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先生と僕 の商品レビュー

3.7

155件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    6

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2010/06/20

 この作者の本を初めて手にとりましたが、非常に爽やかで気持よく読むことができました。  ミステリーの推理やトリックの妙を味わいたいけれど、過剰に人が殺されたり血が流れたりするものは読みたくない気分になることがあります。今がその時、ぴったりの本でした。  少年と大学生の人物像も好ま...

 この作者の本を初めて手にとりましたが、非常に爽やかで気持よく読むことができました。  ミステリーの推理やトリックの妙を味わいたいけれど、過剰に人が殺されたり血が流れたりするものは読みたくない気分になることがあります。今がその時、ぴったりの本でした。  少年と大学生の人物像も好ましい。このままテレビドラマ化されそう。話の結末がそれぞれ驚くほどのものではなかったので★4つとしましたが、作者のほかの作品もぜひ読んでみたいと思っています。  

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2010/06/06

こういう生活もあっていいですね。 いいですよね? 何故だか巻き込まれていく先生。 何でも知っていて賢い生徒。 でも1番すごいのはその記憶力です!

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2010/04/22

<内容>「先生と僕」―2人が向かった書店でみかけたもの…?「消えた歌声」―推理小説研究会の仲間と行ったカラオケで…?「逃げ水のいるプール」―区民プールで働くクラスメートが…?「額縁の裏」―繁華街で無料の展覧会に誘われたら…?「見えない盗品」―ペット用品をネットで買おうとしたら…?...

<内容>「先生と僕」―2人が向かった書店でみかけたもの…?「消えた歌声」―推理小説研究会の仲間と行ったカラオケで…?「逃げ水のいるプール」―区民プールで働くクラスメートが…?「額縁の裏」―繁華街で無料の展覧会に誘われたら…?「見えない盗品」―ペット用品をネットで買おうとしたら…?(こわがりな大学生+ミステリ大好き中学生)×謎=名探偵。あなたのまわりのちょっとした事件。先生と僕が解決します。

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2010/04/04

日常の謎を得意とする坂木さんらしいミステリだったが、ちょっと物足りなさを感じた。謎解きよりもかかわった人の心情に重きを置いているので、がちがちの本格ミステリが苦手な人におすすめしたい。

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2010/04/02

やっぱりほんわりした世界をかく作者さんで好きだなv 読後もさわやかというかほわっとした気分になるし(う~ん、うまく表現できない) 伊藤二葉、十八歳。人が殺される本は読めない、極度のこわがり屋なんですけど。 そんな彼が大学入学早々はいったサークルは友達に押し切られて入った『...

やっぱりほんわりした世界をかく作者さんで好きだなv 読後もさわやかというかほわっとした気分になるし(う~ん、うまく表現できない) 伊藤二葉、十八歳。人が殺される本は読めない、極度のこわがり屋なんですけど。 そんな彼が大学入学早々はいったサークルは友達に押し切られて入った『推理小説研究会』 伊藤二葉。押しにはとことん弱い、受け身の十八歳。 流されるままに、生きています。 そしてサークルに入った日にアルバイトナンパされ(笑) 『十三歳、T学園中学一年生。ただいま家庭教師募集中』 これが先生と僕。 伊藤二葉と瀬川隼人の出会い。 でもどう考えても隼人の方が先生っぽいけどね。 読む人に任せたタイトル? 事件を解決といっても本当に小さな事件ばかり。 探偵役は頭が良くてタレント並みの容姿を持っている隼人君。 二葉君は『どんなものも5秒で覚えることができる』というすばらしい特技を持っているもののいつも隼人君にいいように使われてばかり。 まぁでも隼人君が事件解決に使ってくれているから宝の持ち腐れにはなっていないのかな?(笑) 殺人や強盗など血なまぐさい事件じゃないので二葉君なみのこわがりさんでも安心して読んでね♪ そしていつも隼人君がこわがりの二葉君にすすめてくれる殺人のないミステリー本。 機会があったら読んでみたいな。

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2010/04/02

■1004. <読破期間> H22/1/11~H22/1/13 <本の内容> 大学生になった少し怖がり屋の僕は、ひょんなことからミステリー研究会に入る。 同時に家庭教師のアルバイトを始めるが、その教え子は大のミステリー好きだった。 身の回りで起きるちょっとした事件を二人で解決...

■1004. <読破期間> H22/1/11~H22/1/13 <本の内容> 大学生になった少し怖がり屋の僕は、ひょんなことからミステリー研究会に入る。 同時に家庭教師のアルバイトを始めるが、その教え子は大のミステリー好きだった。 身の回りで起きるちょっとした事件を二人で解決していくライトミステリー。

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2010/03/16

ボチボチ面白かったです。 連作短篇集。 日常の謎系です。 可もなく不可もなく・・・・ これと言って心に残ることもありませんでした。

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2010/02/07

主人公である二葉の怖がり具合は少しやり過ぎな感じがしましたが、あそこまでいくと逆に笑ってしまいます。日常の些細なひとコマから、あんなにも極端な、それも負の想像ばかり出来るのは、もうある種の才能かも知れません。例の記憶力はかなり羨ましいですけれど。対する隼人の方は…実在したとすると...

主人公である二葉の怖がり具合は少しやり過ぎな感じがしましたが、あそこまでいくと逆に笑ってしまいます。日常の些細なひとコマから、あんなにも極端な、それも負の想像ばかり出来るのは、もうある種の才能かも知れません。例の記憶力はかなり羨ましいですけれど。対する隼人の方は…実在したとすると、かなり嫌な中学生ですよね。家庭事情とか特に問題があるわけでは無さそうなのに、何故にあんな性格になったのかが謎です。 物語の方は「消えた歌声」や「逃げ水のいるプール」などが、実際にありそうで怖かったです。そして隼人が二葉に出す「宿題」の小説は、どれも読んだことが無いものばかりだったので、機会があれば読んでみたいです。

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2010/01/22

極度の怖がりで、人が殺される推理小説は読めない『伊藤二葉』。大学の友人に『推理称小説研究会』誘われ、困っていたところ、一人の少年と出会い、アルバイトを持ちかけられる。その少年の名は『瀬川隼人』、中学1年生。彼は名目だけの家庭教師を探していたのだった。 2人が出会う、ちょっと不思...

極度の怖がりで、人が殺される推理小説は読めない『伊藤二葉』。大学の友人に『推理称小説研究会』誘われ、困っていたところ、一人の少年と出会い、アルバイトを持ちかけられる。その少年の名は『瀬川隼人』、中学1年生。彼は名目だけの家庭教師を探していたのだった。 2人が出会う、ちょっと不思議な物事や人物。ミステリー好きの『隼人』に引きずられるようにいつしか『二葉』も真相を探していく。 あいかわらず、プチミステリーの坂木先生。でも、登場人物が優しくて、じ~んとさせてくれるのも相変わらずでうれしいです。 聡明で、無邪気な子供と、冷めた大人の顔を併せ持つ少年に対し、大人であるはずの怖がりで少々(だいぶ)頼りない主人公。師弟が逆転しているような状態だけど、そこはそれ、何気なく別角度からの見方を気づかせてくれたり・・なんかいいです、このコンビ。お互いに刺激し合える関係っていいよね。 ほんと、いつもながら癒される。

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2011/06/29

極度の怖がりで悪い方の想像力妄想力がたくまし過ぎてミステリも読めないのに友達に引きずらて推理小説研究会というサークルに入ってしまった18歳気弱男子双葉。妙にませた中学生隼人に声をかけられ家庭教師の「フリ」をすることに。この隼人がミステリや謎が大好きで一緒にいると怪しい素振りのヤツ...

極度の怖がりで悪い方の想像力妄想力がたくまし過ぎてミステリも読めないのに友達に引きずらて推理小説研究会というサークルに入ってしまった18歳気弱男子双葉。妙にませた中学生隼人に声をかけられ家庭教師の「フリ」をすることに。この隼人がミステリや謎が大好きで一緒にいると怪しい素振りのヤツやネットの意味不明な掲示板から推理して犯罪を防いだりと、気弱な年上大学生をワトソン役に活躍するという短編連作。双葉のサークル活動のためにと毎回隼人おすすめの怖くないコージーミステリが一冊紹介されるのでそれらを読んでみるというのも楽しそう。

Posted byブクログ