燃えるスカートの少女 の商品レビュー

エイミーベンダー【著】,管啓次郎【訳】

2014/11/15

物語全体に寂しさや、愛おしさが溢れている短編集。

個人的には『思い出す人』、『癒す人』がお気に入りです。

2014/10/26

友だちと遊んでいるうちに、気づいたら知らない街に来ていて、友だちもいなくなっちゃったような、呆然とする読後感。文章はポップでスイートなのに、何かが隠れているような気が許せない不安感。でも、次は？次は？と読んでしまう。

2020/11/24

不思議な雰囲気のお話が集まった短編集。
説明文に、「不可解なのに現実的、暗く明るく、哀しくて愛おしい」とあるのだけど、その説明がまさしくで、秀逸。
日本の作品ではなかなかない感じ。上手く言葉で説明できないので、この本に関しては読んでみるのがいちばんかも。

2014/03/06

「椎名林檎が好きな人にオススメです」というポップに惹かれて、読。

ああ、それを書いた店員さんは椎名林檎わかってないんだなあ、と思った。

面白かったけど。

2014/02/09

短編集
恋人が逆進化した。という出だしに惹かれて購入

話は全て空想系。
恋人が逆進化して猿からミジンコになったり、燃える手を持つ少女だったり・・・。

空想というのはあくまでも極端な比喩であって、もし自分が登場人物だったら・・・と思って読むと楽しいのだろうなぁと思うが、そこまで入り込めなかった。

2013/09/03

『自分はもっと幸せになれるはず』。その信念が無根拠であることに無自覚な人々を、コミカルに／シニカルに、デフォルメ／カリカチュアライズした短編集。現実とのギャップを認められなかったり恨んだり、あるいは乗り越えようとしたり。実はね、交換レートを決めるのは貴女じゃあないんだよ、お嬢さん。さて、おりる？ つづける？

2013/08/29

ファンタジーなのに登場人物の心がすごくリアル。切なくていっぱいいっぱいで壊れてしまいたいのになんだかそれが心地良いたいな。下品な描写や言葉が多く少しうーんとなってしまったけどそれありきのこの独特な雰囲気。

2013/05/02

人生は寂しい。といって
逆進化していった恋人の短編から
始まり、素敵でどこか不思議な短編が続く。
この作者の短編一つ一つの言葉の選び方にたまに泣きそうになる。
きらきらした言葉。不条理でいつも
ハッピーでなくとも、やるせなさすら
愛したくなる、そんな一冊。

2014/05/02

ほんのまくらフェアで購入。
「私の恋人が逆進化している。」

雰囲気はとても好き。
特に「思い出す人」と「私の名前を呼んで」はドンピシャでした。
が、読み進めていく内に「ん？」となることが多くなる。
小説というよりは詩っていったほうがしっくりくるような。
あと、これは翻訳のせいなのか原文がそうなのかわかりませんが……所々言葉がちょっと……下品かなと。と言っても気になったのは一単語ぐらいなんですが。

2013/02/16

「思い出す人」と「酔っ払いのミミ」は好きだけど他はよく分からなかった。もっとたくさん色々な本を読んで、感性を磨いたら楽しめるのかな…。理解できない自分が残念だった。