明日の広告 の商品レビュー
5年ぶりに読み返してみた。当たり前だけど大切なことを再認識させられた。時代に則した手法、消費者の変化、そして何よりも、まずユーザーを見ることの大切さを思い出した。
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消費者とのコミュニケーションの方法は劇的に変わった。でも、消費者がいなくなるわけじゃない。消費者がコミュニケーションを拒否しているわけでもない。 まずは、相手をよく見よう。好きな人を子細に眺めるように、消費者を眺めよう。そうすれば、色々なことが気づくはずだよ……というメッセージが...
消費者とのコミュニケーションの方法は劇的に変わった。でも、消費者がいなくなるわけじゃない。消費者がコミュニケーションを拒否しているわけでもない。 まずは、相手をよく見よう。好きな人を子細に眺めるように、消費者を眺めよう。そうすれば、色々なことが気づくはずだよ……というメッセージが読後感で残った。
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まだソーシャルという言葉が日本に定着していなかった頃、すでにソーシャルの本質を突き実践した軌跡がこれ一冊でわかるような本です。 広告業と無縁の人にもわかりやすく、かつビジネス書顔負けのアイデア戦略思考が読み取れる“名作”です。
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物凄く簡単に要約すると、広告に関する暗い話が多いけど、工夫次第で広告はもっと輝けるという話。著者は長年広告業界で活躍している人物。 昔の消費者は広告を信用していて、面白い広告を提供すれば商品が売れていた。しかし、今の消費者は厳しく、広告を作る側はもっと消費者の声に耳を傾け、「...
物凄く簡単に要約すると、広告に関する暗い話が多いけど、工夫次第で広告はもっと輝けるという話。著者は長年広告業界で活躍している人物。 昔の消費者は広告を信用していて、面白い広告を提供すれば商品が売れていた。しかし、今の消費者は厳しく、広告を作る側はもっと消費者の声に耳を傾け、「消費者本位」の広告を作らなければならない。考えてみれば、お客さんの声を聞くのは基本中の基本。それを軽視していた今までの広告業界の方がおかしかったのかもね。
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冒頭の引用 「君が人を好きになったときに取るべき最善の方法は、その人のことをきちんと知ろうと目を凝らし、耳をすますことだ。そうすると、君はその人が自分の思っていたよりも単純でないことに気づく。極端なことを言えば、君はその人のことを実は何も知っていなかったのを思い知る。」金城一紀...
冒頭の引用 「君が人を好きになったときに取るべき最善の方法は、その人のことをきちんと知ろうと目を凝らし、耳をすますことだ。そうすると、君はその人が自分の思っていたよりも単純でないことに気づく。極端なことを言えば、君はその人のことを実は何も知っていなかったのを思い知る。」金城一紀著『映画篇』より これが本書のすべてを語っている。 広告に限らず、今のコミュニケーションのあり方について親しみやすい文体で、核心をつく内容が書かれている。特に、スラムダンクの逸話に深く感動しました。
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SNSのPRについては知ってることしか書いてないけど、震災時に有名な施策を行った人なので、日本の事例を知るには最適だった。
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課題図書なので、数年ぶりに読み直す。あらためて勉強になりました。全てをポジティブに捉える姿勢が素晴らしいと思います。
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ネットが普及する以前と以後で、消費者に商品をしってもらう方法(広告)がどのように変わってきたかについて書かれておりますわ。 ネットが普及したからどうこうではなくて、 ここで書かれている内容とは元来大切にしていかなければならない内容だが大切にしていなくても今まではそんなに影響は現...
ネットが普及する以前と以後で、消費者に商品をしってもらう方法(広告)がどのように変わってきたかについて書かれておりますわ。 ネットが普及したからどうこうではなくて、 ここで書かれている内容とは元来大切にしていかなければならない内容だが大切にしていなくても今まではそんなに影響は現れなかった。 それがネット社会(個人情報発信社会)になって、化けの皮がすぐはがされてしまうようになったということ。 そんな風に、解釈しまししたわ。 ある商品があったとして、それを人に売り込むという考えではなく、 その商品を使ってくれる人についてとことん考える。 そんな本当の意味での消費者のことを考えるそんなことの必要性についても書かれておりますな。 こういうことを常に頭の片隅においておいて 色々考えれるとアイデアの幅が広がるってもんですな。
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自分の考えていたことがそのまま書いてくれた本! 昔の広告と今の広告では何が違うのかを ラブレターにたとえて教えてくれたのは とても分かりやすかったです。 ソーシャルメディアの新規性に惑わされることなく 顧客の依頼の本質を探り、 広告をつくっていくその過程を感じることができ、 ...
自分の考えていたことがそのまま書いてくれた本! 昔の広告と今の広告では何が違うのかを ラブレターにたとえて教えてくれたのは とても分かりやすかったです。 ソーシャルメディアの新規性に惑わされることなく 顧客の依頼の本質を探り、 広告をつくっていくその過程を感じることができ、 なんとも言えない感動を感じて 泣きそうになりました。
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職場での広報担当としての業務の参考図書として,上司から勧められ読んでみましたが,広告に限らず,広報の観点でも大変参考になる図書だった。 広告を消費者へのラブレターと例えて,渡す相手をよくよく研究することの重要性を解説しているのが興味深い。 また,ネットを通じた口コミ(商品...
職場での広報担当としての業務の参考図書として,上司から勧められ読んでみましたが,広告に限らず,広報の観点でも大変参考になる図書だった。 広告を消費者へのラブレターと例えて,渡す相手をよくよく研究することの重要性を解説しているのが興味深い。 また,ネットを通じた口コミ(商品レビューやネット動画へのライブコメント等)の従来の広告との関係についての分析も面白い。 全体を通じて,情報を受け取ってほしい相手,「消費者」を良く分析すること,また情報を欲しがっている相手にきちんと届くようにコミュニケーションを選び,プランニングすることが強調されており,広報事業を考えて行くに当たっても全く同じことが言えるのではないかと思った。 新書で短く読みやすく,詳細なハウツー本ではないが,使えそうなアイディアも多いのでお勧めできる本。
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