名前探しの放課後(上) の商品レビュー

辻村深月【著】

2021/06/27

少し構えていたけど、思いのほか重くなかったというか、とても読みやすかった。残された大小の「？」とともに、下巻への期待が高まる上巻でした。

2021/05/09

主人公のいつかが3ヶ月だけタイムスリップし、同級生の自殺を食い止めようとしていく話。いつかが少しずつ仲間を集めていくところとか、等身大の高校生たちの会話とか、思春期の学生たちがつるんだり人間関係に悩んだりとか、面白いし懐かしいし、書き方がうまい。いけすかない河野が少しずつ皆んなの優しさに触れて変わっていくのも微笑ましい。下巻ではどんな話になるのかな

2021/03/11

「秘密の花園」
全ての違和感の正体は。
変えたかった事柄を思い出せなければ、ただ少し既視感のある日常を過ごし同じ結果が訪れるのを待つだけになるんだよな。

「裸の王様」
情報を共有すべき人物。
ショックが大きく記憶が断片的なのかもしれないが、現状を打破するには曖昧な事ばかりで無く決定的な何かが必要だよな。

「オオカミ少年」
協力する為には対価を。
既に準備を整えていた辺りを見ると始めから答えは決まっていたのかもしれないが、返答次第で意思は変わっていたかもな。

「エーミールと探偵たち」
顔合わせと共に今後の。
気味が悪い程タイミング良く見つけたノートに記された事だが、この文章通りだと未来から戻ったのは一人ではないのか。

「星の王子様」
ノートに書かれた意味。
夜散歩と一緒だと思ってたとしても、それ以前に暴行や恐喝など何かしら違和感を抱いたり疑問に思ったりはしないのか。

「みにくいアヒルの子」
目標を持つことにより。
ここまで順調に事が進み過ぎていて忘れかけていたが、未だに誰が何故という部分に関しての記憶が曖昧なままでいいのか。

2020/11/30

他の作品が面白かったから読んでみた。視点がコロコロ変わって感情移入しにくいところがありキャラも少し他の作品と似ている所があるのが残念だが全体を通して読むと面白いので下巻に期待。

2020/05/19

主人公の、依田いつかがタイムスリップするところから始まる物語。最初は読みづらかったけれど、読み進めていくうちに夢中になった。

ただ、あんまり依田いつかは好きになれなかった。しかし、基やあすなに水泳を教えてあげるなどの描写から少しだけ好きになった。

冷たい校舎の時は止まると似てる設定な気がする。

青春ミステリということで途中ゾクゾクして面白かった。下巻期待。

2020/02/06

面白かった。
結末が気になるのももちろんだけど、いつか達の友情も素敵だと思った。
下巻が読み終わり次第総合的な感想を書かせていただきます。

2019/10/21

3ヵ月前の世界に戻ってくる。
友人の自殺を食い止めるため。目的があれば、少しの時間の巻き戻しもアリか。協力者がいてくれればね。

2019/09/15

スロウハイツに続く辻村作品。
青春ものかな、と思いきやいきなり自殺の話から始まり、なんとタイムスリップしてしまったのには驚いた。

途中で遺書のノートが見つかった時にはどきりとさせられ、ぐいぐいと読み進んだ。
果たして彼なのか？続きが気になる。

2019/07/18

突然３か月前に飛ばされてしまった主人公。
この先、自殺をしてしまう同級生を救うために
仲間たちと動き出す

自殺したがっているのは誰か
彼等は救う事ができるのか

主人公「いつか」が本当に「誰か」を忘れているのか
半信半疑のまま上巻読み終わり
急いで下巻に取り掛かります

2022/07/28

2度目？3度目？？の読破！！
もう1回読むと、色々伏線はってあるのがわかって本当に凄い！！
何回読んでもそわっとするし、幸せな気持ちになるし、一回目の時よりみんながめっちゃ好き。
こんな素敵な事が出来る高校生いるかね。
また、絶対読む。