本屋の仕事とそれに係わる事務を愛そう トーハン週報 本の雑誌 オーパス ダ・ヴィンチ 日本書籍総目録 ○週間新刊全店案内 サービス対象のことをもっと考える pop p177 1ひねりを入れる 2明るく朗らかに 3的をつく

Posted byブクログ

2012/06/22

会社を辞める理由を会社の後輩に問われ、その理由を言ったら、 「俺も同じようなこと考えてました!」と言って、貸してくれた本。 この本はワクワクする!勇気が出る! 俺って単純だな~。

Posted byブクログ