スタイルズ荘の怪事件 の商品レビュー
ポワロの最初の事件と…
ポワロの最初の事件ということで、ついひいきにしてしまう1冊 ポアロの技量を疑うヘイスティングスの振る舞いがなんともおもしろい この先のシリーズでもずっと続くポアロの「愛の成就」を複線とした謎解きがクライマックスで深刻さをやわらげている
文庫OFF
クリスティーなので内容についてはまぁ置いておくというか、大体全部普通に面白いか、めっちゃ面白いかのどちらかだし。 内容じゃなくて翻訳で面白いなと思ったのは、ポアロのセリフにやたら出てくる「あなた」。モナミはモナミで出てるし、まさかこの時代ってyouを全部”あなた”って直訳してた...
クリスティーなので内容についてはまぁ置いておくというか、大体全部普通に面白いか、めっちゃ面白いかのどちらかだし。 内容じゃなくて翻訳で面白いなと思ったのは、ポアロのセリフにやたら出てくる「あなた」。モナミはモナミで出てるし、まさかこの時代ってyouを全部”あなた”って直訳してたってことなの?「さようなら、あなた」って、まさかSee youとかだったらどうしよう面白いなと思ったけど、確認はしていない。それからというもの、”あなた”が気になって仕方ない状態で読み進めたけど、でもポアロのセリフ以外ではそこまで出てないような気もするので、違うのかもな。笑
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※盛大なネタバレ注意※ 【事件が事件を呼び、複雑になる】 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 何作かポアロシリーズを読みましたが、書かれた時によってポアロの異なる顔が見られるのが面白いなと思います。初作の今回は「ポアロ登場」で見られるようなヘイスティングスへの尊大さは鳴りを潜め、彼に対して丁寧語(!)、召使いに対しても丁寧に接する、物腰の柔らかなおじ様という印象で、他作と比べるとキャラクターがまだ作られ途中であるのを感じさせました。 叙述トリックをこれ以上ないくらい上手に使いこなしており、また、ヘイスティングスが7月16日・17日を「重要な日」と記したことで(実際とても重要な日ではありましたが)読者の意識をその2日間に集中させておいてからの以外な結末。そうくるか、と舌を巻きました。 ホラー要素もなく、純粋に考えながら楽しめるところも良かったです。
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再読。ポアロ初登場の記念すべき作品。 資産家の老婦人を取り巻く、何やら不穏な気配。 年若い再婚相手、それを疎ましく思う長男、不自然な言動をする小説家の次男、見放されたら行き場のない旧友の娘、魅力的な近所の未亡人など、何かしら怪しく感じられる登場人物たち。 そしてアガサ・クリスティ...
再読。ポアロ初登場の記念すべき作品。 資産家の老婦人を取り巻く、何やら不穏な気配。 年若い再婚相手、それを疎ましく思う長男、不自然な言動をする小説家の次男、見放されたら行き場のない旧友の娘、魅力的な近所の未亡人など、何かしら怪しく感じられる登場人物たち。 そしてアガサ・クリスティーお得意の毒殺に見える死因で事件が始まり、一見、事件とは関係がないように思える小さな事実を、ポアロご自慢の灰色の脳細胞がつなぎ合わせていく。 ヘイスティングスの自信満々な見当違いの推理も、惚れっぽい性格も、シリーズの愛読者としては「これこれ!」と嬉しくなってしまう。 また、本の内容とは関係がないけれど、やはり装丁は真鍋博さんの装画がしっくりくる。
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今更やっとアガサ・クリスティー。デビュー作ということで一冊目に選びました。翻訳物は得意ではなく、こちらもやはり少し読みにくさを感じましたが、それでも推理などは楽しめて、最後はやっぱりアナタでしたかという感じでした。他の作品も読んでみようと思います。
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何度目かの再読。 新訳バージョンではないので多少読みにくさは感じますが、やはりクリスティは面白いです。 ポアロシリーズ第一弾。
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ミステリ。エルキュール・ポアロ。デビュー作。 著者の代表作と思われる作品を中心に10冊読んで、思い出したかのようにデビュー作に挑戦。 オーソドックスな作品という印象。少しロマンス要素強め。 海外ミステリでは、クリスティ作品が一番読みやすいと感じる。この作品もスイスイと3時間ほどで...
ミステリ。エルキュール・ポアロ。デビュー作。 著者の代表作と思われる作品を中心に10冊読んで、思い出したかのようにデビュー作に挑戦。 オーソドックスな作品という印象。少しロマンス要素強め。 海外ミステリでは、クリスティ作品が一番読みやすいと感じる。この作品もスイスイと3時間ほどで読了。 ちなみに、ポアロなのか、ポワロなのか?いまだに分からない。
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クリスティーの処女作にしてポアロ初登場作品。中盤までいろいろな出来事や証拠が提示され、どうなってるのか混乱しそうになるが、最後には全ての事柄が収まるところに見事に収まる。ポアロとヘイスティングズの関係もユーモラスで微笑ましい。何度目かの再読だけど、何度呼んでも面白い!
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章ごとに現れる新しい事実、新しい証拠、新しい証言に翻弄され振り回されている内に、あっという間に最終章にたどりつく、そんな感じです。しかし、実はこのジェットコースターぶりがある種の……。処女作にして、読者がどう反応するか分かり尽くしているこの感じ。大物作家とはこういうものなのか。ホントすごいです。何回読んでも面白いです、この話。
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クリスティ作品は多くが映像化されていますが、特にポワロ物はテビッド・スーシェが有名ですよね( ^ω^ )ちょび髭かわいい かく言う私も、ドラマを粗方見てるせいで、原作読んだつもりになってるクチです( ^ω^ )てへぺろ← でも、さすがに、そし誰・オリ急・アクロイドだけじゃ読んで...
クリスティ作品は多くが映像化されていますが、特にポワロ物はテビッド・スーシェが有名ですよね( ^ω^ )ちょび髭かわいい かく言う私も、ドラマを粗方見てるせいで、原作読んだつもりになってるクチです( ^ω^ )てへぺろ← でも、さすがに、そし誰・オリ急・アクロイドだけじゃ読んでるとは言えないわな〜と、ふと思い立って処女作から読んでみました。 ※※以下、重要なネタバレあります※※ 率直な第一印象は、「読みづらい!」でしたσ(^_^;)うーん 訳が80年代の物だと考えると仕方ないかもしれませんが、それにしても一文一文が長い〜(苦笑)。地の文はもちろん、会話部分も違和感のある言い回しがあったりして、でもこういうところに古式ゆかしい時代を感じられたり…するのかな…← 怪し過ぎる最重要容疑者を、一度は探偵自身が「ある思惑のために」圏外に置いて、最後の最後で土俵に引っ張り込む手腕たるや、愛嬌ある顔してやることはえげつない(笑)。 犯人逮捕の為にやむを得なかったとはいっても、完全に蚊帳の外なヘイスティングス君がさすがにちょっと可哀想でした(笑)。 まあでも、ヘイスティングス君も散々ポワロを「耄碌したか…」やら「気が狂ったか…」やら、大概失礼なことを宣ってますからね(°_°)汗 ノックス御大が主張した、「読者よりもちょっぴりおバカなワトソン君」を地で行っているヘイスティングス君が楽しめます( ^ω^ ) 旧友の正体でスタイルズ荘を訪れたヘイスティングスを待っていたのは、女主人の再婚でギクシャクした一家だった。そんな不穏ながらも何とか保たれていた均衡は、一家の心のよりどころだった女性が屋敷を辞して遂に崩れてしまう。毒殺された屋敷の女主人は、最後に何を伝えようとしたのか?
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