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スタイルズ荘の怪事件 の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2020/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

次から次へと疑わしき人物が入れ替わり、途中からは推測も覚束なるほど話に振り回される感覚が気持ち良い。

Posted byブクログ

2013/10/15

旧友にスタイルズ荘に招かれたヘイスティングズ。そんな中、20歳も下の男と結婚したエミリィが殺されてしまう。犯人は誰?殺害方法は?目的は?ベルギー人のエルキュール・ポアロの灰色の脳細胞が活躍する。 ポアロの始まりの作品でもあり、アガサクリスティの処女作。

Posted byブクログ

2013/07/11

エルキュール・ポワロ初登場作品は、ポワロらしさがたくさん詰まっていた。ひねくれた教育者が魅せる推理劇をぜひ。 スタイルズ荘で起きた殺人事件。 トリックも構図もわかりやすく、登場人物たちの証言は整合性があるように見える。 しかし、ポワロが気にする些細なことから、各人の思惑が明ら...

エルキュール・ポワロ初登場作品は、ポワロらしさがたくさん詰まっていた。ひねくれた教育者が魅せる推理劇をぜひ。 スタイルズ荘で起きた殺人事件。 トリックも構図もわかりやすく、登場人物たちの証言は整合性があるように見える。 しかし、ポワロが気にする些細なことから、各人の思惑が明らかになり…。 そして感じた。ポワロは”ひねくれた教育者”だ。 ヘイスティングズに事実の確認はするが、推理はもったいぶってなかなか教えてくれない。 それに不満を持って読み進めてみると、彼が証拠に気付いたとき驚き、喜び、悩んだ理由が示される。 それはどれも明快な論理なのだ。読者はカタルシスを得る。 うーん、探偵としても教育者としても一本取られた。 そして、助手ヘイスティングズの対応が面白い。 手伝い、戸惑い、時にはひねくれ、でも結局はポワロの力になっていた。こうして名コンビが結成された。 続巻をすでに何冊か読んだが、本作はシンプルかつポワロらしさが特に出ていてよかった。

Posted byブクログ

2012/01/16

アガサクリスティーの有名どころを読んでおかなくては・・・ 「ABC殺人事件」続き手に取ったのが図書館にあったからという理由で。 本自体も、訳も古いので、内容はさておきそっちの方が気になった。

Posted byブクログ

2011/05/19

ヴァンダインの「カブト虫殺人事件」を先に読んでしまっていたのが、私の不幸。個人的軍配はカブト虫に挙がる。

Posted byブクログ

2011/01/21

読後に初めてクリスティーの処女作だと知った。 読者の意識をこんなにも振り回す展開に、ある種の快感を覚えた(笑) 二転三転するストーリーは、やはり読者を引き付けてならない。 ポワロの所作描写に物足りなさを感じたのはデビュー作だからなのかな?

Posted byブクログ

2010/08/18

強烈な読者を別方向に 向けさせるがゆえのトラップが 存分に仕掛けられている 処女作にしては破壊力十分な作品。 たぶん犯人は怪しいと思うはず。 だけれどもそれはだんだん疑いに変わり 最後には、違うよなぁ…と思わせてくれます。 この時点で著者の策にはまってしまっています。 女史に...

強烈な読者を別方向に 向けさせるがゆえのトラップが 存分に仕掛けられている 処女作にしては破壊力十分な作品。 たぶん犯人は怪しいと思うはず。 だけれどもそれはだんだん疑いに変わり 最後には、違うよなぁ…と思わせてくれます。 この時点で著者の策にはまってしまっています。 女史には珍しく法廷シーンもあり 楽しめる作品でした。

Posted byブクログ

2010/08/08

名探偵エルキュール・ポアロの出発点である作品。 頭の良い犯人とその上を行くポアロ。 あっちこっちに振り回された感じはあるものの、最後はしっかり解決して面白かったです。

Posted byブクログ

2009/10/07

エルキュール・ポアロ・シリーズ 傷痍軍人として友人の住むスタイルズ荘に訪れたヘースティングス大尉。当主である女性の死。再婚相手の怪しい行動。再婚相手を嫌う家族たち。 元ベルギー警察の名探偵エルキュール・ポアロ初登場。

Posted byブクログ